【HSP・HSE】困ったちゃんな私の性格のはなし。
お世話になっております!ナサヲです!
いつも見てくださっている方、ありがとうございます!
本日、妊娠7ヶ月を無事突破いたしました!!!
そして12月の里帰りまでいよいよ1ヶ月を切りました・・・!!
夫「ナサヲが帰ったら、俺の朝ごはんどうすれば良いカナァ(´ºωº`)」
知らんがな好きなもの食え!!!!!!!!!!!
もうすでに私には1人息子がいるのかもしれません。
さて今回は、私が持つ少々困ったちゃんな性格の話し「HSE」について話そうと思います。
え、何のこと言ってんの?って方。
「HSP」という言葉の方は知ってる!ってなるかもしれません。
HSEは、「HSP」=繊細な性格気質を持つ人の分類の中の1つを言います。
HSEの例を挙げるとすると
人と関わることが好きだけど、1人の時間もないと電池切れたみたいに動けなくなる日がやってくる
ついつい知り合いであってもそうでなくてもお節介をかましてしまう。そして、相手の問題なのに共感しすぎる。
誰かが頑張ってて、誰かは頑張ってない。みたいな状況が苦手。病んだり怒りの感情が湧いてしまう。
これらは全て幼少期から自覚してきた私自身の特徴であり、HSEの特徴にガッツリ当てはまるものです。
同じじゃないか!!!!!!と思った方。
同じHSEかもしれません。
どうぞナサヲを末長くよろしくお願いします。(照)
今でこそ、私は「HSE」という性格気質を持つ人がいる、ということを知っていて
「私ってただの変な人じゃなかったんだ!」
と少しだけ思えているのですが(いや十分今も変かもしれないですが)
ここまで来るのに自分の性格に悩んで悩んで悩んで、仕舞いにはうつ病になって、結構どん底でした。
でも、自分てどんな人なの?何でこんな生きづらいの?
というのをHSEの概念を通して理解できた時、それだけで結構楽になれたのです。
私と同じくこれからはじめての子育てに入る中で「なんでこんな辛い考え方になっちゃうの…」ともし悩んでる方、
いらっしゃったら、知るだけで心軽くなるかも?しれません!
少し長めですが、ぜひ寄ってってくださいねー!
レッツゴ!
HSPって何?HSEってなに?
HSPとその仲間のHSEの話し、実際は研究者の方のちゃんとした話なので簡単に話せる内容でないことは重々承知。
じゅうじゅうじゅう承知ですが、知らない方も含めてすごく簡単に「なるほどねー!」ってなれるようにがんばって書いてみます。
HSEを話す前に、大枠であるHSPのことを話さなければ分かりづらいと思うので先に話しますね。
HSPとは?
HSPとは、日本語でものすごく噛み砕くと
「繊細さを他の人よりも少し強く持った生まれつきの特徴」
を言います。
ちなみに英語では
「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
この頭文字をとって「HSP」です。
1991年に、自身もHSEの特徴をもつエレイン・アーロンさんが始めた研究の中で提唱をされています。世界人口の約30%がこのHSPなんだとか。
世界の3割と聞くと、オォォ意外といるじゃない・・・!!ってなりますよね。
エレインさんは、HSPが具体的にどんな特徴を持つ人なのか?を大きく4つに分けて話しています。この4つの特徴は「DOES」とも呼ばれています。
物事を深く深く考える
どんなに些細なことでも深く考えていきます。
道に生えてる雑草にまで、意味を見出そうとしてしまう時もあります(私は)
また、何か新しいことをはじめよう!と思っても、あれこれ考えすぎてなかなか踏み出せないということもしばしばです。
人や物事からの刺激を受け取りやすい
人間関係って、多かれ少なかれ刺激になりますよね。それがものすごーく感じとりやすいということです。
しかも知らず知らずのうちに。
連日出かけるなんてことはまず疲れますし、どんなに親しい人でも24時間一緒にいることは難しいです。私の場合家族でも無理です。
人に強く共感する、人の気持ちがわかりすぎる
一緒に喜んだり怒ったり泣いたりと何でも自分ごとのように捉えてしまいがち。
また、人の些細な行動や言葉から考えていることが何となく読めてしまうので変化に気づきやすかったり、あるいは深読みし過ぎて疲れてしまうことなんかもあります。
私はちなみに人の気持ちがわかることもあれば、突っ走ってしまう個人的な性格も装備してるので全然空気読めてないこともあります。(謝罪)
微妙なことへの敏感さ
たとえば外食を誰かとしているとして、
会話しているのについ隣や近くの人の会話が入ってきてしまって全然話しに集中できない!なんてことありませんか?
