見出し画像

#30 0から1を生み出す

****

一番の先輩は後輩だよ、常に新しいんだから

****

画像7

note連携用としてのTwitterアカウントを作ってみたのですが、未だにうまく使えてるような気がしませんwとりあえず今までの記事をリンクしてるのですが、ちゃんと世の中に届いてるかどうか不明‥‥やぱフォローとかしなきゃなのかなぁ。

それはさておき。

よさこい関係の呟きって結構あるのね‥‥もっとニッチな業界かと思ってましたが(笑)
ハッシュタグ?を検索すれば、ある程度関心のある話題を目にすることができる、という知恵はnoteで身に着けたので(今頃ですが)先日のバーチャル・バサカニ企画(#バチャカニ)の発信を色々と眺めていました。

そんな中で一つ、今回のバサカニ企画の感想というか、今後のお祭りに関して思う事を綴られている方の発信を見ることがあって、「なるほどな~そういう見方もあるのか‥‥」と少なからず思う事があったので、少し騙ってみたいと思います。

大前提として、文章で発信してる内容は必ずしも筆者が思った通りに読者に受け止められるとは限りません。むしろ逆説的に受け止められる事もしばしば。なので、あくまで「自分はこう思った」「自分はこう受け取った」という自己解釈であるという事を念頭に入れて頂ければ幸いです。


1.概要

名称未設定のデザイン

考察の発端となった発信ですが、要約すると‥‥

・リアル開催に代わる盛り上げの一つとして、主催側よりオンラインでの自由振付企画が呼びかけられた。

・毎年1万人近くの参加者がいるにも関わらず、この企画の参加人数があまり多くなかった。

・「なんで協力しないの?みんな実のところはお祭りそのものにはあまり興味ないんじゃない?」

‥‥といった内容でした。

その後の文章は、お祭りには感謝と敬意を持って‥‥等の内容でしたが、ここは言わずもがなの事なので割愛します。激しく同意

なのでこの文章から考察できた自分の考えについて記したいと思います。


2.「誰でも参加できる」けど誰が参加できるの?

画像2

今回主題(主因?)になったのはオンライン企画の参加者の少なさ、だった訳ですが、これって少なかったのかな?って思うところありまして。

例えば、今年もリアル開催されてたら例年相当の1万人が参加していたとします。この中には踊り子もいますが、当然見に来ただけ、撮影のみ、友人に会う‥‥等の観客がいます。近隣の見物客もいます。

どまつりとかでしたら観客動員数220万人に対し参加者数は2.3万人くらいなので、ざっくり9:1ですが、これをそのままバサカニに当てはめちゃうと、踊り子1000人くらいしかいない事になっちゃうので、まぁおおざっぱに5:5としてみます。

バサカニは10~30人くらいの企画チームが多いので、100人超えのチームがいくつかあることを考慮としても、平均25人くらい×200超チームで5000人。体感的にもそのくらいかな?(大分乱暴な計算ですが;)

その中で大多数の踊り子はチームの募集に参加してるだけの一般人で、クリエイションなんてやれません(誰でもできますが「やりません」)チームの中で振付能力が行使できる人はまぁ多くて2~3人でしょう。ほとんどの小規模チームは大体1人です。

更にその中で、「短時間で簡単に作れる人」「時間をかけて作る人」等色んなタイプがあり、今回の企画情報を「事前に知っていて」それでいて「踊りを作りたい」って言うと‥‥大分限られた人数になるんじゃないかな?

もちろん振付師しか参加できない訳ではないし、「祭りに協力したい」という動機の人もいるので一概には言えませんが、「誰でも参加できる企画」が、実際に「誰でも参加したくなる」までには、様々なフィルターがかかって実人数は相当絞られている、と思うのです。

大多数の”wish”は「コスプレをしたい」「アニメや流行歌の踊りをしたい」「他にはない奇抜なことをしたい」であって、義侠心や義務感で動ける人は多くない‥‥「やりたいこと」じゃないと熱は沸かないんですよね、やっぱり。

だからこそ「信念」で動ける人ってかっこよくて、貴重で、尊敬に値するのですが。

3.集まった人数って少ない?

