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とりま踊ろう、最後まで。#バーチャフリーク

12/3に新木場ageHaで行われた最後のVIRTUAFREAKに参加してきた。本当に最後なんだな...っていう寂しい気持ちも、凄い楽しみな気持ちも入り混じっていて、始まるまで相当ぐちゃぐちゃな感情だったのを覚えている。自分の人生の中でも特に影響されたこのバチャフリで感じたことを、ちゃんと書き残しておこうと思う。

正直今回あなたのDJを見るために来た

ISLANDに人が溢れ返る中、バーカン前で友人たちと乾杯しながら僕はARENAのオープンを待ちわびていた。エハラミオリさんのDJを見るために。

僕がいまクラブカルチャーにすごい勢いでハマっていたり、DJに興味を持ったきっかけって実は2年前の夏に同じageHaで行われたバチャフリで初めて見たエハラミオリさんのDJで。あの時のやばさは本当に凄くてnoteに綴った。

なんかこの時は「異常者」とか言ってるけど、今じゃ「DJとして尊敬する人」になっていて。でも選曲は最高すぎて異常だったな。あの夏と同じようにごっそり体力持ってかれた。最高。本当に好き。

最後にかけた「ゼログラビティユニオン」に込められたメッセージに僕は泣いた。ちゃんとDJをまた見れてよかった。後悔はない。

彼らをバチャフリで見れなければ何なのか

ARENA 3番手「ワニとコウモリ(ワニコー)」

彼らも自分の中では絶対に見逃せないものだった。そもそもあの夏のバチャフリのお目当てもワニコー…というよりかどちらかといえば、高坂はしやんさんだった。僕が中学生の頃にniconico文化に触れていた中で、特に好きだった。はしやんさんが好きでライブが聴きたくて夏のageHaバチャフリに参加して、エハラミオリさんのDJに感動して今に至る。

ワニコー、本当によかったな。いい言葉を見つけたかったけど、この頭じゃなにも出てこなかった。

最後の「透明な日曜日」でヤカさんのMacが落ちてしまい音楽は途切れてしまったけど、ARENA全体に響き渡る大合唱が本当に最後のパーティらしくて感動していた。これ以上にいい日はないでしょ。

バーチャルアーティストいてこそのバチャフリ

ARENAを感情の渦に巻き込んでいたsomuniaとか、ISLANDで聴く人すべてを魅了していたyosumiとか、BOXで最高のライブパフォーマンスをしていたMaiR・エルセとさめのぽきとか、WATERでバチバチにフロアを盛り上げいたBOOGEY VOXXとかとか。

いろいろなフロアを転々としながら楽しんでいたけど、やっぱりバチャフリってこういうバーチャルアーティストさんいてこそだなって感じた。改めてこの世に最高の音を、詩を、感情を解き放ってくれてありがとうございますって気持ち。僕はいつだって音楽に元気をもらったり、時に涙を流しながらもそれに救われて時に生きてきたから。

いつも通りだなって

WATERでのSHINJUKUPIENさんのDJ。いつも刺さる人には刺さるDJをしてくれていて本当に最高なんだけど、なんか気づいたらWATERの周りにいたのはいつもクラブいる友人ばっかりいたの良かった。エンタスじゃんね、こんなの。

楽しむ姿もエンタスで見るいつも通りの光景で、いい時間だった。フリークなやつらだよ、本当に。

物語を続けていくのは、

なんかいろいろ楽しんでいたらあっという間にTAKUYAさんのDJの時間になってた。

TAKUYAさんのDJにはバーチャルアーティストの全ての愛が詰まっていた。V楽曲の先陣を切るバーチャルアーティストも、今は引退してしまったバーチャルアーティストも、どんな状況であっても作品として在るものを「最高の曲だ」としっかりと届けていた。

そんなTAKUYAさんのDJに僕はこれまで何度も胸を打たれてきたけど、今日ばかりはそれがとんでもなくて。ずっと最高だったし、ずっと感動していた。

「パーティを作っていけ」とTAKUYAさんが言い最後に流した、エルセとさめのぽきの「そして、物語は続いていく」で、TAKUYAさんがこの曲に込めたメッセージにいち早く理解し、本当にボロボロに泣いてしまった。

「次に物語を続けていくのは自分なんだ。」

ぐちゃぐちゃに泣いてる僕の背中をさすってくれた友人のその手の温かみを今も覚えているし、その友人と「やっていこう!」ってなれたのも本当に最高で、今思い出しても泣きそうになる。

終わるんだなって。

WATERを後にして向かうARENAではもうすでにバーチャルねこさんのDJも終盤だった。バーチャルねこさんのDJでChillい気持ちになりながら「これ聴き終わったらバチャフリが終わるんだな」って。アニメの最終回みたいだった。これ見たら終わっちゃうから見たくない、みたいなの。

Up-to-date やる事やってこ。

なんだかいつもと違う朝、でもいつも通りで

バチャフリが終わって、会場の外ではたくさんの友人がいて「最高だった」と語っていたり、会場前の写真を撮る人達でたくさんだったりしていた。「バチャフリが終わった」という事実をぼんやりと感じながら迎える朝はどことなくいつもと違うようにも感じた。

駅までの道のり、酒に酔った友人が地獄みたいな絡みをしてきたり、突然全然知らんやつから「somuniaのアウターじゃん!最高!!」って肩組まれたり、KMNZのバケハ被ってたら知らん奴に「ファンサーバーあるので来てください」って言われたり(入った)。

なんか、いつものクラブ明けの光景が広がっていて「なんもかわんねーな」って笑顔になっていた自分がいた。

物語を続けていこうと思う

新木場の駅で朝日を撮りながらバチャフリで感じていたことを振り返っていた。今までのV楽曲もまだまだ埋まっているたくさんのV楽曲も、これから誕生してくるであろうまだ見ぬバーチャルアーティストも、それらをしっかり盛り上げいくのに自分にできること。

「自分なりのバチャフリを作っていくこと」

これが僕がこれから担っていくことかなって。すべてのVに恩返しをするために今自分ができること。

それを最高のやつらと作り上げていきたい。ってことでもう動いてたりする。飯寄さんやTAKUYAさんたちがバチャフリに乗せてきた思いを受け取って、もっともっとこのカルチャーを盛り上げてこう。

まぁあとは色んな事情で来ることができなかった僕の友人のような人をいつかクラブに連れてこれるように、その「場所」を作れたら最高だなって思う。

本当にバチャフリ楽しかった。ありがとう。

今度は自分がやってくよ。


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