noteでゲーム系記事を書いている人へ~開かれやすいタイトルや検索性を向上させるコツ

最近noteでゲーム系記事を書いてくれる人が増えてきて嬉しい限り。面白いなーと思ってツイートしたら、2桁くらいリツイートされることもある。

しかし、「もうちょっと気を配ればもっと読まれるのに」と思う記事が多々あるのも事実。読めば面白くても、そもそも記事を開かれるチャンスを失っていて非常にもったいない!

特に気になるのが、(中身は面白くても)内容がまったく分からない適当なタイトルをつけていたり、検索に引っかかりやすい言葉を使っていなかったりする記事。

ということで、今回は「開かれやすいタイトル」と「検索性の向上」についてまとめるので、もっと読まれたいと思っている人はよかったら参考にしてほしい。もちろん、僕が検索しやすくなること、そしていい記事を見つけてシェアしやすくしたいというのが大きな目的だ。

なお、「noteで検索する」という前提で話を進める。

開かれやすいタイトルのつけ方

これは調べればいくらでもノウハウが出てくるので、ゲーム系記事に特化する。

まず、下記の記事を見てほしい。

このタイトルで記事を開く人はまずいないだろう。たぶん『バトルフィールド』の強烈なファンでないと開かず、少し『バトルフィールド』を知っているくらいの人だと開かない。ダメな点として、記事の内容がまったく予想できないこと、興味を惹く点が少なすぎることが挙げられる。

ただ、内容はとても面白い。『バトルフィールド3』に対する愛が語られており、特に下記のくだりはとてもわくわくさせられる。

初めてBF3をプレイした時のことはまだ覚えている。マップはTehran Highway、モードはコンクエスト。走り出す戦車や友軍達を見送って、操作すらおぼつかずに拠点でおろおろしていた私の前に、「乗れ」と言わんばかりに(CS版のBF3にはコモローズが無かった)、バギーのクラクションを鳴らしてくれた人がいた。

引用した部分に限らず、全体的に詩的で、エモさに溢れている文章だ。タイトルさえ工夫していれば……と惜しまれる。どんなタイトルだったらよかったのだろうか。一案であるが、こんな感じでどうか。

初めての『バトルフィールド3』でおろおろしてたら、「乗れ」と言わんばかりにバギーのクラクションを鳴らしてくれた人がいた

本文に書かれてあることを切り貼りしただけだが、『バトルフィールド3』というゲーム内で、見知らぬ人と出会い、そこから物語が始まりそうなことを予感させる。記事を開きそうな読者は、「『バトルフィールド』の強烈なファン」から「なんとなく『バトルフィールド』というゲームを知っている人」くらいに広がるだろう。

ここで大事なことは、何のゲームなのかを明示すること。そして、どんな内容(物語)なのかを読者に一目で予想させること。ときには一言でインパクトを与えるのもいい。

こうした些細なことを意識するだけでタイトルは断然よくなるが、noteにある大半のゲーム系記事はかなり適当なタイトルが多く、開こうという意欲が湧かないものがほとんどだ(「○○について」や「○○のこと」なんて開く気がまったく起こらない)。

下記の記事は、短いタイトルで何について書かれてあるのか一目で分かるいいタイトルだ。

「不及」というたった一言が、「不朽」の名作『カルドセプト』がなぜか広く語られてこなかったこと、そして記事内でじっくり語られそうだと予想させてくれる。

タイトルは記事の顔であり、読まれるか読まれないかを9割決定づける。書き手は記事を自分のnoteやブログというハイコンテクストな場を彩る「これぞ」という1本としてみなすかもしれないが、読者が記事のタイトルを見かけるのはSNSやGoogleという激流の中

その激流は数多の魅力的な言葉で溢れており、あなたの書いた記事はきらめきの1つでしかない。記事タイトルが書き手にとって望ましいコンテクストの中で見かけられる機会はそうそうないのだ。だから、タイトル(や紹介ツイート)を工夫する必要がある。

たとえ特定のゲームジャンルについて書いているnoteやブログでも、記事タイトルの中でどのゲームかを明示することは重要だ。どのゲーム、どのジャンル、どの分野について書かれてあるのか分かると、読者は安心して記事を開ける

