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言葉を信じる

 何か、何が、残せているのだろう。

 何か、何が、残せているのだろう。

 何も、残せていないのかもしれない。

 何も、残せているものはないのかもしれない。

 それでも、こうして言葉を伝えている意味は、あるのであろうか?
 
 こうして、言葉を紡ぎ、残していく意味は、あるのだろうか。

 私にはわからない。けれど、それでも、わたしの心はたしかに、それを求めている。

 私にはわからない、けれど。

 わたしの心の赴くままに、言葉が紡がれ、言葉がつながり、残る、伝うために。残る、残って、しまう。

 本当に? 本当に?

 そんなくだらないことばかり頭に巡り、それでも、それでも、なんて言い訳を思いながら、まだ、言葉を、まだ、言葉を、信じてしまっているのかも、しれない。

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。