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団栗

買い物がてら歩いてきました。
駅東通りを東に向かうと城東公園に出ます。ここは高い樹木が聳え立っていて風通しの良い公園です。
脚慣らしには良い距離なのですが、雨続きで歩けませんでした。久しぶりの秋日和で良い散歩になります。
クリスマスローズが手入れされて草丈が伸び、花はまだ咲いていませんがよく茂っています。その間に団栗がたくさん落ちています。
孫はもう11歳になって団栗を喜ぶ齢ではありませんが、自分の子供のころを思い出して拾いたくなります。
団栗の頭に2Φくらいの穴をあけて、3センチくらいの釘であけた穴から中身を掻き出します。中身をすっかり掻き出して皮だけになった団栗の穴を、角度をを工夫して強く吹くと虎落笛のような音がします。音程は変えられないのですが、吹いて遊んだものでした。
団栗の頭から尻迄竹串を突き通すと真っ直ぐには通しにくいので、頭から中くらいまで突き刺し、尻から突き刺すとほぼ真っ直ぐに突き刺すことができます。竹串を適当に切り独楽にします。
独楽にする団栗は形が悪いとよく回りません。

妹が4人弟が1人いました。近所の子ともよく遊びました。お金をかけない玩具は貴重でした。

思い出して拾っても孫は、喜んでもらえる年齢を過ぎてしまいました。
何年か前に作った句、

「団栗の笛団栗の独楽孫が来るぞ」
どんぐりのふえ どんぐりのこま まごがくるぞ
                      2022年10月8日
追伸
めったに批評しない妻が字余りの三段切れ、と酷評しています。




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