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結局正解なんていうのは、

桂木なるです。

ふと「もうすぐVTuberのセカイを知って1年が経つなぁ」と思ったのと、ナギナミちゃんが「Dear」の歌ってみた動画を出していて、聴いていたら書きたくなったので、筆を進めているところです。


まずは「Dear」繋がりでFAVRICの話を。

正直9月のイベントの多さとイベントレポートの作業時間を考えて、このイベントの記事を上げられないだろうなと、やりたいこと・やることのタスクを順番に処理している中で感じていて、結局何週も過ぎてしまい。。。

でも折角なのでルーキーズランウェイでの夜乃ネオンの事を綴ります。

FAVRICが終わってから「桂木なるのおかげで夜乃ネオンはあそこに立てたと思うよ」と言ってくれる皆さんがいました。優しい言葉で、それはそれでとても嬉しいなと思いました。ですが、私としてはやっぱり夜乃が毎日出たい気持ちを欠かさずアピールし、その誠実さが実ってあのランウェイに立てたものだと感じています。桂木なるはそそのかしただけで行動に移したのは夜乃ネオン自身なのですから。悲観的じゃないか?って思われると思いますが、私がそそのかしてなくても、夜乃自身がこの情報を聞きつけ、自分から応募をしていたかもしれないし、そう思うとこれは私の出来心なんだよなと思ってしまったり。

でもそんな事を思いつつもあのランウェイの上で「Dear」が流れてきた時は、歌詞を一語一句噛み締めて思いました。

夜乃ネオンをFAVRICに出してくれてありがとうございました。

出来心でそそのかしてよかったです。「夜乃!夜乃!」と叫びながら、今までにない大泣きを会場でしました。泣きじゃくりました。皆に「ありがとう、ありがとう」って言いながら沢山抱きしめてもらいました。それはもう泣きすぎてめちゃくちゃ心配もされました。

最後に、

夜乃、チャンネル登録者数10000人おめでとう。これからもいっぱいいっぱい応援しているよ。


さて、冒頭にも綴りましたが私がこのセカイに来てもうすぐ1年。良くも悪くも自分の中では色々な変化がありました。まず一番大きかったなと思うのが初めて《推しを失った》ということ。輝夜月からこのセカイの事を知り、最初の推しだった「由縁アヤ」「由縁ミナ」の二人。結局この二人の活動に関しては2ヶ月くらいしか見れなくて、早すぎる別れ…なんなら初めての。苦しくて、辛かったです。こんなに辛いだなって思いました。好きとも言えず終わってしまった活動期間。最後にミナがツイートした「推しは推せる時に推せ」という言葉の重みを過去最高に感じました。今までも言われてきた事だったのに。逢いたくても逢えないし、後になって溢れてきた感情さえも届けられなくて。

そんな中で、最近MZMのコーサカがアヤミナと会っていたようで「元気にしてるよ」って呟かれたそのツイートを見て安心し泣きました。好きだった人が元気なら何より。

そんなコーサカのいるMZMを知ってからは、VTuberファンとの関りが増えてきました。今では「現場モンスター」とか言っていつもイベントにいる皆で色んなVのリアイベに参加したり、サシで呑みに行くようになったりとか。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に家族だなって思えてしまう程で、お互いで刺激し合い、触発され合っていろんな事を始めたり。現時点でもうタスクが溢れ返ってしまうくらいやりたい事を出来ています。noteを使って自分の言葉でイベントレポート書き始めたり、友達のVのプロデュース(軽いノリですけど…笑)をしてみたり、音楽MIXしたくてDAWソフト買って独学したり、ファン主導のオフイベントの運営陣に参加させてもらったり等々。

もともと私はアイドル界隈からシフトしてきました。はっきり言って逃げてきました。時折感じた界隈に対する息苦しさ、ファンとして推しに還元する行動力を持てなかったことの虚しさ。逃げたことが正解なのかもわからず「ここが楽しそう」と思いV界隈に来たまでです。でも、その解は《正解》でした。とっても楽しいです。リア友や古くから付き合いのあるオタク友達から見ても「最近めちゃくちゃ楽しそうだね」と言われるんですから。

たかだか22歳の身分ですが、やっぱり何にしても《道を変えてみる》というのは不安なものでした。何もかもがゼロスタートなのですから。知り合いも、文化も、雰囲気も、色も。でもその《一歩を踏みこみでみる》って本当に大切なんだなって今こうして感じているわけです。逆に結局待っているだけでは何も起こらなかったんです。よく言われてることだと思いますが。

そういう勇気を持てたのも《結果として》ここの界隈に来たからだと、正解の道を選べたからだと思っています。

そう、結果として。

はっきり言えばこの界隈に来てなくても、居ても立っても居られなくなった自分が音楽MIXを始めていたかもしれないし、アイドル界隈でイベントの感想を記事にしたりとかする、そういう正解の道もあったと思うんです。でも、今の自分があるのはVTuber界隈にきて、色んなシーンで頑張るVに出会って、Vを愛する皆に出会ってこそ形成された「桂木なる」だと思います。それが今の正解の道だったんです。

私が「桂木なる」に名義を変えてオタク活動をし始めたのも、もうすぐ1年です。

みんなで沢山はしゃいだり、創造したり、辛いことや悲しいことも乗り越え、時にはふざけたりして、これからもよろしくしていきたいです。

でも、桂木なるも人間だし、もともとの性格上しっかりしていきたい人間なので疲れたり、しんどくなったりもすると思いますが、まぁそれはそれとしてここでの様々な活動にこれからも全力でいます。


どうぞ、これからも《桂木なる》をよろしくお願いします。



2019.10.20 桂木なる


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