ぼっち・ざ・ろっく!が面白かったという話
遅ればせながら、人の勧めもあり、
2022年10-12月に放映されていた、ぼっちざろっくを観た。
話題になることもあり、面白かったので、読後の感想を置いてみる。
あらすじ
改めて、物語というのは特定の人物の成長の物語なのだと思う。
道中にさまざまな出来事があり、物語の始まりと終わりで、変化・成長していく。
その姿に共感だったり、応援の気持ちが生まれ、気がつけば最後には良かったね、と感情移入できるのが良い物語なのかなと思う。
その点で、ひとりという少女は作中でしっかりと変化が見られた。
そして、コメディとシリアスなメッセージがブレンドされていた。
■成長の物語である
●序盤
道端で酔っ払いの女子大生ベーシスト「きくり」と出会い、
初の路上ライブを行い、ライブハウスのチケットが売れる
●中盤
大事なライブの日の天気予報は、大雨。
ライブ前にてるてる坊主をつくろう、と意思表示できるようになる
●終盤
文化祭の演し物にエントリーしようとする。
エントリーしたライブ中に機材トラブルに見舞われるが、
ギターボーカルの、「喜多 郁代」がアドリブしているのを観て、
機材トラブルをアドリブで乗り切る
もちろん、完全にコミュ症を克服できたわけではないが、
すこしずつ、まわりのメンバーと関係を構築し、
バンドメンバーとともに夢を追いかけるようになる。
人を成長させるのは、同じく人であるし、何かしらの窮地なのだ。
■コメディである
本編ではパロディネタも多い。
パロディがなぜウケるのかというと、「知っている」「わかる」というのが大きいのだろう。
■メッセージがある
緊張し、目の前のことを「やり過ごそう」とするひとりに対して、
きくりからのアドバイス。
全12話なので、見やすいのもポイント。
Amazon Prime Videoで見れるので、おすすめ。
原作はこちら。Prime会員なら無料(Kindle Unlimiteじゃないので別料金なし)
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