Naru

宝塚市役所で働く公務員です。カウンターを通して、日々多くの方と接点を持ち、多くの学びを…

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宝塚市役所で働く公務員です。カウンターを通して、日々多くの方と接点を持ち、多くの学びをいただいてます。現在のメイン業務は国民年金です。これがまた面白い!意外でしょ?

マガジン

  • モリゼミ Season1

    • 160本

    Season1ゼミ生による、ゼミでの学びをジャーナリングしていくマガジン。Season1のテーマは1.デンマーク(民主主義教育)2.エストニア(デジタル)3.オランダ(多様性)4.台湾(民主主義政治)同じテーマでも、取り組む人によって学びや視点はさまざま。さぁ、どのようなストーリーができていくのか!2020/5~2020/10までの半年間、楽しみながら駆け抜けていきましょう☆

最近の記事

モリゼミで学んだこと

半年間、オンラインで学んできたモリゼミが終ってしまう。 若干、ロスになりつつある私。。 学んできたことを整理するためにも、この記事を書きます。 ①オンラインで新たなつながりと発信の場を得られたこと 正直言って、私はまったくデジタルネイティブではなく、基本的に大事なことは会って話さなきゃ、と思うたちでして。 その私が、オンラインでこれだけ深いコミュニケーションを得られたこと、そしてこのNOTEも含めて、発信の場を得らえたことは、とてもありがたかった。 特にモリゼミは、行政関係

    • 根底にある文化、について

      モリゼミのオープンレクチャ最終回が終わってしまった。 再来週のクローズドゼミで、半年間のモリゼミseason1自体が終わってしまう。すでに、ちょっとしたロス体験に陥っている私。。。 何が、こんなに惹きつけるのだろう。 集まったメンバーの多様性と愉快さ。 モリさんとスタッフメンバーの巧みな捌き。 選ばれたテーマについての真摯な議論。 どれも真実だろうと思う。 でも、あえて言うなら、モリゼミのエッセンスは、 「根底にある文化」へのレスペクト、なんじゃないか、 と思っている。

      • 小さなイノベーション

        社会を、というよりももっともっと小さな局面で、たった一人の意識を変えるためにでも、小さな小さなイノベーションが果たす役割は、思ったより小さくない。 昨日の#モリゼミ第5回クローズドゼミでは、そうした小さな一歩を踏み出すためのワークショップが開かれた。デンマークチームでは、私の友人で姫路市立手柄小学校教諭の三浦一郎さんをはじめ4名のゲストをお招きした。 でも、実はデンマークチームに三浦さんをお招きすることについて、自信があったわけではない。正直言って私自身、三浦さんの活動を

        • いま本当にやりたいことは何だろうか?

          モリゼミ、後半戦に突入しました。 昨日のオープンレクは、森さんが大好きなスペイン・バスク州にあるサン・セバスティアン。美食(ガストロノミー)のまち。 いきなり余談だけど、サン・セバスティアンってキリスト教の聖人の名前でしょ?バスク語では、ドノスティアっていうらしい。今は公式名称として、Donostia-San Sebastián、って形でハイフン連結しているそうです。 スペインでは、他の州でもカタルーニャ語、ガリシア語といった風にそれぞれの歴史をもった言語が公用語として

        モリゼミで学んだこと

        マガジン

        • モリゼミ Season1
          160本

        記事

          2020年9月朔日

          虫の声に誘われて 夜の帳に分け入りぬ 月の光に惑わされ 行方も知らね去年の道 行方も知らぬ我らの道 知らぬ行方を識るものか 知らねば識らむ吾が道を 虫の調べに誘われて 9月朔日はや刈入れ時 虫の調べはポリリズム 吾が標しらむ汝が調べ 汝が道ぞ行け汝が拍子 ちりりりりりんちりりちりりりん ちりりりりんちりりりちりりりん 夜道往けば木々の月影 稲穂の陰に蟋蟀の羽音 ちりりりりりんちりりちりりりん ちりりりりんちりりりちりりりん 永遠のポリリズム ループ無限大 通奏低音 ベ

          2020年9月朔日

          台湾は台湾、香港は香港

          台湾チームで課題図書に挙げられていた「台湾とは何か」の著者である野嶋剛さんに、8/11インタビューすることができた。ちょうど最新刊の「香港とは何か」を上梓されたところで、早速購入。最近たくさん積ん読かれているその他の本を横目に、パラパラと読み始めたら、もう一気通貫で読み終えてしまった。 2019年は香港にとって激動の一年であった。2月に逃亡犯条例の改正案を香港政府が立法会へ提出したことへの反発からデモが始まり、いわゆる民主派、さらには香港を本土(故郷)と考える本土派の若者た

