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天空の城「竹田城跡」とご当地グルメでパワーチャージ!

4月末日に、今まで一度行きたかった「竹田城跡」(兵庫県朝来市)を
訪れました。秋には雲海で有名な場所です。宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」のモデルともいわれています。そんな「竹田城跡」にこれから行きたいな、と思われている方に、また、関西のおでかけ先をさがしている方に、旅のガイドをお届けしたいと思います。

竹田城跡への行き方

家族4人で車で向かった私たちは、「山城の郷」に駐車(無料)。付近に第2駐車場があり、正午につきましたが、駐車待ちの車はありませんでした。「山城の郷」にはレストラン、お土産物の販売所、観光案内所があります。

「山城の郷」からは、マイカー乗り入れ禁止で、徒歩、天空バス、タクシーで竹田城跡へ向かいます。バスかタクシーに乗ると、歩く距離が半分になります。

山城の郷 ⇔ 竹田城跡入口
・徒歩 40分
・バス 10分  +徒歩
・タクシー 10分 (650円) +徒歩

※JR竹田駅周辺にも駐車場があり、竹田城跡への別の登山ルートもあります。詳しくは朝来市のHPでご確認ください。
竹田城跡へのアクセスについて | 朝来市 (city.asago.hyogo.jp)

駐車場の案内板

我が家は中1と小3の男子、夫と私の4人。運動不足解消のために、全みちのりを歩くことにしました。マイカーは乗り入れ禁止なので、たまに
バスかタクシーが通るくらいで、歩きやすかったです。新緑と藤がきれいで、森林浴の時間に。遠くの山の上に、これからむかう竹田城跡が見えました。最初は気が遠くなりそうでしたが、約40分で竹田城跡入口につきました。

山頂の城(写真中央に小さく映る石垣)まで、まだまだ道はつづく

竹田城跡はまさに「天空の城」でした!

竹田城跡入口に到着して入場料をはらいます。整備されている山道をさらに10分ほど上がっていくと、とうとう城壁が目の前にあらわれました。

城の一番端の「大手口」を入ると、まず「北千畳」へ。そこから広がった 景色をしばらく眺めました。360度のパノラマで、まさに天空の城でした!

つづいて、順路を進みます。眺めは、どこを歩いていても空と山が広がっていて、気分は最高です。こんなに青空を全身で感じられる感覚ははじめてでした。城跡内は一方通行で全部回れるようになっています。道がうまく整備されていて、城に入る人と出る人が出くわさないようになっています。

※歩くルートは片道通行
「北千畳」⇒「三の丸」⇒「二の丸」⇒「本丸・天守」⇒「南二の丸」⇒「南千畳」

右端が天守の石垣

順路を歩いていくと、お城の敷地内の藤もきれいでした。
各地のお城を訪ね歩いていますが、「天守からの眺めが超絶景!かつ、天守のスペースが小さい!」という印象でした。山のてっぺんが平らになって築城されていることを、小3の息子が不思議がっていました。もとから平らだったのか、築城のために整備されたのか。また、こんな高いところまで石を運んできて、石垣を見事に完成させているところに、凄さを感じました。

藤の花と二の丸の石垣

ここで竹田城の歴史を少しご紹介します。
1431年 山名持豊が竹田城築城に着手
1443年 山名持豊が初代城主として太田垣光景を配した(口碑)
1580年 秀吉が但馬を攻撃(この時点で、太田垣氏の竹田城は終わる)
1600年 関ヶ原の役で竹田城、廃城となる
1943年 国史跡に指定
2006年 日本100名城に選定

お立ちよりスポット

駐車場から山道へのつけねにある公園は、お子様がいるご家庭にお勧めです。気持ちよく広がる芝生と子どもが喜びそうな遊具でした。
城から帰ってきて、我が家の息子たちも軽く遊んでいました。

子どもたちが喜びそうな遊具と広い芝生も


最後に、駐車場に隣接する「山城の郷」のレストランへ。私は但馬牛の牛丼をいただきました。夫と次男はトンカツ定食、長男はカツカレー。地元で育てた豚のカツを一口もらいましたが、分厚くて美味しかったです!私たちが注文した全てのお料理が、地元の食材を活かしていて、シンプルで愛情たっぷりのお味でした。

絶品のトンカツ定食

食後に私が注文したおはぎセット。なんと、注文してから作られるので、人生初めて「温かいおはぎ」をいただきました。地元でとれた茶葉を粉にしたものを、ふりかけて頂きます。思いがけず充実したランチで、またここで食事をしたいと思いました。

おはぎセット。食後は300円でいただけます!

竹田城跡散歩のレポートは以上です。
駐車場から全部歩いて、トータルで2時間のコースでした。
電車で行かれる方は、JR竹田駅で下車。駅前からバスに乗れます。中腹のバス停までバス一本で行けます。

一度、見たかった風景をこの目で見られて幸せいっぱい。期待以上の場所でした。不思議と心も元気になったように感じました。絶景ポイントなので、お天気のいい日をねらうのがおススメです!
(訪問・撮影 2022年4月30日)

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