カプセル胃カメラ

胃カメラは口からでも鼻からでも嫌なものだ。

ベテランならすっと行くが、経験が少ない医師だと当たりハズレがあって、時には何回も呑み込むはめになる。

カプセル型のカメラを呑みこむ検査方法が進んでいる。名古屋工大の安在助教が研究しているカプセルは、UWB(超広域無線)ローバンド帯とよばれる3.4ギガ~4.8ギガヘルツの高周波帯。オスロ大学との実験では深さ12cmでの実験で好結果を得た。人体への応用には深さ20cmまでの高解像度が必要だが、送受信双方のアンテナを複数にして精度を上げることに取り組んでいる。(参考:中日新聞記事

この技術研究成果のおまけとして、心臓のペースメーカーにワイヤレスで電力を供給できるようになるとのことである。そうなればペースメーカーを定期的に交換する煩わしさもなくなる。小さな大技術になりそうだ。

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