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処女作『社会』


見る人によって見解が変わっていい

物語が1つしかないわけではない

これはあくまでも私の思い描いた
『社会』とポジティブになってほしいという
願いを込めた作品


※血糊表現を含む写真があります




何故、今年を選んだのか


作品解説の前に前回の記事で1ヶ月弱しかない中、なぜ無理を言ってまで今年を選んだのか

それはストーリーにぼやくより少し前に遡る

12月上旬、妹に癌が見つかった
幸い早期発見だった為、手術で取り除くことはできたが、1月以降抗がん剤治療を行うことに

HASEOさんがよくおっしゃっている
当たり前は当たり前じゃない

それを目の当たりにした

1ヶ月前は特に何もなく普通にしていた
じゃあその普通とはなんなのか

今日ある普通が明日もあるとは限らない
病気じゃなくても事故に遭う可能性だって誰にでもあること

生きているのは偶然の連続に過ぎない

もともとこの思考はあったもののより痛感した
そして、訪れるかわからない来年に先延ばしはできない

そう思い、無茶なお願いをして作品は完成した




『社会』


前置きが長くなりましたが、なぜ社会をテーマにしたのか


世界や日本、家族、職場、学校…

どの環境でも強い者が勝つ世の中だと
忘れてはならない

辛いことや後悔したことを楽しめた時こそ

最高に幸せなのではないだろうか

失敗を知らない人間に勝者はいない


今の自分と照らし合わせて見てほしい

今自分がいるのはどの立場なのか
見る人全てが同じ状況下にいるわけではない

自分がどちら側(心臓か女)でどちら側になりたいのか

そして、その先にある無数の選択から自分はどの道を選んでいくのか
この写真からいろいろ想像できるようなるべく自分の面影が消え、見る人の考えるきっかけになればという願い




お前は負けてもいいのか


『お前は負けてもいいのか』


闇の王展には展示しなかったもの
これは私からのメッセージ

見て下さった方、前に記事にも書いたきっと生きているであろう知人、そして自分自身への言い聞かせも込めて

前を向くことだけが良いわけではない
自分を守るために逃げることも時には必要

大事なのは『自分でその選択をできたのか』だと思う
自分で選択することから逃げ、他人に流されてしまうと人のせいにして人生が過ぎてしまうから・・・

私の作品に対する思いはエゴだったり偽善者だと感じる方も居ると思う

なので、押し付けはしない

なにか綺麗事を並べてるなぁ、と思ってもらっても構わない

これは私の思考を形にしたものなのだから




『今』を大事に生きる人が
1人でも増えることを願って・・・

Special  thanks
Photo    相星 芳孝さん
Instagram   @studio_eyes2020
Twitter(X)  @StudioEYES1


Narumi

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