降雪と積雪

本日は2019年2月8日です。先ほど、天気予報を見ておりましたら、どうやら関東地方でも雪が降るという予報だそうです。

その中で、ある方の言葉に「明日の予想降雪量は5センチから10センチ」とありました。

ちょっと混乱しました、なぜだか。降雪と積雪。違いはわかっていたつもりですが、改めて学び直そうと思います。

降雪

まさに「降る雪」のことです。”降雪量”というのは、「ある一定の時間の中で積もった雪の深さ」を言い表します。

積雪

こちらもまさに「積もった雪」のことです。”積雪量”というのは、「自然の状態で積もったある時点の雪の深さ」を言い表します。

よって上記の「明日の降雪量」というのは、「明日24時間(9日0時から10日0時まで)という一定の時間で積もる雪が5センチから10センチ」ということになります。
一方、「現在の〇〇市の雪は何センチです」というのは、その時点なので「積雪量」ということになります。

そうです、混乱したのも「明日」という言葉には「明日という時点」とも、「明日という1日の一定時間」とも取れたからです。長い言い回しですけど「明日◯時までの24時間に予想される降雪量」とすれば、私みたいな”細かいことが気になるめんどくさい人”には良いのかもしれませんね。

ちなみに気象庁の予報用語「降雪」「降雪の深さ」にはこうありました。

【降雪】
備考 やや専門的な用語なので「雪が降る」などの説明を付ける。
【降雪の深さ】
備考 期間を明記する。府県気象情報等ではアメダスの積雪深計についても積雪差の正の値の合計を「降雪の深さ」として用いる。


※参考資料




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