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The Life in Manila #3

【98Bで夜ごはん-フィリピンフード】
2015.10.24
マニラについた日の夜は98BのオーナーのMarkがデリバリーを頼んでくれた。Field Asia Trip のキュレーターであるLayaとDaisuke, Layaの助手のCharlene(シャーリーン),Geromeと一緒に食卓を囲んだ。

デリバリーで頼んだのは、パンスィットマラボとパンスィットハブハブという暖かいお料理。パンスィットとはお米で出来てるヌードルで、種類によってそばみたいだったり、春雨みたいだったりする。ハブハブはバナナの皮のこと。お料理の下に敷いてあり、蓋代わりに上にものせられていた。写真の左でGeromeが持ってる大きい葉っぱがそれです。

パンスットハブハブはとても日本人好みの味だった!コンソメみたいな風味がついている麺全体にお酢とチジミのタレのようなものをかける。野菜がたくさん、あと豚の角煮みたいなのが入ってる!
写真は左からGerome, Mark, Anjo, Charlene,そして Laya。

みんなで食卓でワイワイしていると、外から「なんとか〜なんとか〜(何を言ってるかわからない)!」と男の声が聞こえた。するとテーブルの向こう側にいたMarkが「なんとかー!!!(こっちもわからない)」と窓の向こうに叫んだ。すると、1人の少年が1階の玄関から中に入り、2階のキッチンまで上がってきた。肩に大きなカゴをかけている。Markが卵を買った。あ、なるほど、日本の「い〜し焼き〜いも〜」みたいなシステムなのね、と分かって滑稽だった。(*^^*)

「これは超フィリピーノだよ!」と言って、MarkとAnjoがニヤニヤしてる。殻を剥いてるのを見て普通のゆで卵じゃないとわかった。これ、人類学の本で見たことある!!!正体は、半分黄身で半分雛になってる卵だった!これはトライするしかない!

卵の尖っている方から割り、出てきた汁を吸いながらまた殻を剥いていく。汁はカニ汁みたいな味。するとちょっと固まった卵白の周りに紫茶色の血管がついている。うわー(>_<)その白身を取ると中に灰色の羽のようなもの、足のようなもの、内臓みたいなグレーのものがある。ラッキーなことに頭や顔はまだ見えなくてそこまで気持ち悪くなかった。
食べると、黄身は普通にゆで卵の味。内臓などはカニ味噌の味。お塩つけたらさらに美味しい。これはお酒のつまみだぁ〜、と思ったのでした。でも2回目は食べたくない。

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