          台湾は台湾、香港は香港

          人と人、人と地球の共生のために

          モリゼミ・オープンレクチャ。昨日のテーマは、オランダ! なかでも、気候変動との「付き合い方」を学ぶこと。 もともとオランダは、ライン川の河口部分の低地帯で、洪水などの風水害に散々苦しめられてきた地域。そして、それなのに、それだから?堤防を築き土地を守るだけではなく、堤防と風車による排水で土地を増やすことを続けてきた。オランダ語で干拓地のことをポルダーというらしい。 干拓地を維持、管理するために、ダイクラーフと呼ばれる水管理委員長に堤防管理の権限を集め、身分や階層を超えた協力

          人と人、人と地球の共生のために

          #モリゼミ 大プレゼン大会

          アウトプットは難しい。たぶん、一般的にそう。 人に何かを伝える、というのはやっぱり簡単じゃない。 特に、みんなが知ってる事ではなく、 初めて聞く人にもわかるように、 シンプルなのに筋がとおったプレゼンは、 膨大なインプットと情報を削ぎ落していく勇気と、 心を揺さぶるようなビジュアル・センスと、 それをやり抜くガッツが必要だ。 今回のモリゼミは、4つのチームがそれぞれデンマーク、エストニア、 台湾、オランダについて、これまで3カ月に学んできたことを伝え合う、 大プレゼン大会

          #モリゼミ 大プレゼン大会

          #モリゼミ 台湾オープンレク(その後)

          オープンゼミから一夜明け、少し熱が冷めてきた頭でこの文章を書いてみる。メモみたいな内容だけど、ご容赦を! ・ある地域の政治文化を考える上で、空間(公共空間)についての考え方を切り口にするのは、とてもよいアイディアだと思う。 昔、造園やランドスケープを専門に研究していた先輩がいて、ワークショップの技法を教えてくれた。25年ほど前の話し。そうか、参加型の意思決定の仕組みはあり得るんだ!と目からウロコだった事を思い出す。 実際の行政現場で、住民参加を仕組みとして実装できているかと

          #モリゼミ 台湾オープンレク(その後)

          【モリゼミ】そもそもゼミナールというもの

          みんなで学ぶということの面白さ! 最近、学びが一方向になりがちでしたが、改めて今日のモリゼミ(デンマークチームの延長戦。。及びその後の雑談も含めて)で改めて感じた次第。 一つのテーマ、例えばデンマークの民主主義教育、といっても、それ見るまなざしが複線化することで、立体的、客観的になっていく。 客観的認識、というものは存在しえない、ただすべてが相対的、てんでバラバラというわけでもない。認識がより客観的であるための条件、それは複数の主観が織りなすところの間主観性。 この学

          【モリゼミ】そもそもゼミナールというもの

          デンマルク国の不思議

          むかし、欧州は北の方にデンマルクなる国の不思議なお話があった。 世は仏蘭西国の皇帝ナポレオンの時代、デンマルク国は戦に敗れ諸色高騰、下々は誇りをなくして、茫然としておったとな。 そこに一人の神の人グルントヴィ翁があらわれ、斯くのたまいき。曰く 文字は殺し、霊は活かす。生きた言葉を語れ。人は神の霊が宿る器なればなり。羅馬法王のもと羅甸語の聖典を学ぶは死の教え也、人を活かし豊かな実りをもたらすは真の学び也。故にわれらの言葉、デンマルク語でこそ教えまた語るべし。 翁の言葉に

          デンマルク国の不思議

          森ゼミスタート #モリゼミ

          いったいいつ以来だろう、こんな集中的に学ぶことになるのは。。 ZOOMでオンラインMTをすることにもまだ慣れてはいないのだが、こうしてゼミに参加して、仲間と学びを深めることができれば、公務員生活22年目のエポックになるはず。 ゼミのテーマの中から、デンマークの民主主義教育と台湾の民主主義政治を選んだ。二つも同時にできるのか、とっても不安だが、やってみよう。 今回の大きなテーマが、アウトプットの技法かもしれない。もちろん、デンマークも台湾も深く知るわけでないから、インプッ

          森ゼミスタート #モリゼミ