セルフトレーニング備忘録
9月30日締め切りのある問題集のメモ帳(正解ではありません。)
① B1欠乏
② G4膵炎
③ バイアス
④ 左頸動脈解離を伴う大動脈解離
⑤ 頻尿の被疑薬になりえるもの Ca拮抗薬
⑥ ブラザキサ🄬(ダビガトラン)内服中の脳出血 → プリズバインド🄬イダルシズマブ
⑦
腎移植の適応年齢 20-70(80まで可)
腎移植の血液型は違ってもOK
腹膜透析の禁忌 腹腔内疾患・癒着、COPDなどの慢性呼吸不全
⑧老健入所中に医療保険で算定できるもの → 胃ろうカテ交換
⑨若年成人の扁桃腺炎の原因 アデノ、溶連菌、EBとか
⑩NMOに対してエクリズマブ投与中の、頭痛・筋肉痛、光過敏
→髄膜炎菌感染疑いで治療開始
Q11 肝門部に早期濃染の結節 HCC
Q12 喘息、 三剤併用対象者を選ぶ
Q13 抗リウマチ薬で授乳中継続できるもの →タクロリムス
MTX、レフルノミド(アラバ🄬イソキサゾール系)、バリシチニブ(オルミエント🄬JAK阻害)、トファシチニブ(ゼルヤンツ🄬JAK阻害)はダメ
Q14
火災現場で救出された30歳男性。COHb18%に加えてLac 15mmol/Lと異常高値
→ シアン中毒 (CO中毒単独ではLac上昇はそこまでではない。Lacが異常すぎるほど高いときにシアン中毒を疑い、ヒドロキソコバラミン)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam/25/10/25_797/_pdf
Q15
癌治療関連心筋障害
Q16 多発性骨髄腫
MGUS、くすぶりは 血清M蛋白3g 以下
さらに下記臓器障害がないことが条件
高Ca、貧血なし(Hb10以上)、Cr 2未満、骨病変、過粘稠、アミロイドーシス
MGUSは骨髄のクローナル形質細胞10%未満
くすぶりは10%以上
Q17 梅毒
Q18 抗菌薬関連下痢症
Q19 濾胞性リンパ腫?
図1 十二指腸濾胞リンパ腫
Q20 GERD grade C ? LA分類 C,Dは重症でP-CAB 4週間が好まれる 効果不十分で8週まで
Q21 19歳女性 痙攣、視力視野障害、頭痛、嘔吐、痙攣、
過去に心臓伝導障害、低身長、母に感音性難聴
今回の検査でピルビン酸上昇
後頭葉に急性期病変、SPECT
MELAS脳卒中様発作
https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/048111006.pdf
Q22
ITT解析と Pre protocol 解析の違い
ITTは最初の割付のまま、各群で解析
Per protocolは最終的に対象群、プラセボ群で実施された症例で解析している。
Q23
シェーグレン症候群、レイノー現象を認めて、間質性肺炎っぽい所見があるときの対応
自覚症状はレイノーと口渇
選択肢はニンテダニブ、ピロカルピン、タクロリムス、PSL、ミコフェノール酸モフェチル
今の症状に対応するにはピロカルピン?
Q25 多発性嚢胞腎の進行抑制 トルバプタン
Q26 軽症のCOVID-19に対する治療薬 → ソトロビマブ(ゼビュディ)
Q27 TTPの治療
血小板減少、溶血性貧血、腎機能障害、発熱、精神神経障害
ADAMTS13活性著明低下があれば診断可能。
治療は血漿交換、ステロイド(パルス)、リツキシマブ
補体関連TMAの場合は血漿交換、エクリズマブも
Q28 PE 肺がん関連
選択肢は、すでに診断がついている状態で肺血流シンチを行うこと? (追加メリットなし)
Q29 加湿器使用開始後の肺炎
入院すると改善して、退院すると再燃する。 →過敏性肺臓炎でよいでしょう。
治療の原則は抗原回避。中等度以上で線維化がまだない症例ならステロイドも
Tricosporon asahiが原因になるのは7-8割なので、それ以外が原因のこともある。
Q30 肺炎?
乳がんで放射線療法を受けているが肺炎がある部位と照射部位に関連はなさそう。
薬剤は ST,マクロライド、カルバペネム、抗結核薬があるが、 カルバペネム?
