フェアな民主主義

フェアな民主主義という言葉を聴くのは、初めてですか?
民主主義というのは、公平な政治のしくみなのに、なぜ??と思っている方もいらっしゃるでしょう。

議員になってみて、選挙と多数決だけで、公平、公正な民主主義は守れない、と感じるようになりました。

議会運営の在り方も、公平に行わないと、ある意見が有権者に届きやすくなったり、良く見えるようにしたりすることも可能です。

情報公開


判断するのに十分な情報がなければ、それが、良いのか問題があるのか判断ができません。

説明責任



情報だけでなく、それが何を意味するか、説明責任も果たされなければなりません。

少数意見の尊重


多様な意見の中から、一番いいものを選ぶには、少数意見を尊重することも大切です。

少数会派の発言制限



今の大田区議会は、多数会派は、30分を上限に会派の人数×5分発言できますが、1人会派は5分しか発言できません。
発言時間が十分にあれば、自分の意見の良いところ、相手の意見の問題点など十分に説明することができますが、時間が少なければ、説明に足りません。

大田区議会では、20の議案について意見を述べるにも、一人会派は5分しか与えられません。

最終的な議決の際に、多数決は、発揮されるものだと思います。
議会運営まで多数決になれば、多数派に有利な議会運営も可能になります。


意見を聞く前に、そもそも最初から、多数会派は、自分たちの意見以外は選ばないと決めているから、少数会派の意見を5分に制限し始めたのではないでしょうか。