元々、物書きになりたいなんぞと

随分、昔の話であるが、長く闘病する時期があり、本を読むほどに回復したとき、ひたすら本と戯れた。
5か月弱の入院生活で、元気をもらったのは、本と駄文を書くノートであった。
自分がちょっと書いた書評が、大学生協の冊子に掲載されたりするのが、唯一の楽しみだったように思う。
その時のペンネームが、高馬憧雪 であるがあるが、一字もじって高賀憧雪とした。当時の友人にも、勧められた名前である。
あの頃は、ちょっとしたものでも良いからと物書きの仕事にできればと思っていたことを思い出す。

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