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2020年 活動記録(とか)

こんにちは、桂木なるです。

Rugged Notesというクリエイターチームの主宰をし、普段はバーチャル活動をしたり、ボーカルMIXをしたり、DJしたりして、普通にオタクをしている者です。

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noteを書くのは去年末が最後だったので、本当にまるっと一年ぶりくらいの更新です。

今年はコロナの影響のもあって、リアルイベントが極端に少なくなった代わりに同時配信やオンラインイベントがとても増えたことが今年一番イベントとしての形が変わったなという印象だったと思います。

そんな2020年の自分の活動の記録とか振り返りを綴っていこうかなと思います。

活動記録と振り返り

「マテムリ」覚えてますか?

自分の中では今年一番のミームでした。そして、今の自分の活動へと繋がるスタートラインだと思っています。

この「THE Theme or MATTE Mureak - IzaRagi remix」は、後に立ち上げるクリエイターチーム「Rugged Notes」のチームメイト、三十六いざよと初めてカバーした曲となっています。

作詞・作曲のSERUiREさんの「Matte Mureak」に、三十六が動画を制作し、オリジナルラップを自分が作り、mixをして仕上げました。

これがかなりスピーディで製作期間が3日くらいだった気がします。たまに三十六とこのことを語る時があるのですが、「あの時のスピードはおかしかった」とお互いに言ってます。

後にMatte Mureakのアルバムに参加させてもらったりと、いい経験をさせてもらいました。

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3月で卒業する「ちゃらんぽらん隊」に向けて「魔法なんかじゃない」のカバーを届けたのも今年の事でしたね。

この企画は'19年11月に三十六いざよ、ひかげつきみとご飯に行っていた時に、自分が「ちゃらんぽらん隊を送り出すのにカバーをプレゼントしたい」と伝えたことからスタートしました。

最初はこの三人でカバーをする予定だったのですが、卒業らしくするなら合唱っぽくもっと人数集めたいなという思いが出てきてこのようになりました。

自分自身大人数のボーカルMIXの経験が当時なかったので、バランスとかとても苦労したのですが、卒業配信でめちゃくちゃ喜んでもらえてる様子をうかがえて涙が出てきました。

ボーカルMIXの作業中にノートパソコンが充電できなくなるトラブルがあり、修理に時間がかかると知った時は本当に焦りましたが、ここでゲーミングノートパソコンを買うという大きな決断をして、何とか間に合わせることができたのは今となってはいい思い出です。

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5月はクリエイターチーム「Rugged Notes」の発足、そして桂木なるがバーチャル活動を始動させた追記でした。

「Rugged Notes」についてなんですが、発足時に色々語ろうと思って時期を逃していたので、少し綴っておこうと思います。

「Rugged」とは様々な意味がありますが、ここでは「荒削りな」とかの粗々しさを表現しています。「まだまだ無骨な僕らだけど、これからの出来事をしっかりと書き記して残していこう」という思いで付けました。クリエイターとしてもっと成長したい、そういうことです。'19年からずっともっとクリエイティブなことができる環境を作りたいと思っていて、年明けくらいにようやく方向性が固まって、三十六いざよと本格的に発足に向けた話し合いをしてきました。

せっかくモノを作って、見せてたらしっかりと評価をもらえるこの界隈なんだから、好きなこと沢山していける場所を作りたかったんですよね。現在お互いに動画作成、ボーカルMIXなどで共作して成果物を残していけています。

「Rugged Notes」って一体なんだったのって絶対に言われたくないので、今後もあっと言わせる企画を考えていたりします。

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そしてDJデビュー。

数あるDiscordサーバーのひとつ「sleepless_」の配信イベント「不眠音楽祭」で自分も6月にDJデビューを果たしました。

主催の一人に「枠に空きができたらからでないか?」と挙手制のこのイベントでは珍しいであろうオファーをもらう形でデビューすることになりました。もちろん誘いを受けたときは、DJコントローラーなんて持ってなく急遽の事だったので、iPad DJで参加予定だったのですが「もうこのタイミングで買うしかない!」と思いDDJ-400を購入しました。

