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[2万6千文字]みずほ銀行(オープン/GCF)徹底攻略

お初にお目にかかります。梨🍐と申します。

今回は、企業攻略シリーズの記念すべき第4弾としてみずほ銀行を取り上げていきたいと思います。

みずほ銀行はメガバンクで一番難易度が低い銀行である割に初任給が400万もある高給企業です。加えてみずほ銀行はJTC(Japanese Traditional Company)特有の手厚い福利厚生があるため、可処分所得はより高いものになります。みずほ銀行に入社できれば、新卒1年目からかなり余裕のある暮らしができるでしょう。

みずほ銀行を受ける方は、投資銀行や銀行の部門別採用等を狙う就活強者から「銀行とって具体的に何をしているの?」といったミーハー就活生まで、幅広くいらっしゃるかと思います。

メガバンクの一角というだけあって、みずほ銀行のネームバリューやレピュテーション、待遇はかなりのものになります。そんな高待遇人気企業だからこそ、みずほ銀行に挑戦することを忌避してしまう方も一定数いらっしゃるかと思います。特に数字に苦手意識を持っている方や学歴にコンプレックスを抱いている方は真っ先にメガバンクから目を背けてしまいます。さらに追い討ちとして、メガバンクの採用数は縮小に縮小を重ねており、みずほ銀行も例外ではありません。(メガバンクの採用数は5年前と比べて1/3程度に落ち込んでいる

しかしながら、メガバンク他行と比べて採用人数が多く、学歴にも優しいみずほ銀行は比較的内定を取りやすいとも言えます。加えてメガバンクは他業界の優良企業に内定をもらった就活強者に蹴られやすいので、採用人数より多めに内定を出していると予測できます。しかも、みずほ銀行は1年に数回インターンを開催しているので、本選考での優遇が勝ち取りやすい傾向にあるのです。

以下は梨によるメガバンク各行についての情報・考察まとめです。

三菱UFJ銀行
採用人数300人程度、推定内定者数350人程度。

選考フロー
ES・webテスト(TG-web)→1次面接→2次面接→最終面接

特徴
メガバンクの中の一番。よく三井住友銀行と争っている。応募者のレベルはメガバンクの中で一番高い。大量採用ではあるが学歴ボーダーが圧倒的に高いので、応募層の平均の質がメガバンク他行より頭一つ抜けている。内定者のレベルももちろん高い。論理的思考力はもちろん、文章作成力・読解力に長けた学生が散見される。メガバンクはそれぞれ社風が異なっており、三菱UFJ銀行はエリート気質な銀行だと言える。というわけで、新卒入社でのレピュテーション就職偏差値高めである。
選考難易度は星3

三井住友銀行
採用人数200人程度、推定内定者270~300人程度。

選考フロー
ES→玉手箱・動画面接→PS(複数回)→1次面接→2次面接→3次面接

特徴
応募者のレベルはメガバンクの中で2番目に高いと思われる。しかしながら、三井住友銀行は複数daysのsummer internshipで年内内定が出る優遇があり、summer internshipの応募者に限ってはメガバンクで一番質が高いと予測できる。選考フローが一番長く非常にめんどくさい。選考フローを長くしている原因として三井住友銀行特有のprivate sessionと呼ばれるものがある。動画面接通過後にPSの案内が届き通常2回〜永遠にPSが面談が行われる。面談で行員が面接に進んで良しと認めた就活生にのみ1次面接の案内が届くので、志望動機やキャリアビジョンが明確でない場合永遠に選考に進むことはできない。参考までに、梨は2回、友人は3回でPSを通過した。採用人数が少なく、体育会系学生が多い。論理的思考力や文章作成力・読解力に長けているというよりは、情熱・直情型の体力お化けというのが三井住友銀行のイメージだ。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値は高い
選考難易度は星3

みずほ銀行(オープン採用)
採用人数350程度。推定内定者450人程度。

選考フロー(OP)
ES・webテスト(玉手箱)→面談→1次面接→最終面接

特徴
メガバンクの三番手。応募者のレベルはメガバンクの中でダントツに低い。大量採用かつ書類ボーダーが低いので、メガバンク他行では足切りされるラインでも選考に進むことができる。また、通常メガバンク夏のインターンシップの時期は外銀や日系投資銀行、戦略コンサル勢も参加するはずだが、みずほ銀行のsummer internshipには論理的思考力はもちろん、文章作成力・読解力、コミュニケーション力が乏しい学生が散見された。夏のレベルを考えると本選考のレベルはさらに下がっていると予測できる。みずほ銀行の社風は穏健・温厚といった感じだ。big4のPwCグループと似たような社風だと思う。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値は普通である。選考難易度は星1。

みずほ銀行(GCF)
採用人数20人程度。推定内定者25~30人程度。

選考フロー(GCF)
ES・webテスト(玉手箱)→1次面接→2次面接→最終面接

特徴
詳細は有料部分で解説するが、簡単に言うとみずほ銀行GCFは出世組・キャリア組のコースと考えてくれれば良い。GCFとオープンで待遇の差はないが、証券IBや信託、PEFに優先的に出向できたりとキャリアパスの面で大きな優遇がある。メガバンクの専門職を除けば一番入社難易度が高い。ちなみに投資銀行志望の滑り止めとしてよく使われている(梨も投資銀行志望であたが、滑り止めとして出願した)。GCFを志望している就活生のレベルは総じて高い。M&Aやコーポレートファイナンスに対する知識が圧倒的な学生、専門的な金融知識こそないが理解力に長けリーダーシップを取れる学生等、全ての企業が欲しがるような人材に溢れている。新卒入社でのレピュテーションや就職偏差値はかなり高い
選考難易度は星5

三井住友銀行や三菱UFJ銀行の対策noteはnanoさんがお勧めです!!


メガバンクは、M&Aや財務という専門性が高い業界ということもあり、多くのミーハー就活生が志望動機固めや業務理解を十分に行わず撃沈してしまいます。

そんな数多くの屍を超えていくために、本noteでみずほ銀行(OP・GCF)の選考情報はもちろん、そもそも銀行業務とは?待遇は?対策方法は?、といった情報を徹底解剖していきたいと思います。また、梨が面接で実際に話した内容もそのまま記載しています

GCFコースでは梨が実際に行員に聞いた情報も掲載しているので、GCF志望者にとっては間違いなく有益な情報が詰め込まれていると断言できます。
また、GCF志望者に向けてはM&Aに関する用語録も記載しておくので、M&Aの理解も捗るかと思います。

みずほ銀行ではwhy みずほ・why 銀行について詰められることで有名です。金融業界は信託銀行・証券・カードなどがあり、なぜ銀行なのかの徹底的な理解が求められるのです。特に金融について詳しくない就活生からすれば、HPを読み込んでも何をしているのかさっぱりわからないなんてこともあるかと思います。

それでは有料本編へどうぞ。


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