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おっぱいに学ぶ5つのチカラ

私が初めておっぱいに目覚めたのは、10歳のときでした。『マジンガーZ』に登場するアフロダイAのおっぱいミサイル。そして、『キューティーハニー』で変身する如月ハニー。どちらも永井豪先生の作品です。

以後、『GORO』や『週刊プレイボーイ』などの雑誌グラビアに始まり、アグネス・ラム、河合奈保子、優香、杉原杏璃といったアイドルまで、おっぱいは、いつの時代も私を魅了し続けてきました。

「色が白いは七難隠す」ということわざがありますが、私にとって「乳がデカいは七難隠す」こそ、真理でした。

おっぱいに学ぶコンテンツ力

男性にとっては見たい、触わりたいと願う憧れであり、女性にとっては美しくありたい、大きくなりたいと願う憧れであるおっぱい。『キューティーハニー』以来、今日に至るまで私を支配してきたおっぱいの魅力——コンテンツ力について、ちょっと考えてみたいと思います。

おっぱいには、コンテンツがつまっています。そのコンテンツは5つの力を持っています。どんなコンテンツを作るときにも、あるいはコンテンツマーケティングを実施するときに必ずや役立つことでしょう。

#1  意外性 

#2  幸せな気分 

#3  歴史の重み

#4  奥ゆかしさ 

#5  希少性 


#1  意外性

おっぱいは常に意外性に満ちています。この神秘的な聖なる膨らみに胸キュンせざるを得ません。10歳の少年は、『キューティーハニー』の「ハニーフラッシュ!」の叫びとともに展開されるほんの数秒の変身シーンにどれだけ胸踊らせたことか。もちろん子ども向けアニメですから、乳首なんて描かれていません。しかし、いまもあの変身シーンを凌ぐドキドキ感は体験したことがありません。

100人いれば100通りのおっぱいがあります。顔や指紋と同じように同じおっぱいはひとつもありません。大きさも形も柔らかさも千差万別です。だからこそ、秘められたおっぱいを想像することにみんなワクワクドキドキするのです。何が出てきてもうれしいガチャポンのように。

はじめからオチがわかっていたら、人はストーリーを楽しめません。何が起こるかわからないから、何が出てくるかわからないから、期待感に胸を膨らませ、心躍るのです。

私が『キューティーハニー』のたった数秒の変身シーンに胸踊らせたように。

#2  幸せな気分 

それが着衣であろうと、ビキニであろうと、裸体であろうと、おっぱいの膨らみに幸福感を抱かない人はいないでしょう。男にとっては女性のセックスアピールの最終兵器であり、赤ちゃんにとっては母性の象徴。それは優しさと心地よさと安寧の世界。

素粒子の世界から宇宙まで森羅万象は、すべて円を描き、丸みを形成します。そのフォルムはまさに生命の源を象徴しています。だからこそ、人はおっぱいに安らぎと癒やしと幸せを憶えるのでしょう。

コンテンツを作るとき、自問自答してみましょう。自分が作ったコンテンツは、ユーザー(読者・消費者)に無条件に安らぎと癒やしと幸せを与えられているか? ユーザーの生活をさらによくするだろうか? と。あなたはおっぱい以上の愛をユーザーに与えられていますか? もしあなたのコンテンツが、誰かの一日をより有意義で幸せにできるのなら、あなたのコンテンツは間違っていません。

#3  歴史の重み

おっぱいは目を引きます。大きければ大きいほど注目されます。有史以来、古今東西、その時代によって、大きいおっぱいが重宝される時代もあれば、小さいおっぱいが注目される時代もあったようです。

遠くいにしえのギリシア時代は女神アフロディーテが現れました。

詩人のランボーはアフロディーテについて詠います(ランボー全詩集より)

「海のアフロディーテよ!ーおお!行く手はつらい、別の神がぼくたちをその十字架につなぎとめてからというもの。(中略) 

