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置かれた場所で咲けないことに気付いた中年サラリーマン

目の前の仕事に没頭していると危険

私は現在40代の独身サラリーマン。
新卒で努めた会社で20年以上勤めています。
やってきた業務は様々で、部署移動も経験しつつ、その時々で上から言われた仕事を愚直にこなしてきました。
通勤が片道2時間半かかるお客様のところに通ったり、急な地方への転勤を言い渡されたり、よくあるサラリーマンの苦労も味わいながら過ごしてきたつもりです。

基本的には目の前の仕事に没頭、いや、正確には振られた仕事を無意識に、こなしてきました。
振られた仕事が自分のキャリアに役立つ仕事なのか、本当は考える必要があるのですが、何も考えず「だりぃなぁ。でも仕事だし頑張るかぁ。」といった具合です。

自己主張がないと、キャリアに軸が作られず、都合よく作業員として扱われます。
結果、出来上がったのは「キャリアに一貫性のないおじさん社員」です。
いろんな仕事をやってきたものの、それぞれの経験に深みがなく、連続性もないため、強みと呼べる武器がないのです。

40代でサラリーマン人生は確定する

40代になると同期で入社した社員の中でも出世に大きな差がでてきます。
人によっては管理職になり、結構な人数を束ねて会社の中枢に絡む仕事をしています。
一方、私のように特筆すべき強みもなく、振られた仕事をこなすしかできない社員もいます。ここまでくると、生涯賃金はもう決まったようなもので、仕事の責務を人生の勝ち負けの尺度とすると、勝負はほぼ確定したことになります。

置かれた場所で咲けないおじさんはどうしたら?

職場で大きな花を咲かすことができなくても、本体を枯らさずに根を張ることが大事です。
他の花が咲く邪魔にはならないよう、しかし、こちらはこちらでしっかりと根を張って、できれば小さな花を咲かせられたらいいなと、希望は持って過ごす。
つまりは、いぶし銀な脇役を目指すべきだと考えています。

武器のないおじさんが転職で逆転する方法

それでも違う場所で花を咲かせたいとしたら。転職して仕事で輝きたい場合はどうしたらよいのか。
残念ながら、武器のない40代おじさんがそのまま転職して人生逆転というパターンは100%あり得ません。
何かしら、もがいて、武器を持つしかないのです。

40代の武器無しおじさんが転職で人生逆転できる案を考えてみました。
なお、「人生逆転」の定義ですが、「自分の仕事に誇りを持って働き、負け犬気分を脱却できること」とします。

1.現職の経験を積んでキャリアに深みを持たせて転職する
2.中途の公務員にチャレンジする
3.士業にチャレンジする

これまで何となく生きてきた人間には、いずれも難易度の高い道です。
でも、もし今置かれた場所から抜け出たいのであれば、やるしかない。
私は現在「3.士業にチャレンジする」の道を検討中です。

武器を持ちたい。
持ってみせます。
40代でも花を咲かせましょう。

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