顔文字絵文字
私が顔文字を初めて使ったのは、もう今から十数年前になると思います。
当時、大学の職員として勤めており、いわゆる学生課のようなところに配属されていました。そこで大学の部活動をサポートする業務をしていたので、学生とやりとりをすることが多くありました。当時はLINEなんてありませんでしたから、携帯の(スマホでなく)メールでやりとりしていました。
そのとき、学生からのメールで「顔文字」なるものを初めて知りました。
たぶん「よろしくお願いします(^^)」みたいな顔文字だった気がします。
しばらく私は句読点だけで返信していましたが、ときどき「!」や「(笑)」もつけてメールをするようになりました。ただ当時の私は顔文字を使うのが恥ずかしく思えて使えませんでした。
学生とメールでやりとりするようになったのと同時期くらいに「フェイスブック」も始めました。これも学生に「今どきの子はみんなやってますよ!」とそそのかされて始めました。(どうでもいいけど、あの当時の「今どきの子」はみんなおじさん、おばさんになっちゃったんだな……寂寥感)
フェイスブックでのコメントのやりとりでも私は基本的に「!」と「(笑)」で乗り切っていましたが、顔文字を積極的に使っている人もいるなぁと思いながら眺めていました。
さて、時間は一気に進んで、私がツイッターを始めた数年前まで進みます。
私はツイッターのアカウントは10年以上前から持っていましたが、基本的に読み専で、自分で呟くことはありませんでした。
それが3年ほど前にとあるVtuberにハマってそのVtuberのツイッターをフォローしたところ、同好のファンの方と相互フォロワーになり、お互いのつぶやきを見るようになり、私もツイッターで呟くようになりました。
ツイッターで相互フォロワーになった方々は古くからのネット文化に精通している方が多く、顔文字を多用されている方が多かったです。そういう方々とツイートとリプでやり取りしているとどんどん私の中で顔文字を使うことの抵抗感がなくなってきました。
そしてそういう方とのやり取りで、だんだんと顔文字を使うようになりました。
その当時使っていた顔文字を調べてみると色々使っていました。
(*´∀`*)ノ
( ´_>`)
(´;ω;`)
( ・`д・´)
(^_^;)
「!」と「(笑)」で凌いでいた時とは隔世の感がありますね。そう言えば、その当時から「(笑)」の代わりに「w」や「草」を使うようになりました。これもフォロワーさんに影響されてです。人に影響されやすい!
そして最近になると顔文字よりも絵文字を使うようになってきました。
😄 😅 🤣 🤔 🙄 🥺 😭
みたいなやつですね。
これもツイッターのフォロワーさんに影響されて使うようになったのですが、一番影響を受けたのはnoteのフォロワーさんからです。
私がよくコメントをする方や私の記事にコメントを下さる方は顔文字よりも絵文字を使う方が多く、そういう方とやり取りするときは絵文字を使うようにしているので、最近は絵文字を使うことが多くなりました。
あと、これは私の偏見かもしれませんが、絵文字より顔文字の方が「オタク臭」がするというか、若干古い感じがするので、noteでのやり取りで顔文字を使うのに抵抗があります。
また、これも私の偏見でしょうが、女性は絵文字を使うことが多いように感じます。それに伴って絵文字の方が華やかな印象を受けるため、最近はだんだんとツイッターでも絵文字の方を使うようになりました。
文字だけのコミュニケーションは、声を使ったコミュニケーションと違って感情が伝わりにくいです。なので、感情の部分を伝えるために顔文字や絵文字を使うのだと思います。
お互いが絵文字などを使わないのであればそこまで問題にならないかもしれませんが、相手が絵文字を使っているのにこちらが句読点だけだととても冷たい印象を与えてしまいます。
例えば
「お疲れさまでした( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )」
とリプをもらって
「ありがとうございます。」
と返すのも悪くないですが、ちょっと冷たい感じがするので
「ありがとうございます(^^)」か「ありがとうございます😄」と返した方が良いんじゃないか、と思うのが今の私の感覚です。
ところで私は今の10代や20代とやりとりすることが無いので、今の文字でのやりとりに何が使われているのか知りません。
顔文字、絵文字と来て、今はもっと進んだ特別な何かで感情の部分を伝え合っているのでしょうか?それとも、逆に句読点のみのやり取りに原点回帰しているのでしょうか?
ネットの文化は変化の速度が非常に高いので、数年前使っていた表現はもう古くなります。数年どころか一年前の表現だって古いと感じることでしょう。
「そんなに速いとおじいちゃんついていけない」という気持ちになる流行に疎い髙橋くんでありました。
本日は以上です。スキやコメントいただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!