魂がもち上げるその巨大な乳房が神のように愛からなり、女のように肉からなっているのを、そして樹液と光線で太る乳房がひしめくすべての肝芽を閉じ込めて」と。

聖書ではエバのおっぱいが原罪を負わされ、聖母マリアのおっぱいは、救世主(キリスト)を育てる象徴ととして描かれます。

時代によってさまざまな宿命を背負わされてきたおっぱい。それは、人類史に連綿と語り継がれる神秘と憧憬の象徴なのです。

一時の流行ではなく、永久に朽ちることなく語り継がれるコンテンツには重みがあります。歴史に学び、新しきを生み、世に遺していくーーそれがコンテンツを作る者の矜持と悦びなのです。

#4  奥ゆかしさ 

奥ゆかしいーーその語源を見てみましょう。Yahoo!辞書によると…

1) 深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。

2)「奥行かし」で、心がひかれる意から、奥にひそむものに強く心がひかれる。さらによく知りたい。

まさに、おっぱいを表現しているではありませんか!

『源氏物語』の若紫二章には、こんな一文があります。

「ねび行かむさまゆかしき人かな」

現代語に訳すと

「成長していく先を見てみたい人だな」

まさに、おっぱいを表現しているではありませんか!

いかにも日本人らしい美徳です。奥ゆかしい——それは焦らしとチラ見せの真髄とでも言えましょうか。東大寺の大仏殿、秘宝館、貸切風呂、祇園……たしかに日本にはそんな「奥ゆかしい」伝統文化が数多くあります。

自己主張をするのではなく、慎ましくそこに存在するだけで、気づいたらユーザーはいつの間にか、おっぱいに興味・関心を抱き、虜になっている——。

「訪問客→見込み客→新規顧客→優良顧客」という購買ファネルのサイクルに導くコンテンツマーケティングは、従来のふてぶてしい強引なプッシュメディアから一歩引いて、ユーザーに奥ゆかしい(その先の奥まで見てみたい)と思わせる戦略なのです。

「奥ゆかしい」——この美徳を生かしながらコンテンツマーケティングを活用することが、勝者になる第一歩なのです。

#5  希少性 

トリンプ調べによると、女性が理想とするブラジャーのサイズはCカップが最も多いそうですが、安田理央著『巨乳の誕生』によると、アダルトビデオで最も人気があるのはEカップの女優だそうです。

一方、トリンプ調べ(2004年)による日本人女性のカップ比率を見ると、FカップとGカップを合わせてもわずか2.7%! 日本人にとって、Fカップ以上は希少性がとても高いことがわかります。

AカップもDカップの半数で、それなりに少ないですが10人に一人。しかし、Gカップに至っては167人に一人です。

Aカップ10.2%

Bカップ27.8%

Cカップ27.8%

Dカップ21.5%

Eカップ10.0%

Fカップ2.1%

Gカップ0.6%

顔もかわいいGカップやHカップのグラビアアイドルは、まさに選ばれし天女なのです。

金やダイヤモンドやキャビアを例に出すまでもなく、希少であることは、市場においてそれだけで高い価値を生みます。希少だからこそ、私たちはそれを有難がり、愛おしく思い、大切にするのです。

コンテンツも然り。

どこにでもある、ありふれたコンテンツには誰も価値を見出しません。Webメディアには、どこかでコピペした二次情報が溢れていますが、いくら安く作れると言っても、クズコンテンツを量産することに意味はありません。

ひとつとして同じおっぱいがないように、コンテンツもオンリーワンのオリジナリティがなければ価値は生まれません。そして、希少性の高いコンテンツこそが、Gカップのように付加価値を持ち、ユーザーを魅了するのです。

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おっぱいは、私たちの日常に、多大な癒やしと刺激をいつも与えてくれます。ふだんは奥ゆかしく縛られ拘束されるおっぱい。そんなおっぱいが解放されたとき、それはこの世で最も美しい存在として、輝きを放ちます。 

おっぱいのコンテンツ力は無敵です。だからといって、私たちはすべてのコンテンツをおっぱいに置き換えるわけにはいきません。

だから、どんな商品でもサービスでも、おっぱいが持つ5つの魅力に学び、そこに新たな物語を添えれば、きっとおっぱいに勝るとも劣らない、コンテンツ力を身につけることができるでしょう。

『巨乳の誕生』

『巨乳はうらやましいか Hカップ記者が見た現代おっぱい事情』


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