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23歳、足るを知ってしまう

社会人になり、そろそろ1年が経ちます。

1年間、たくさんの人にお世話になり、色々な経験をさせていただきました。

大学時代、やりたかったこと、学びたかったことの理想にかなり近いところに僕はいます。

そして、自分に出来ることの範囲(限界)を知り始めました。
何でもやってやる!自分なら出来る!という自信が学生時代より枯れてしまっている気がします。(早すぎるような気もしますが笑)

恐らく、現状に満足してしまっているのだと思います。
周りに恵まれ、学びたいことを学び、将来やりたいことも固まっています。

人生全てがトントン拍子。

少し転んだくらいでは、傷つかないメンタルを手に入れました。大抵の失敗は、何とかなることを知ってしまいました。

この1年、大きなミスや挫折も無く、過ぎていきました。

1年前は、もっと焦っていました。
僕には何も無い。早く、色んなことを経験し、力をつけなければ、と。

けれど、僕は人生の立ち回り方を知ってしまいました。
苦手なことはもちろんあります。けれど、それ以上に、他の人達より優れている部分を俯瞰して見られるようになりました。

今まで、雲の上の存在だった、大人たちの底が見えるような感覚すらあります。
「あ、この人には追いつけるな。」
そんな事を考えてしまったりします。

良くも悪くも、上手く立ち回れるようになりました。ある分野では、人より上に立てるような実感を得てしまっています。

僕は、自分のことが大好きです。

一方で、僕は足るを知ってしまいました。(現状に満足してしまいました)

上手な立ち回り方を知り、器用に生きることが出来るようになりました。周りに愛され、上手くやれるようになりました。

そんな自分が好きで、好きだから、乾きが潤ってしまいました。

しかし、ハングリーさが減ってしまったことに疑問を感じている自分もいます。

僕が、またハングリーさを取り戻してしまったら、今ある大事なモノ全てを手放し、どこかへ行ってしまうでしょう。

「手放せば、始まる。」

僕の好きなインフルエンサーがこんな言葉を言っていました。
けれど、僕はこれ以上のものを求めていません。今あるものを大切にする方が、僕の中で価値があるような気がしています。

まだ、結論づけるには早すぎるし、若すぎます。
なので、この問題に対しては、ゆっくり悩んでいようと思います。

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