#スキしてみて

「皆、俺の事･･･嫌いなんだ･･･いいさ。いいよ。正直でさ。でもさ･･･」
「でもさ、じゃないでしょ。めんどくさ･･･」
「なんだ、お前、俺の彼女じゃないのか」
「彼女よぉ･･･。あと、16分で終了のね」
「おいおい、最後にしろっ。くわえろっ」
「いいわよぉ～。でも、たたないでしょう･･･。お酒の飲みすぎですよ」
「あと、いくらだ？」
「なにがぁ」
「なにがぁ･･･って。延長に決まってんだろう。飲め。俺の〇〇」
「30分で1万円になりますよ。あと、お口は2千円のオプション」
「じゃ、いますぐやれっ！」
「はいっ？」
「やれっていってんの！」
「お客様、大丈夫ですか？　あなたがカツ丼を食べてる時、いっぱい貴方を頂いたわ。でも、残念ながら･･･。私のお口は合わなかったわ～」
「お前、舐めてんのか？」
「あら、舐めさせてよぅ！」
バシッ。頬を殴られるリネン。凝視する鳴賀。
「い、痛くないのか？」
「殴りたいんでしょう。延長するの？　どっちだ？」
「延長、延長します。させてください」
「わかった。電話するわ･･･」スマホを取り出す、リネン。
『お疲れ様です。お客様が3時間延長となるそうです。ええ。支払は明日になるかも･･･よろしいですか･･･。はい。お迎えは不要です。お支払い、明日にしますので･･･』
鳴賀の股間が天ばっていた。
「あら、すご～いっ」

夢じゃない。
夢じゃないんだ。
俺は、この女を愛していた。