画像3

前述した通り、今回の企画に参加できる適性があった人ってそんなに多くないと思うのですが、結果として20件のエントリーがあったそうです。これって少ないかな?と。もちろん「すごく多い!」とまで言うつもりはありませんが、いきなりSNSで「自由振付企画やります!」って告知して、20件集まれば十分な数だと思います。最初のダンアモやコスプレコンテストの人数って現地勧誘であの人数ですよ?(笑)

成功か失敗かと言われたら、普通に成功なんじゃないでしょうか?企画書とかで「目標:エントリー数100件!」とかブチ上げていたなら話は別ですが、エントリー0だった訳でも、企画ができなかった訳でもない。イベント開催困難なこの状況下での特別措置企画であれば、企画・実施が完了しただけで大成功だと思います。

最初の一歩」を踏み出す事ってすごいこと。「0から1を生み出す」エネルギーってものすごく大きい。今回はそれができた。

これを足掛かりに、何かその先に大きなビジョンを描くのか、発展させていくのか、その為の議論なら意味はあると思いますが、最初の1回の結果だけで「参加者が非協力的すぎる」「祭りが衰退してる」と判断するのは‥‥?と思います。

実際、よさこい界のピークは過ぎてるとは思います。衰退を危惧する気持ちも解ります。でも、余り恐れ過ぎなくてもいいんじゃないかな、とも思います。

高知以外のよさこいイベントは、ほとんどが20~30年前に作られたもの。多くはノウハウも何も知らない学生や、商店街の方々0から手作りで作り上げてきたものです。それはひょっとしたらその時代が追い風になったものもありますが、現代ではもう無理、ということは絶対ありません。むしろやりやすい時代かと思います。

消えるものは消える、これは自然なこと。隆盛があれば必ず衰退の時は来る。でも、まだまだ消えないと思うんですよ。例え規制されたって、完全に火を消すことは無理。やる奴は必ずやる。昔、おおっぴらには出来ない「暗黒よさこい祭り」って企画もありましたしね(笑)

今の社会状況で、不安や心配は解りますが、一度に多くを求め過ぎるべきではないかと。まずは身の回りの「やりたいこと」「できること」をやればいい。そのやりたいことの楽しみの途上に「するべきこと」があれば、取り組めばいい。それはもう、義務でも何でもなく感じてるはずだから。

衰退に怯えるな

弱体も変化だ

カラ回りしてスベっても元気な証拠だ(笑)

何もないところから作りあげた時代がある。それに比べればどってことはない。無くなったって、欲しけりゃまた作ればいい。いつの時代、どこの場所にも必ず、そんなエネルギーを持っている人がいる。自分が知らない世界にはまだまだ大馬鹿野郎はいくらでもいる。

いやホント、この業界バカばっかりなんだよねぇ(笑)

4.この発信者のすごさ

名称未設定のデザイン (1)

きっかけとなった発信者の意見には肯定する意図も否定する意図もないです。ただこの筆者さんが「自分は参加してないけど、他者にはもの申す!」と明言してるところは「この人すごいな」と思いました。

これは嫌味でも皮肉でもありません。だってすごいじゃないですか、安全圏からモノ言ってたっていいのに、わざわざ相手の手が届くところまでやってきて煽るんだもの。殴られるつもりで殴りに来てる覚悟を感じる。

完全に持論ですが、ネットでの発信でその人のというか、が不思議と見て取れます。

・自分の知識、気持ちだけで理想論を語り、他人の意見に耳を貸さない。かつ自身への否定は受け付けない。これは低ランクの人間です。自分もこの層です(笑)

・今回の筆者さんみたいに、自分を棚に上げても言いたい事は言う。必要な事は衝突しても発信する。ただし実行や実現が必ずしも伴っているとは限らない。中ランクの人間ですね。顔出ししてるコメンテーターや評論家などもこの部類。

・更に上級になると、発信した内容をちゃんと実践し、かつ結果まで出している人達。有言実行してる方々は上ランクと言える人間ですね。著名人、アーティストなどに多いかな。

ちなみに最上級の部類は何の言葉もなく、粛々と結果を出している方々ですけどね。いちいち言わない方がホントはカッコいい(笑)

・むすびに

画像5

今回の話題でたくさんの気づき、影響を受けました。共感は少なかったですが(祭りへの感謝と敬意という部分くらい)その事で「自分ならこう思うな」という考えをまとめることができました。

それを改めて振り返ってみると‥‥みんながみんな自分みたいな考えだったら‥‥

今年でよさこい全部無くなるな、うん(笑)

だから色んな人が真剣に心配して、必死こいてやった方がいいよ多分!!

げんたろー

‥‥まぁ、嘘ですけど(夢乃幻太郎風)

冗長でとりとめのない文章、失礼しましたm(_ _)m


まだまだ何かをサポートして頂ける様な大層な書き手じゃないのでサポートなんて恐れ多くてとてもとても…>゜))))彡