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The Life in Baguio #1

2015.10.26
マニラの98Bを朝5時に出て、Layaの家に向かった。そこでランドセルアートを20点ほどバンに積んでバギオに持っていく。マニラ市内の高級住宅街でアーティストのAze(エイズル)を拾ってバギオまでの5、6時間の長旅に出た。
バギオはアメリカ人が避暑地として開拓したところで、そこから大きな街になった。今はパイン材の伐採や過剰な建設工事が問題になっているようです。あと、コーヒーが美味しくて有名。一番上の写真を見てわかるようにとっても標高が高い。山の上にある街。

バギオ市内につくと駄菓子屋さんがあって、AzeとLayaが昔を懐かしんでとっても喜んでいた。私の地元にもちっちゃい時あったなーと嬉しくなった!お菓子は全く違うものだったけど。

Field Trip Asia のプロジェクトは東日本大震災の震災復興で寄付されたが余ってしまったランドセルをアーティストがリメイクする。それをアジアのアーティストがやり、各地で展覧会やワークショップを行うというもの。

150人以上のアーティストが携わっている。その中の1人、Azeは編み物で芸術作品を作るアーティスト。今日は大変身を遂げた鮮やかなランドセルを披露してくれた。通学カバンが見事なバタフライになってた!!

これから数日間日本人のNGOが経営するCafe yagamのゲストハウスに泊まる。この日の夜はカフェでトークイベントがあった。プロジェクトのメンバーがランドセルアートの趣旨を話し、アーティストがパフォーマンスをした。詩を詠んだり、ダンスをしたり、歌ったり。
強く、ストレートなメッセージだった。暗喩とかあまりしない。

トークイベントのあとは、カフェでごはん。Pinikpikan というチキンスープ。これは特殊な調理方法で、生きている鶏を鞭でしごいてから調理したものを言うらしい。そうすることでよりジューシーで肉の味が濃くなるのだそうです。オーガニックの放し飼いの鶏なので身が引き締まって噛み応えがあり、23年生きてきた中で一番美味しかった!写真の左の皿は五穀米みたいなもの。メロンみたいなものはサヨーテというウリ野菜。

このあとバギオのアーティスト20人くらいが集まっているテーブルに入れてもらった。Daisukeがこんな機会めったにないから、と。みんなシャイだけど優しく話しかけ自己紹介してくれた。とても良い人達!34歳の女性が25歳に見えたり、27歳の男の人が私より年下に見える。肌がとってもきれい。南国なのと湿度が高いからかなぁ。

ジェイソンというおじさんが竹で編んだバッグを見せてくれた。クオリティ高すぎてびっくり。ショルダーバッグと思いきや、中でカゴが三段重ねになっている構造。2009年の新潟トリエンナーレていう大きい芸術祭に呼ばれたんだって、すごい。髭をぱやぱや生やしたおじさんが蓋をあけるとすごい人だった。東北出身って言ったら「いつかまた日本へ行って東北の職人とコラボしたい」と言ってた。このくらいの志持ってこっちの人はやってるんだなと改めて思いました。長いようで早い。フィリピン来てからすでに3日経とうとしています。(OvO)


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