私ものすごくコレなんです。すごい困っちゃう。でも知らない人の話しってちょっと面白いよネ。
この4つを全て満たしていないとHSPではないとエレインさんは言っています。HSPではなく、少し内気だったり、少し感受性が強いだけという方もいるということですね。
HSEとは?HSPとの違いは?
では、本題の「HSE」ってなに?って話しです。
冒頭で「HSEはHSPの中の1つ」ということを書きました。
HSPの人も全員が全員4つの「DOES」に基づいた性格特徴だけを持っているというわけではなく、
DOESにプラスしてさらに異なる特徴を持っている4つの郡に分ける事が出来るのです。
全ての群に共通するのは「繊細さ」と「感受性の高さ」であり、HSEの場合は「社交的で人が好きだけど刺激が苦手」という特徴がプラスされます。
では簡単にHSEの特徴の一部を挙げてみます。まずは良いところから。
社交的な性格で、人と協力をすることや関わりを持つことが好き
リーダーのような立場を任されることが多い
親身になって人の話しを聞き、人のことを放っておけない
自分の事を言うようでイヤですが、パッと見ると社会的にうまくいきそうな人じゃない?って思いますよね。
でもこの良い面がとんでもなく自分を疲れさせてしまい、結果人にも迷惑をかけかねない原因にもなるんです。
例えば、
リーダーを任されることは多いけど、向いているかは別問題。疲れちゃって離脱も多い
自分だけ頑張ってる!みたいな環境は苦手。みんなにやる気がないと無理
親身になって人の話は聞くけど、自分の事のようにしすぎてストレスになることも
明るい自分だけが本当の自分だと思われやすい
もちろん悪い面は良い面でもあるのですが、刺激をネガティブに捉えやすいところが繊細ゆえの特徴なのでしょう。
次の章で、このネガティブ面について私が「自分てHSEだわ!」って自覚をした体験談をお話しをしていきます。
私ってHSEだわ!と思った出来事集
では、私が今までに感じてきたことをお話ししていこうと思います。
思い出してみると、記憶に残る自分て考えれば考えるほどHSEなんですよね・・・
①リーダーになるけど向いているわけではない。途中で疲れて辞めてしまうことも
思い返すと小学校の頃から何かとクラス委員だったり、部長だったりという役回りを任されることが多かったのですが、
その中でも、特に思い返すのは「秋休み」と高校の時に友だちに冗談混じりで言われていた突如訪れる私のダウン期です。
(春、夏、冬と学校は長期休みがあるから、ナサヲは自分で秋休み作ってんのね〜っていう冗談を言ってくれてました)
中学生の時は全くなかったのですが、高校に入ってから毎年秋になると2週間くらい家からなぜか出たくなくなってしまうのです。
出たくなくなってしまうどころか、リビングの所定の位置か自分の部屋のベッドか、トイレか。
この3カ所しか基本行かない生活を送っていました。
よほど高校生になったことでいろんな刺激が強くなったのか
(当時通っていた高校で所属していた部活動は、県内では少し強いと言われてて多忙でした)
電池切れが早かったのでしょう。秋も長い休みが欲しかった。
②自分だけ頑張ってる状況が苦手
私自身、根がすごく真面目で責任感が強い性格です。
なので、部活だったり行事だったり、ゆるっと無難にこなそうとしている友だちのが許せない!と感じてしまう場面が当時いくつもありました。
また、小さなところで言えば結婚生活もそう。
「年末掃除がしたい!」と自分が思い立ったら、夫にも同じような温度感の気持ちで協力をしてほしいと思うのです。
夫からしたらかなり迷惑勝手な話しですけどね・・・
③相手のことも自分事にし過ぎてストレスに感じてしまう
どんな時でも、困っている人に気づくと声をかけずにはいられないお節介な部分があります。
お節介なだけなら良いのですが(よくはないけど)ついつい自分のことのようにし過ぎて
「なんで私がアドバイスした通り動かないの?」
と怒りの感情や、
「私があの時声をかけていれば・・・」
なんて罪悪感の感情が芽生えることがあった、というのが以前の困る点でした。
これについては別記事でも書いているので、よろしければどうぞ!
