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人生の氷河期にさしかかっているので、過去の氷河期を振り返って浮上のきっかけを探ってみた

どうも、ライフスタイル探究家のMANAです。

最近、ことさらに運気が悪くなっている。

あまりそんなふうに日常の出来事を運気とかで解釈して片付けてしまいたくないけど、そう思っても仕方ないくらい、氷河期が来ている。

そう、氷河期だ。今、氷河期の真っ只中に突入しようとしているのだ。

なぜ、今が氷河期と思えるのか?

会社の業績

会社の業績がすこぶる悪い。あまりに悪いので、大規模な希望退職を募集することになった。

要は、リストラだ。

今はこの施策を社内外に伝えることに注力していて、募集は今後だけど、募集が始まると社内の雰囲気は悪くなるだろう。

子どもの大学受験失敗

子どもが大学受験に挑戦したが、失敗した。

非常に高倍率の大学・学部を受験したのである程度覚悟はしていたが、現実のものになるとやはりうろたえるものだ。

自分の職場や仕事が不安定になるかもしれない状況下で、一年間、浪人する子どもの生活を支えなければならない。

そのほかにも人間生きていると細々としたいろんなイベントがあるわけだけど、まあ、いいニュースがない。

あるのかもしれないが、いいニュースをいいニュースとして反応できる心のセンサが、完全に退化している。

続く心労やストレスで体調が悪く、特に判断力や認知機能が低下している。

さて、どうしたものか?

