生まれ育ちも東京で、気づいたらもうすぐ26年の月日が経とうとしています。
長く住んでたからこそ分かる見慣れた風景の変化や出会い・別れ。数多く経験してきました。

大学出て、1年フリーターをしてから今の会社に就職すること丸2年。
いつも仲良くしてくださる皆様にお知らせがございます。
正直こんな急なタイミングで発表することになったのは申し訳ない気もする一方で、先方からの連絡が来たのが先月の末だったというのもあり…バタバタしてたらこんな時期になってしまいました。

【11月から愛知県民としてお世話になります。】

特にTwitterで仲良くしてくれてる方からすると、「大阪じゃないの？！」って驚かれるかもしれないんですけど、そうなんです。

まあ去年のちょうどこの時期に名古屋出張でお世話になったことがあるので、それの縁もあり……っていうのが実際の理由らしいのですが、今後の弊社の名古屋店のスタッフたちの実力の底上げのために、11/1付で異動することになりました。

たぶん、多くの人は「東京に住んでるのになんでわざわざ地方に行くの？」って思う方も少なからずいらっしゃると思います。

これを感じる方はあまり多くないと思ってますが、正直東京にはもう疲れました。
たしかにモノは揃ってるし、色々と便利だし、拠点として選ばれがちだし…っていうメリットはほかの街に比べたら圧倒的にたくさんあります。

でもその便利さゆえに疲れてくるんです。
東京に地方から出てきたりした方は感じたこともあるのではないでしょうか？
「東京の人ってつめたいな」っていうことに。

これはオタク仲間の一部には話したことあるんですが、大学2年生の時に初めて1人旅行で大阪に行ったことがあり、食べ歩いて観光して2泊3日を終えた帰り、品川から山手線に乗り換えて空いてる席に座った瞬間に「大阪に帰りてえ…」って独り言もらしてたんです。それくらい地方の人のあたたかさだったり、その地方ならではの「何か」に惹かれたんでしょうね。 何も知らずに行って収穫しかなかったあの一人旅から、なにか東京に「虚空」を覚えるようになってしまいました。
なにかの拠点になるっていうことは、それだけ人が集まるということ、つまりは自分に精一杯な人が多く集まることになるんですよね。
そんな中で生活をすることに窮屈さを覚えるというか…融通の聞かないマニュアルに則られたかのような作法でしか動かない街と店…

東京ってよく憧れの街って言われますけど、実際のところは自分で取捨選択がしっかりと出来る自我のある人じゃないと確実に潰されるようなシビアな街なんですよね。(これも人によって感じ方は違うとは思います)

そんな中で今回の異動の話を受けて、迷いなくすんなりと受け入れた自分がいました。
今年の8月の中頃に、人事の方と関西の本部の方から「ホントなの？」という意思確認の連絡を頂き、決意は変わらない旨を伝えたところ、9月下旬にいきなり「異動ね！再来月から！！」…というお話をいただいての今日に至ります。

もちろん、東京で仕事をずっとしてて覚えたいろいろなノウハウを持っていって、名古屋の店舗の活性に繋げたいっていうのが目的ですけど、「自ら東京から脱して新しい生活をはじめたい」っていう想いもあり、急な話ではありますが東京を離れることを決意致しました。

【今後について】

今月の15日までは東京にいます。
そこから約2週間かけて新たな自分の住まいを探し出して、遅くとも11/1からは本格的に名古屋での勤務……というスケジュールになってます。

もちろん異動はしても東京にはちょっっこちょこ帰るつもりです。まだオタ活したいし、関東の応援してる人達にも会いたい人はいますし笑

でも、今までみたいに東京でのイベントやライブにはカンタンに参加できなくなるので、そういったところは皆さんにご理解・お力添え(?)して頂ければなと思います。

そして、いずれ近いうちに普段から仲良くさせてもらってる皆様を対象に、民宿「おなす」としても機能できるようにはしたいなあ…と思ってるので、愛知にもし遊びに来る機会があれば気軽にご連絡いただければと思います。