④明るい自分だけが本当の自分だと思われやすい
HSE気質をもつ方に限らず、自分の表の一面と人には見せない裏の一面というのは誰しも持っているものですよね。
ただ「よく思われる為に行動してしまう」というのがHSEの特徴の1つではないかと個人的には考えています。
人からどう思われているのか気になるし、人の感情の動きに敏感なのでどのように振る舞えば喜んでもらえるのか、
どのようにしたら集団でいる時に良いバランスを取って過ごせるのか、ということを常日頃考えてしまうのです。俗にいう八方美人でしょうか。
でも、本当はそうではない部分(疲れてしまう部分)がたくさんあるので、表の自分で居続けることに勝手ながら突然疲れてしまうのです。
受け入れることが1歩目。
ここまで話しを進めてきましたが、HSPやHSEは病気ではないです。あくまで生まれ持った性格の特徴になります。
なので、生涯治るものではありません。当たり前っちゃ当たり前の話しですが、知った時は軽く絶望しました。
(例えばうつ病なら、感情の起伏を穏やかにするお薬を処方してもらって少し楽になれる事もありますが、そういうものではないと解釈をしています)
しかも、HSPというものが提唱されたのは最近ですが、ずーーーーーっと前からHSPの気質をもつ人はいたのです。最近湧いて出たわけではありません。
それが少し繊細な人もいれば、強い繊細さを持っている人もいるし、
自分の置かれている環境によって気質が良いものとなるのか、悪いものになるのかはかなり変わってくるので外から見たら分かりづらいものなのだろうと思います。
でもこのままも辛い。果たして対処法ってあるのでしょうか?
もしかしたらカウンセリングとか有用なものがあるのかもしれませんが、やはり自分で受け入れることが第一歩だと考えます。
とはいえ、実際にこの性格気質を持ちながら生きてきた私は、HSEの良い面よりも悪い面の方にどうしてもフォーカスしてしまうことが多く、長年受け入れ難かったです。
大人になるにつれて
「なんて自分てダメなんだろう・・・」
「なんでうまくできないんだろう・・・」
と悩みがどんどんと深くなっていき、最終的にはうつ病まで進化をしました。
でも最近思うのは、まずこのHSPやHSEという概念に出会えた自分はラッキーだ!という事です。
生きづらいと思う自分のことを、昔よりもだいぶ受け入れたいるつもりでもたまに辛くなる時はやっぱりあります。
先ほども言ったように、自分の嫌なところ、悪いところというのは人間なかなか受け入れたくないですよね。
でもそんな自分の辛さに名前があって
「他にも同じ人がいるよ。それも世界の人の3割がおんなじだよ」
って言われたら、
自分は例え心から認められなくてもわかってくれる人がいる、少しでも受け入れてもらえているという気持ちになれる気がします。
それだけでかなり救われますよね。
【まとめ】「やっちった!」で自分をゆるす。
もっともっと深掘りして話していく必要のあることだと思いますが、今回は簡単に書いてみました。いかがだったでしょうか?
HSPやHSEは、生まれ持った性格的な特徴なので人よりも少し繊細さを持っている分、生きづらさを感じやすいです。
しかも病気ではないので治ることはありません。また、「甘え」や「わがまま」と誤解もされやすい部分があると思います。
なぜかと考えると、そもそも公にまだまだ認められているものではないこと。
HSPやHSEだからといって「そっか、じゃあ何か免除しよう」と社会的にはなりにくいこと。
そして何より、外に向けた自分は繊細そうに見せないようにしているということが一層分かりづらくしてしまっているのかも・・・
私の場合は、かもしれませんが。
なので、この性格を理解してくれる人に頼りながら仲良くお付き合いしていく方法を探していくのが1番なのかな。
すぐに大きく変えることは無理だけど、特にネガティブになってしまった時は「あー!やっちったな!」で切り抜ける。切り抜けるし、自分をゆるす。
ということが今のところは1番重要で、その後に
「なんで今罪悪感持ったんだ?」
「なんで今イラッとしたんだ?」
と深く深く考えるHSEのポジティブ面を大いに活用できるように最近はなりました。
これからは子育てとともに、新たな問題もきっと山積みかもしれませんが、
ちょうど良い向き合い方を探していければなーと思っています!
今回の話しについて、もし共感していただけたり何か考えるようなきっかけになれたら嬉しいです!
最後までありがとうございました!
スキいただけると喜びます!踊り狂います!!❤️🔥❤️🔥
どうやらnote登録してなくてもできるみたいです!ので、ぜひ・・・!
【参考にさせていただいたサイト】
HSP やHSE、HSS型のHSPについて詳しく知りたい方はぜひ!
エレイン・アーロンさんのWebサイト
ココヨワ
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