とにかくnoteに書くことで、自分を客観視したい。

その上で、こうした人生の氷河期を共有することで、同じように氷河期に喘ぐ人がいたら、その人に何らかの共感や示唆を生むことができたらいいなとも思う。

こういう時こそ、内省だ。

幸か不幸か50年近くホモサピエンスをやってきた歴史がある。

過去の氷河期で、何か参考になることがないか?過去の氷河期をどのように乗り越えたのかを振り返ってみたい。

過去の氷河期を振り返る

氷河期1:17歳 高校でプチ不登校になる

高3の時、受験勉強が思うようにいかず、当たり前のように成績は下がり、焦りからさらに勉強が捗らず、さらに成績が下がるという悪循環に陥った。

この苦境に耐えられなくなり、夏休みの補習期間だけだったと思うけど、不登校になった。

学校に通えなくなったのだ。

今風に言えば、メンタル。うつ状態だったんだと思う。

当時はそんなこと分からなかったけど、今から思えばうつだったんだろう。

氷河期2:18歳 阪神淡路大震災被災。大学受験失敗。そして、浪人生活

氷河期1から半年後かな。

センター試験を受けた2日後くらいに、被災。

ガス、水道、電気が通らない、さらに電車も通ってないなか受験勉強を続けるも、あえなく失敗。浪人生活を余儀なくされる。

この時はもう、街の崩壊も酷かったが、僕のメンタルも完全崩壊。

毎朝起きたらトイレに駆け込み、嘔吐。

胃酸しか出ないのに、ゲロゲロ嘔吐。

そこから、電車が通ってないので、断片的に通っている路線を徒歩でたどりながら予備校に通う。

翌年になんとか大学には合格して浪人生活を終えることができたが、まあ人生で最大の氷河期を挙げろと言われたら、

まず間違いなくこの1年を挙げる。

ちなみに、50歳手前になった今でも、大学受験とセンター試験の夢を見る。何度も同じ夢。

よほどのトラウマなんだろう。

氷河期3:リーマンショック絡みの三重苦

2008年、リーマン・ブラザーズ破綻に端を発した世界的な信用不安。

見事に我が社も煽りを食って業績低迷。

リーマンショックが関係していたわけではないけど、この年にほぼほぼ昇格試験を受けられる予定を勝手にしてたんだけど、

いろんな大人の事情で受けられなくなり、あえなく浪人生活。

さらにこの年、次男が誕生。

業績低迷でボーナスが減り、さらにあてにしていた昇格も見送り、そこに次男の出産育児にかかる費用捻出などで

可処分所得激減という氷河期に。

次男は何も悪くないけど、家計が非常に厳しい状況に陥り、やはり精神的に消耗した1年だった。

氷河期4:過労、そしてうつ発症

2016年秋。過労がたたって抑うつ状態になり、会社を休職。復帰までの間、8ヶ月。

メンタル休職者って年単位で普通に休むので、今になって考えたら8ヶ月の復帰はかなり早い方だった。

しかし当時は出口の見えないトンネルを彷徨う感じでかなりつらかった。

氷河期5:上司のパワハラ

これもきつかった。ひどいパワハラだった。今から思えばよく耐えたなと思う。

このときは、周りの人にかなり助けられた。

主治医、カウンセラー、メンター、そのころたまたま研修で知り合った仲間。

こういう人たちの支えがあってなんとか、乗り切れた。

過去の氷河期から言えること

こうして振り返ってみると、言えることが2つある。

きつかったが、リカバーできている

こうして書いているだけでも、当時の辛さや苦しさをありありと思い出す。

当時は本当に心の底から辛いと思ったし、出口が見えなさそうで本当に苦しいと思っていた。

だけど、結果的にはいずれの場合もリカバーできた。

苦しいながらも、コントロールできることに集中していた

本当に苦しかったけど、結果的にコントロールできることに集中していたように思う。

いや、集中せざるを得なかったという方が正しかったのかも。

どれだけあがいても、大学受験は1年後まで待たないとやってこないし、それまでにコントロールできるのは

学力を上げることだけだ。

リーマンショックのときも、妻と相談して、支出を最小限に抑えながらも、翌年の昇格試験を虎視眈々と狙って、

地道に業績を上げ続けた。結果、翌年は試験資格をもらい、合格できた。

うつのときは、主治医にはかなりお世話になったが、主治医から今、何をすべきかを聞き、忠実にそれに従って、

復職に向けて黙々とやれることをやった。

休めと言われたら休み、体力がないと言われたらジムに通って筋トレとランニングを行い、基礎体力を養った。

上司のパワハラは、結局はパワハラそのものはコントロールはできなかったけど、周りの人の意見を聞いて、

ことさら自分の人格を守ることに集中した。

今後訪れる本格的な氷河期の底辺に向けて思うこと

コントロールできることに集中する

会社の業績はすぐには回復しない。回復に向けて自分ができることは何かを具体化し、地道にそれをやるしかない。

希望退職が目標に達しなかったら、ともすれば僕も手を挙げないかと言われる可能性もある。

断れなかったときに、途方に暮れることがないよう、転職活動の準備もやろうと思えばできる。

子どもの大学受験も来年までは待つしかない。しかも、これは自分の受験ではない。

子どもの能力と努力を信じて、来年再挑戦できる環境を揃えてやるしかない。

自己肯定感、アイデンティティを失わない

これまでの氷河期でできていなかったこと。そして、これからこうした氷河期を迎えたときに必ず守りたいのがこれ。

自己肯定感、アイデンティティを失わないことだ。

これまで、氷河期を迎えたとき毎回、自信を失い、傷つき、メンタルを病んだ。

そうして、妻や家族に迷惑と心配をかけた。これは繰り返したくない。

本当によくない。

今回は、ここだけは守りたい。

氷河期は、自分を取り巻く環境が悪くなっているだけで、自分自身が悪くなっているのではない。

自分が自分を肯定できずに、前へ進めるわけがない。

だから、ライフスタイルの探究は止めない。

音楽はやり続けるし、家庭菜園はおいしい野菜を実らせ続けるだろう。

キャンプに行って、心の平穏は取り戻すだろうし、写真やロードトリップも続けるだろう。

ここまでnoteを書いてきて、最後にはっきりと記しておきたい。

僕は、僕であることを諦めない

今日もワクワクが止まらん♪


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