見出し画像

週1ファーマー社長という生き方

こんばんは。先月、畑から暮らしを彩るブランディングカンパニー TUMMY株式会社を創業した、あべなるみと申します。

起業の決意表明noteにはたくさんの反響をいただき、本当に身に余る思いでした。。。ありがとうございます。
その時のnoteはこちら▼

今はブランディングサポート案件をいくつか始めつつ、自社のサービスも作りつつという時間を過ごしています。まだ世の中にお出しできるアウトプットはなく、いわゆる「頑張りどき」のフェーズです。
本来なら寝る間を惜しんで事業立ち上げに奔走するのが「らしい」動き方だとは思いますが、今回自分の起業にあったワークスタイルの形を人生に取り入れていくことを決めました。それが、「週1ファーマー」です。

きっかけをくれた、畑インターンでの出会い

起業の手続きを終えた1月の第2週目、私は丸1週間使って柴海農園という千葉県印西市の農家のところに畑インターンに行っていました。(それも「おいおいw」という話なのですが)
インターンに行った理由は、これから畑に向き合って行くにあたって、気持ちを切り替えること。加えてTUMMYは「畑にある豊かに生きるヒントを現在の暮らしに取り入れていくこと」が目的なので、すでに見つけている気づきへの確信を得ることと、あわよくば新たな気づきを得れれば嬉しいなと思って足を運びました。
そしてその「あわよくば」は、柴海農園で働く従業員さんたちのワークスタイルから得ることになったんです。

私は起業という選択肢はとったものの、基本的に1つの場所に従事する会社員価値観に縛られていたので、こんなにいろんな人がフレキシブルに畑に関わっていることに衝撃を受けました。この後、毎週金曜日に働く農業技術系大学の職員の方にもお会いして、週1、2で畑に関わるワークスタイルについて純粋にいいなぁ!と思ってしまいました。

食に関わる事業者には一石五鳥のワークスタイル!

「週1、2で農家の従業員になる働き方がありなんだ」という気づきを得てすぐに、そのワークスタイルの自分への転用を考えました。すると「これはメリットしかない!」ということに気づきました。

<メリットその1>旬の農産物事情をアップデートができる

農産物は毎年の気候に左右され、できる時期や量、出来栄えまでも変わる商品です(それが良さでもあるのだけど)。そのため、毎週畑に行って、何を作っているか、何が採れているのかをアップデートできると、食べ手に提案する際の強みにもなります。生産のプロセスも学べるからストーリーテラーとしても素敵な人になれる!

<メリットその2>自分の信頼する、おいしい農産物にアクセスできる

自分自身が食べるものも、信頼する畑で作られたものを鮮度が高く仕入れることができて、食の充実度が爆上がりします!特に私の場合、美味しいご飯を家で作って食べることが夫婦の共通の趣味なので、人生幸福度も野菜の調達ができることで爆上がりです。

<メリットその3>人手不足の農業界において優秀な担い手に貢献できる

農業界に思いがある自分にとっては、本当に美味しいものを作っている方の夢を応援したい、肩入れしたい気持ちはすごくあって。その人の抱える課題が人手不足なら、全てではなくとも自分の持てる労働力を畑のために使えれば幸せだと思いました!とはいえ、畑において私はポンコツだから、半人前の仕事しかできないのだけど。。涙

<メリットその4>もくもくとした作業が頭の整理になる


以前別の親しくしている農家さんが「俺、経営のアイデアはだいたい畑で草むしっている時に思いつくんだよね」って言っていたのが真理だなと感じていて。ついPCの前で目の前のことをこんつめて行き詰まりがちになるので、頭をすっきりできる環境に定期的に身を置くのは経営者としても必要なことだと感じています。特に気持ちいい環境での単純作業って、ブレイクスルーを助けてくれる気がします!

<メリットその5>シンプルに、太陽の元で身体を動かすのが気持ちいい!
デスクワークが主になりがりな私にとって、日々の運動は課題。笑
お金払ってジムやヨガに通うことも考えていたので、それよりは誰かの役に立てて、身体を動かせるなら最高!と思いました。それと、シンプルに、太陽を浴びるのって気持ちいい!今その効果を実証する動きもあるみたいだから結果にも期待です。


そんな感じで私にとってはメリットだらけの「週1ファーマー」。
自分らしくのびのび生きていくことを目指して、ヘンテコだけどまた1つ、新しいスタートをしてみようと思います!
今後は毎週火曜日は固定で続けてみようと思っているので、またそのワーク具合もお伝えできたら嬉しいなと思います。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?