特に自分のブログで記事を書いている人にありがちだが、「自分のブログ」というコンテクストに頼りすぎ、タイトルが疎かになっている場合が多い。読者はブログを頻繁にチェックするファンより、SNSなどからやってくる一見さんのほうがはるかに多いのだ。

もしタイトルのつけ方を学びたいなら、BuzzFeedMERYをお勧めしたい。また、noteのCXOである深津さんもタイトルのポイントについて書いてくれている。

検索性の向上を図る

さて、次は検索性の向上についてまとめる。Google検索に対応するためのSEOというよりも、先に書いたように、noteで検索するときに見つけやすくするためだ。

noteで検索すると、「ノート」「マガジン」「ユーザー」「ハッシュタグ」という項目別に結果を表示できる。このうち「ノート」はタイトルや本文、ハッシュタグなどを含め、記事内のすべての要素のどこかに検索ワードがあれば、検索結果に表示する項目だ。

ということは、この「ノート」項目に表示されるように工夫する必要がある。ポイントは、できるだけ引っかかりやすいキーワードを入れておくことだ。つまり、より多くの人が検索しそうな言葉を使うこと。また一方で、コアゲーマーが検索しそうな言葉も必要である。両極端の言葉を使うのが最適解だ。

ゲーム系記事でいうと、ゲーム名はもちろんだが、ジャンル名も欠かせない。

ゲーム名はできれば正式名称と略称を両方使う。アルファベットかカタカナかで迷うが、日本語版Wikipediaを参考にするか、もしくは自分のこだわりでいいだろう。本文で自然な流れで使うといいと思う(『PUBG』はもはや『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』を使わなくてもいいかもしれないが)。

ジャンル名も大事だ。前に、「格ゲー」しか使っていない記事を見かけたことがある。これだとゲーム系記事でありながら「ゲーム」で検索しても引っかからない。同じことは「音ゲー」や「FPS」などにも言える。

ゲーム系記事で必須のキーワードは「ゲーム」だ。僕は「ゲーム」で検索してなるべく広く拾うようにしているので、特に「ゲーム」を本文かハッシュタグのいずれかには必ず入れてほしいと思う。

あと、対戦ゲームなら「esports」も有効だろう。格闘ゲーム、FPS、MOBA、何であれ対戦する要素があるなら「esports」を入れておけばいい。僕が見に行く。

SEOはサイトや記事を検索エンジンの上位表示アルゴリズムに最適化させることを言うが、それ以前に「面白い記事を読みたい」「いい記事を探している」という人にとっての検索性を向上させる必要がある。

いくらでも工夫の余地はある

記事のタイトルと検索性はビジネスにおいてお金に直結する部分なので、さまざまな研究が行なわれてきた。BuzzFeedとMERYはその点で最先端であり、あるいはまとめサイトもそうだろう。

noteで記事を書くときに商業メディアほど意識しすぎる必要はないが、この記事で書いたことくらいは取り入れてもらえると、より多くの人に読まれる機会が広がっていくはず。

読者はどんな言葉で検索するのか? ぱっと目にしたときどんな言葉に引っかかるのか? ぜひそのあたりを意識して、タイトルをつけ、記事を書いてほしいと思う。

そうだ、ファーストビュー(トップ画像、1280:670がベスト)も大事なので、いい感じの画像を探してみてほしい。くれぐれも著作権にご注意を(ぱくたそならフリー)。

ゲーム系記事はトップ画像がないものが多すぎるが、ちょっと添えてあるだけでライク数がかなり違うそうだ。

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謎部えむ

eスポーツスリンガーとして日本のeスポーツ業界にまつわるあれこれを取材・分析しています。マガジン「happy esports」の詳細と連絡先は↓のプロフィールをどうぞ。「焚き火を囲って」はジャンル不定で唐突です。「happy game note」はおすすめゲーム系記事まとめです。

焚き火を囲って

古来、人類は焚き火を囲っていろんな物語を紡いできました。このマガジンではhappy esportsには入れにくい記事を書いています。ゲームネタ、時事ネタ、ノウハウが多め。
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