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The Life in Manila #1

【タクシーのおじさん】
カナダ在住アーティスト、Daisukeと空港で待ち合わせし、一緒に定額タクシーに乗った。マニラ市内のアーティストレジデンスに向かう。
空港から市内までは渋滞していて、車線をまたいで走ったり、すきまにここぞとばかりに入ってくる車がたくさんあった。このくらいの負けん気?がないと目的地までつかないのだろう。

タクシーのおじさんは英単語をつなげるような話し方で、あれは日本車だ、とかあれは日本のエンジンで、この車も同じエンジンだよ、very good engine とひっきりなしに褒めていた。彼よると、Daisukeの顔は日本人、私の顔はフィリピン人に見えるとのこと!おお私フィリピン人になれる!私の目がはっきりした二重で(目はフィリピンの女性ほど大きくないにしても)、鼻が丸いのできっと近い顔をしているんだ。私の姉も沖縄でウチナンチュみたいだと言われた理由がなんとなく共通している気がして納得した。ストックホルムでもあるスウェーデン人は私をフィリピーノみたいで日本人ぽくないと言ってたので、全てが繋がった気がした。*\(^o^)/*また新しい自己発見になった。
そんな話をしていたらマニラ市内の中心に来たようだ。ジープと呼ばれる乗り合いバスが見えた。日本のデコトラのように派手でいろいろな装飾がされており、個性がある。にもかかわらず、公共交通機関だというのでこれも驚きだ。

他にも、トラックの後ろに若者4人が腰掛けて髪をなびかせてるのも新鮮な風景だ。車線も無視するような自動車がひしめく道路の真ん中に立って、ペットボトルの水を売ってる若者もいる。すごいなぁ。日本だったらお巡りさんが飛んできて注意される。とってもハングリーな世界だ。
大きな道路沿いは、マンションやショッピングモールのビルが建ち並びとても都会的な景観だが、一本小道に入るとトタンでできた小さな家々が並んでおり、小さなお店もたくさん見つけた。印象的だったのは若者達が立ち食い屋台?のようなところでスープのようなものを食べていたこと。面白い。美味しいのかな。街はバイクや車の騒音、鶏の声、犬の声、人々の声がひっきりなしに聞こえてくる。賑やかな街だ。


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