完全に独学でしたがみっちりと練習した甲斐もあり「よかった」などの感想をもらえてとっても嬉しかったです。

後の継承イベント「創奏音楽祭」にも引き続き出演させてもらいDJをする機会が増えました。回を重ねるごとに繋ぎ方とかを工夫したりして「以前よりも上手くなった」と感想をもらえたり本当に嬉しかったです。

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ここからはMIX師としての成果の話です。自分の歌ってみた動画を除いて、今年は13の作品にMIXを担当させて頂きました。三十六と作ってきたものもあるんですが、ここでは個人の範囲でお話したいなと思います。

今年は93poetryさんの作品に多く携われたことが光栄でした。「夜を渡る」ではまさかのアメノセイさん、小宵さんを迎えてオリジナルコラボ楽曲を制作するという...皆さんも驚いたことだと思います。自分がめちゃくちゃ驚いてた...。MIXとマスタリングまで担当させていただいて本当にいい経験をさせてもらいました。

自分のパートでは「後悔に怯える夜を振り払おうとする男の姿」をイメージして作詞をしました。私のパート前のサビラスト「輝く夜が みちを照らして」の「みち」は「道」と「未知」のダブルミーニングを表現をしています。あと若干、輝夜月オタク的なのを入れ込みました(好きなので笑)。それぞれの「夜」を楽しんで頂けたら嬉しいです。これからも沢山聴いてください。

93poetryさんの作品ではもう一つ「遠い命」という楽曲のMIXとマスタリングを担当しました。素敵なリリックに合うMIXをと、提案などをしたりして出来上がったもので大切な一曲に仕上がりました。

ボーカルMIXを始めて1年でここまで沢山の作品に携わるのは本当に光栄です。MIXを始めたのも「MIXってどう頼めばいいかわからないし自分でできた方が効率も良いし、勝手もわかるから勉強しよう!」って思ったのがきっかけです。やれば案外できるもんだなって感じれた体験のひとつになったので、それ以降のチャレンジ精神にも繋がったので「思い立ったが吉日」なんだな思います。今後もMIX師として頑張っていきますので、何かお力添えできることがあればいつでも連絡ください!

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そして最後に、今年ちゃんと言っておかないといけないのは自身のオリジナル楽曲「Shadow Dancer」のことです。VTuberのオタクがVTuberになってオリジナル楽曲を制作し、そしてたくさんのクラブイベントでも流してもらえた一曲になりました(流してくれたみんな本当にありがとう!)。オタクが歌ったオリジナル楽曲を友達のオタクが流してくれるって光景、とっても素晴らしくないですか?西でも東でも流れたり...。本当に感謝......。

ご縁があってできたこの曲はFexxxnさんの唯一無二の曲調なので、これから一番大切にしてきたい曲となりました。

過ごした距離記憶 呆れるくらい
当たり前なんてない 消えてゆくから

僕らの過ごす時間や思い出って、時間経過で色あせていってしまうんですよね。当たり前に関わっていた人も出来事も時が流れれば流れるほど、疎遠になったり、自然消滅したりします。だから「当たり前」は存在しないんだと感じています。

抱き寄せた 曖昧影 どんな言葉だって忘れちゃう
もっと深く刻んたなら なんて なんて なんて 出来ず

もっと胸に深く刻み込めたならいいんですけど、やっぱり人間である以上は気づいたら忘れてしまうものです。

~黒く染まって
~振り出しに戻る
二人 夜に落ちてゆく 深く深く遠く だから
~君は君の
~いつまでも同じ
朝が 来たら最初から
何もかも忘れて落ちてく

そういうのを繰り返しながら「今までの自分」と「これからの自分」が深く入り混じり、「僕たち」は「僕たち」らしく毎日を生きていくんだろうなってそう思っています。


頑張ろうって思えたこと

今年色々活動を振り返るとどうしても「もっとできたかもなぁ」なんて思いがちなんですよね。MIXとかDJとか全てにおいて、今やればもっといい感じの作品になったな、とか。でもそれって成長してるってことなんだなって思うんです。今よりできる技法が身についているからこそ出てくる言葉で、決してネガティブなものじゃないと。

「やりたいことをやる」を全面的に出そうと頑張ってきた一年だったので、色々と始めた事ができるようになったり、色々な方と作品を作れたのは本当に「今年という異常な一年」の中で成果が出てよかったなって感じます。多分、自分自身変わろうと思った2019年の自分がいなければ、それこそ今年はなんもない年になってたんだろうなと思うと身の毛がよだちます。

