密度について

 家ではキッチンのコンロ前に置いた踏み台に座り、換気扇を点けて煙草を喫っている。南向きで空間に対して窓がとても大きく、家の中で一番日当たりが良く、明るい。
 2〜3本の間に歌集を少し読み進めるか、なにもせずにぼんやりしている。煙は最後には確実に換気扇から外に排出されるけど、吐きたてのうちは手や顔の辺りに纏わりつくように漂って、それを鬱陶しいと感じることが多い。
 いつも換気扇が出す低音を聴いてしまう。思考も煙といっしょに吸い出されてしまうみたいで、考え事をするのにうってつけの時間のようでありながら、実はまったくそうではない。

 今日は19時からモウカラ04の打ち上げ。そのままの流れで21時からあとがきキャス。昼過ぎから準備を始める予定。それまでにナッシュを風呂に入れたり、散歩に行ったりしたい。
 このGW中に連作を3本ほど、それぞれ20%くらいはやってしまいたい。

「蝉時雨」みたいな言葉を発明するまで続けるよ。