Q31 サラセミア
正常は HbA:HbA2:HbF = 97:2.5:0.5
HbA2高値は βサラセミア疑い 日本のサラセミアの80%はこのパターン
Q32 大腸ポリープ
de novo発がんは前癌病変を経ないでいきなり悪性になっていること。
20㎜異常では半数以上に悪性所見
ポリペク後の出血は24時間以内に多い
Q33 セフェムで改善しない肺炎 グロコット染色で類縁系シストを認める。
βDグルカンも上昇している。 →PCP濃厚なのでHIVを確認
Q34 甲状腺腫瘍に巨舌を伴う場合に何を疑うか? MRIで下垂体腫瘍があった。
先端肥大症を疑う。→ IGFー1の上昇を確認する。 75gOGTTでGH抑制不十分がないか確認する。
1 成長ホルモン(GH)分泌の過剰
血中GH値がブドウ糖75g経口投与で正常域まで抑制されない(血中GH底値0.4ng/ml)
2 血中IGF-1 (ソマトメジンC)の高値(年齢、性別、日本人標準値を参照する。栄養障害、肝疾患、腎疾患、甲状腺機能低下症、コントロール不良の糖尿病などが合併すると、血中IGF-1が高値を示さないことがある)
3 MRIまたはCTで下垂体腺腫の所見を認める
Q35 腎性貧血の新規治療薬
HIF-PH阻害薬が正解
抗C5抗体療法は 発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療薬。商品名 ソリリス
SGLT2阻害薬は DM、心不全
URAT1阻害薬は 尿酸再吸収阻害薬で高尿酸血症の治療薬。商品名 ユリス(一般名トチヌラド)
抗VEGF抗体薬(抗血管新生薬)は加齢黄斑変性に対する治療薬。
Q36
初期分泌 58.7-14.2/186‐104 = 44.5/82 > 0.4 なので初期分泌は保たれている
但し選択肢Eの ブドウ糖負荷60分後血糖値 200以上が糖尿病型というのも正解の気もする
Q37 ギンナンによる中毒 意識障害
加えて、INHによりビタミンB6のリン酸化に必要なピリドキサールキナーゼ阻害でより中毒を発症しやすい状態であった。
末梢神経障害、運動失調、高次脳機能障害を生じる
他に下痢嘔吐、痙攣
Q38 胃亜全摘後のしびれ、ふらつき、腱反射更新、筋力低下、Romberg陽性、Babinski陽性
→ VB12欠乏
Q39 DVTにワルファリン使用中の場合で眼科手術を受けるときの抗凝固療法のマネジメント
低リスクなので継続OK
Q40 インフルエンザ初期の悪寒、関節痛、39度の発熱、発汗なしの時期の漢方薬 → 麻黄湯
Q41
セマグルチド(遺伝子組換え)として1日1回7mgを維持用量とし経口投与する。 ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量する。 なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量することができる。
内服時は120mlの水で、空腹時内服
3㎎から7㎎への増量は28日
14㎎用いるときは7㎎を2錠で用いてはならない
Q42
高K血症の治療 K 6.7で心電図変化もあるのでグルコン酸Caかな
Q43 血管浮腫の検査 C1INH、C4 測定
ω5グリアジンIgE は小麦の即時型アレルギーで検出されることがある抗体 感度は低い
Q44
ペムブロリズマブ(キイトルーダ)
の腎機能傷害
生検、血液検査は尿細管障害パターンで糸球体は保たれている。
Cr ベースの1.5倍までなら経過観察 それ以上で改善ないならステロイド
Q45 胸部異常陰影 無症状 呼吸音で背側が減弱
CT後の対応は? 経過観察
Q46
自動車工場勤務の男性の 咳、喘鳴、呼吸困難
イソシアネート(塗装など)の特異的IgE抗体 4
FeNO 42
対応は? イソシアネート暴露による喘息でよさそう。 治療は抗原回避だと思うけど
加えて吸入?
Q47 EF30%の心不全で通常の心保護薬を十分使っているときの労作時動悸、呼吸困難感
次の手段は
ベルイシグアト (ベリキュート) 可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬(sGC刺激薬)
他の選択
ボセンタン エンドセリン受容体拮抗薬 肺高血圧の治療
リオシグアト 可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬 こちらは肺高血圧
シルデナフィル ED治療薬
エポプロステノール 天然型のプロスタグランジンI2製剤 肺高血圧の治療
Q48
各工程ごとの分析 → FMEAモデル ? Failure Mode and Effects Analysis
Q49 両側頚部、右鼠径部の皮下結節
この症例は3領域(3㎝以上で横隔膜の上下に分布
高腫瘍量、 開始基準該当(骨髄浸潤、WBC 3000未満) なので 抗CD20抗体併用化学療法に該当
Q50
38歳の高血圧
RAA ≧200 なのでPA
MRAを選択 スピロノラクトン、エプレレノン、エサキセレノン
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?