◇  ◇  ◇

前述したように、「不眠音楽祭」や「創奏音楽祭」、そしてMU2020をきっかけに自分を含めた身の回りの友人たちがDJを始めていきました。自分も日々DJが上手くなりたいと練習に励む中で、驚いたことに身の回りの友人たちが軒並みDJとして檀上に立ち始めた時は、良い意味でも悪い意味でも衝撃的でした。

オタクの友人っていわば好きなことが同じもの同士の、肩を横に並べられるような存在だと自分は思っていたからこそ、衝撃が強かったのかなって感じてます。もちろん、いいDJをしてくれるオタクの友人ばかりなので、その実力を認められたんだ!と喜ばしく思っていましたが、それがあまりにも目の前で軒並み続く光景が広がり少しばかり悔しいな...と感じてしまう自分がいました。どんどん自分より一段上のそこに立つじゃん!みたいな。以降はどうしたらいいかな...みたいなことを試行錯誤していました。

まぁなんか...いろいろくよくよしててもしょうがないなってのが最終的にまとまったところで、もっとインプットを沢山してアウトプットしたものを「聞かせる」事をこれからは努力していこうと決めました。多分、努力のやり方が間違ってたんだと思う。萎えっぱなしじゃなんにも進まないし。DJとして頑張るべきことがようやく見えたから、頑張る。

同じ好きが集えば

そういえばなのですが、クラブミュージックを沢山知っていく中で自分は「Kawaii Future Bass(以降、KFB)」というジャンルがとても好きになったのですが、このKFBを中心に流れるクラブイベント「Kawaii Future Cafe」というイベントのスピンオフイベント「Kawaii Future 忘年会」に初めて知り合いゼロで参加させて頂きました。

交流がメインだと聞いていたので「せっかく同じKFB好きの人たちが集まるなら仲良くなりたいな!」と思って参加をしました。会場の新宿りあにすたぁに着いて最初の方は、めちゃくちゃ緊張してて不安だったんですけど、着いて早速話しかけてくれた気さくな方や、積極的に声をかけくれたKawaii Future Cafe 主催のピコカワCREW所属のいさみくさんのお陰であとは流れるように色んな方と交流ができました。

参加されていた皆さんのほとんどがDJで、当日はDJもされていて、全く知らなかった方のDJも見れたりと、すごく新鮮な気持ちになりました。

このイベントの後に、Twitterでいさみくさんもツイートされていたのですが、クラブイベントは音を楽しむ楽しさもあるけど、友人と一緒だとさらに楽しさが増すんですよね。実際VTuberのクラブイベントとかは友人が多いのでめちゃくちゃ楽しいですし。だからこそ、今回みたいに自分の好きな音楽ジャンルのイベントで沢山の繋がりを増やせたことは今後の財産になればいいなって思います。

いさみくさんを始め、ピコカワCREWの皆さん本当に素敵なイベントをありがとうございました。Kawaii Future Cafe Vol.3絶対に遊びに行きますね。

おわりに

最後に、今年も一年一緒に遊んでくれたりしてくれた友人、今年自分と知り合って仲良くしてくれた皆に感謝の気持ちを伝えます。本当にありがとうございます!別に競い合っているわけではないですが、皆本当にいいものを作っていたりとか、各々活動を頑張っていて自分も頑張ろうって気にさせてくれる仲間がいていい刺激になっています。

今年は特に「VTuberとVTuberのオタクが手を取り合って乗り越えた一年」だったと自分の目線からは感じています。自分はこれ、とってもいい流れなんじゃないかなって思います。来年、再来年、それ以降もVTuberという文化がお互いに成長していけるセカイであればいいなって思います。

◇  ◇  ◇

で、来年の抱負なんですけど

・DJもっと上手くなって現場DJデビューする!
・Kawaii Future Bassの良さを伝えられるDJになりたい!
・DJイベントを作る!
・新しいオリジナル楽曲を作る!

これらを頑張っていきたいと思います!

自分主導のクルーを作って、DJイベントの企画をできたらいいかなって思います。結局自分からアクションを起こしていかないとね!

ということで...

今年も大変お世話になりました!2021年の桂木なるもどうぞよろしくお願いします!!


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