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泡沫の時間よ、消えないで。 ━ HIMEHINA 1st ONE MAN LIVE 「心を叫べ」イベントレポート

どうも、桂木なる(かつらぎ なる)です。

2019年9月27日に行われたヒメヒナの1stワンマンライブ。このライブに参加してきたのですが、これまでのVTuberのライブ史に残り、圧倒的にトップであろう最高のライブだったので、今回も〈私らしいイベントレポート〉として綴っていきたいと思います。


まず語るべきは、影ナレの件。

「よぉ!」どこか聞きなれた声。まさか?嘘でしょ?とどよめき出す会場のファンたち。私も周りの友達に確認してしまいました。確かにいま影ナレに〈あの子達〉がいる…と。確かに振り返れば「うたかたよいかないで」のMVの彗星は伏線だったのかと思わせるものになっていた。。。

まさかの再会に泣く。もう会えないと思っていたから。


〈ばいばい〉じゃなくて〈またね〉それが叶った瞬間。


ライブ本編すら始まってないのに、もう感動で私はやられていました。そして、本編。


「生きる。生きる。。。」


その言葉から始まった途端、もう駄目でした。一瞬で涙腺が崩壊した私は、ヒメとヒナの言葉の掛け合いを涙ぐみながら聞いてました。


──────────《存在》ってなんだろう。《目立つこと》?《そこに居て触れられること》?


私の今まで見てきた憧憬をこの言葉と合わせて思い出してしまって、ずっと感極まっていました。(このライブ、私殆ど泣いていたかもしれない)

セットリストを振り返ると〈楽しい気持ちを叫ぶ〉だとか〈悲しい気持ちを叫ぶ〉だとか〈好きの気持ちを叫ぶ〉だとか、とにかく喜怒哀楽がギュッと詰まっていたセトリだったなと感じています。

田中音楽堂パートでは「心做し」をDoraちゃんのアコースティックギターのメロディに合わせて歌い上げるヒメ。この曲の歌詞を理解できる人にこそ共感して頂けると思うのですが、「心做し」をアコースティックVer.でやるのは涙腺が崩壊しないわけがないんです。歌詞の一語一句が胸に沁みました。


私的に一番の目玉だった、未発表のオリジナルソングのパート。

ここでもヒメとヒナとの掛け合いに泣かされました。


─────────ヒメたちはいつか必ずお別れする時が来る。


「それでもその時までずっと一緒に居たいよね」という気持ちが表れている二人のやり取りにこれ以上の感情はありませんでした。「ライライラビットテイル」そして「琥珀の身体」どちらも〈二人の曲〉でありこのバーチャルのセカイへの曲でもありました。MVが待ち遠しいです。

ラストは「ヒトガタ」のロックアレンジ。この曲、オリジナルでさえカッコいいのにロックテイストに仕上げたら、最高・オブ・最高なんてもんじゃないでしょう……!!身体中から「最高にブチ上がりたい!!」気持ちが込み上がったくらい良かったです。。。


…会場中に響くアツいアンコール

それに応えるように「劣等上等」が流れる。最高。

そして今日という最初で最後の〈最初のワンマン〉を振り返るヒメヒナ。感動。

そして次が本当に最後の曲。



「うたかたよいかないで」



大号泣。

かつて私が大好きだった姉妹Vとの想い出。生配信で楽しそうに私達ファンとお喋りしたあの日々。あの日からあんなにも時間が過ぎ去ってしまったのかと思うと…。泡沫の様です。だからせめてこの曲の歌詞もあるように「ありがとう、大好きだよ」この気持ちを大切にしたいと、改めて涙ながらに思いました。

V界隈で知り合った最高の仲間たちともそうです。同じことが言えます。ありがとう。


可視できなくても私の《心》に寄り添っているならちゃんと《存在》している。心で繋がっている。


ヒメヒナ、そして田中工務店の皆様が魅せてくれた、奇跡と軌跡を大切に、忘れないように、消えないように、


この日のことをいまここに綴りました。


以上、桂木なるでした。

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