▢社会に出て、それぞれが違う道へ

新卒で入社し、社会にでていつの間にか9ヶ月目が経ちました。今までは自分の仕事で精一杯で、周りが見えていませんでした。
しかし、年末に大学時代の仲間に会うと、皆がそれぞれの夢を抱き、中にはびっくりするような挑戦をしようとしている人がいました。

case1:紛争地域の取材をするやべえやつ

そいつは、急に新しいインスタアカウントを立ち上げていました。大阪西成区を始め、海外の紛争地域にカメラ片手に取材風景を投稿していました。

それを見た僕は、
「なにやってんだコイツ？？？？」
頭には"？"しか浮かびませんでした。

会ったときに詳細を聞いてみると、やっぱり意味は分かりませんでしたが、彼なりの何かがあるのでしょう。ともあれ、通常では考えられない恐れ知らずな行動力に衝撃を受けました。

今は、お金をためるために派遣で生活しているそうですが、僕の知ってる中で1番、やりたいことにまっすぐなカッケェやつです。

case2:給料が半分以下になる会社に転職するやつ

皆さんは、給料が半分以下になる場合、転職しますか？僕はしません。しかし、そいつはそれをしました。

何でも話を聞くと、
・会社がヤバい
・自分のやりたい事をすることにした
だそうです。

だとしても、もうちょっとお金が溜まったら辞めよう、とか、目指す業界の中でも高給な会社にしよう、とか考えそうなものですが…。

しかし、そいつは僕の中ではぶっちぎりで賢く、正しく、理解のある優秀なやつです。僕は、一般的に「バカじゃん」と言われるような行動でも、そいつがしたことなら全力で応援することにします。

case3:新卒で超ブラック業界に飛び込み、更に院進するブッ飛んだやつ

タイトルからブッ飛んでます。僕はこんなにもストイックなやつを他に知りません。それでいて超優秀です。

誰もが、こいつのストイック話を聞くと引きます。そして、誰もが
「もっと休みなよ」「働きすぎじゃない？」
と言います。しかし、こいつは止まりません。

恐らく、任されたことに対する責任感と、やりたい事が多すぎる多動症で体の99%が構成されています。ブッ飛んでいます。

僕はそいつを心の底からすげえとおもいます。普通、人間は限界を超えて努力することは出来ません。出来たとしても、一緒に行動する仲間が必要です。そいつは、1人でもドンドン突き進んでいきます。死なない程度に頑張って欲しいです。

▢同じことをやってきた仲間だけど…

皆、同じ分野で活躍していた戦友です。しかし、やってる内容も量も質も全く異なります。そして、彼らは優秀です。

一方で、自分のやりたい事が分からず、困っているやつもいます。そいつに対して、デキるやつらはこう言います。
「人それぞれなんだから、気にする必要ないよ」
そんなこと、分かっている。けど、気にしてしまう自分がそいつにはいるのでしょう。

世界は色んな人間に溢れています。何となくは分かっていましたが、22歳が終わろうとしている今、その意味を理解しました。

□かつての仲間たちとの関係

時間が経つにつれ、昔の仲間とは疎遠になります。かつての戦友でも。
そして、皆会わなくなっていきます。実際に、僕は高校時代やそれ以前の友達とは殆ど会いません。正直、後悔しています。

社会に出てから、新しい出会いが一気に減ったような気がします。新しい場所に出向くことが減ったからだと思います。

人間は、歳を重ねるに連れ、挑戦する機会が減ると言います。赤ん坊は、体験すること全てが挑戦です。大学生は沢山の時間を使い、色んな体験をします。

だからこそ、僕は一つ一つの出会いを大切にし、今ある関係を出来るだけ崩さない努力をしようと思います。