従業員を大切にするという事
お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。
今回は転職活動をしていてうまく表現できていない「従業員を大切にする」という事がテーマです。
総務の使命の一つは、従業員を大切にする事で組織の成長に貢献することがあります。この「従業員を大切にする」というのが、結構やっかいな表現で「わがまま放題になるのでは?」「優しくして成長するのか?」という指摘をやんわりと受けます。
大切にするという事で印象深かったことを一つ。
中小企業振興公社のセミナーで、受講者から「良い会社にするには、どうしたらよいか?」と質問があり、講師の経営者は「あなたの会社で従業員を大切にするという事は、どういう事なのかを考える事から始めてください」とおっしゃっていました。
他社事例は参考になりますが「うちは特殊だから」「うちの従業員では難しい」と言い訳にもなりがちなところがあります。また、きっとこれは自分自身で考えるべき課題なんだろうと。
しびれました。
大切の定義
「捨てておけない」「一番必要」「重んずべき」「貴重」「立派」などのキーワードがありました。
いかがでしょうか? 「優しい」とはイメージが違いませんでしょうか?
従業員を大切にするという事
定義からは「捨ておいてはダメ」「必要・貴重な人材に育てる」「立派に育てる」「心をくばって丁寧に」と人材育成の意味合いを強く感じます。
そして、愛すべきものと。
従業員を大切にするという事は「会社組織として、採用・教育・配属・働く場に責任をもち、従業員の持ち前を最大限に発揮できる状態にする」という事だと考えます。
それは各社それぞれのビジョン、風土、文化にあうやり方を、対話・模索していく事だと考えます。
経営層をはじめ人事・総務の重要な責務ではないでしょうか?
そうは言っても、わがままだし、いうこと聞かないしと、苦々しく思うことも多いでしょう。
そこはいったん横において、その「責務」はあるのだと決めてしまうことだと思います。
私なりの総務のミッションを堅苦しくまとめますと、以下になります。
表現力が無さすぎて、面接では伝えきれずに撃沈しています。
「人」に安心と信頼と躍動を。
私(たち)のミッションは、会社の目的達成と持続性を確保することです。
そのために重要な資本である「人」の尊厳を守り、彼らと対話し、彼らと自分自身が、現在と未来にわたって躍動できるよう「しくみ」「場」「サービス」の向上を絶えず考え、より善くします。
どんな事で大切にされたと感じたか。
従業員側として大切にされていると感じる。または感じてもらえたことから、実際にどんなことをすればよいのかおぼろげながら感じてきたことを少し。
従業員は情報が足りないと思っているので「丁寧に」情報共有をする。
「説明無し」に提案を却下しない。
良い提案は「称賛とスピード感」をもって対応する。
「声の大きさ」でものごとが決まるようにしない。
手を挙げた人が「バカ」をみるような丸投げをしない。
ハラスメントには「真摯」に対応する。
教育の機会は「公平感」を。
きちんと「名前」で呼ぶ。
従業員が会社に大切にされていると感じ「よし、会社のために頑張ろう」と思える企業風土になれば、Win-Winではないでしょうか。
多くの会社がそうなることを願っています。
(当社もいつの日か…)
お読みいただき、ありがとうございます。
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