お店で感じる穏やかな充実
服屋さんや雑貨屋さん、本屋さんが好きです。オンラインも利用しますが、実店舗に足を運ぶことが断然多いです。
初めてのモノと出会ったり、注目したこともなかったことに熱中している人について知ったり。お店という場がなければ生まれなかった発見に、嬉しさが湧き上がります。
ただ、最近は好きなお店に訪れた後にこころが凪のように、穏やかにみちみちとするのを感じて「お店っていいな」と思うことも増えました。
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この充実感は、お店がそこにあり続けてくれているから得られるものなのかなと思います。
そこにあり続けるって、簡単ではありません。特に私みたいな移住者からすると自分を迎えてくれる場所はとっても貴重で、ほっとします。
店員さんの存在も大きい。日常生活で、何をしているとか、何歳とか、そういう尺度でなく「何が好きか」基準でコミュニケーションをとれる場面って、あんまりないものです。大人になってからはなおさら。でも、お店ならそれが叶います。
お互いの素性は知らないけれど、同じ空間をいいなと思える者同士でいられて。「じゃあまた来ます」「待ってます」なんて声を掛け合って。お店だから生まれる、とっておきの時間。
あの店の「いらっしゃいませ」を励みに、今週もがんばります。
20230417 Written by NARUKURU
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