変化を「日常」としろ
㊶人間はそもそも変化を嫌うようである。地震が発生し、「5mの高さの津波が来るぞ!!」とテレビから警報が出ても、「ホントかな。本当に来るのかな?」と疑い、「周囲の様子を少し見よう、出来れば避難したくないなあ」と思う。
現状に特に困らなければ、行動に移すことは億劫なのである。私もそういうところがある。
地震のような自然現象だけでなく、業務の過多、仕様変更や職場の人間関係など常に状況は変化している。私たちは変化に対する感度センサが鈍くなっていることはないであろうか。日々微妙にまたは大きく変化しているが、「まだ大丈夫、俺流でやれば何とかなる」と高を括っていることはないであろうか。現状を変えない。怖いのはその先には、思考停止があり、わずかに変化に対してもパニックになり、思うようにいかないと、最悪メンタル不全となる。
変化は何もしなければ「脅威」になるが、自ら迎え撃ち、自ら変わろうとすれば、大きな機会になる。
「成果は機会から生まれる」以上、「組織の内と外に変化を見付け、積極的に機会として捉えることが出来るかどうか」が人罪になるか、人財になるかの分かれ道。変化を「日常」としてとらえ、変わり続けることが仕事人の原則。ドラッカーの考え方なのである。
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