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昔の曲ってなんでいつまでも歌えるの?【ひさしぶりに東京事変に想いを馳せる】

昔よく聴いていた曲はなんで何年も経っても歌えるんだろう?

大学1年の頃からハマり続けて今でも大好きな東京事変。
定期的に聴きたくなるので昔の曲を聴き漁る。

数年ぶりに聴いた曲も、歌える。歌詞がすらすら口から出てくる。
懐メロも、メロディーが流れれば歌えるもんね。
SPEEDのmy graduationも歌えちゃうよ。(人生初の自分で買ったCD)

なんでこんなに歌えるのか?脳の仕組みが気になって調べてみた。
ら、よく聴いていた音楽というのは「手続き記憶」という潜在意識の一種になるみたい。自転車の乗り方とか、いわゆる体が覚えている状態。

「エピソード記憶」とは、私たちが経験した出来事に関する記憶です。
楽しかった遠足、初めてのデート、子供の誕生などのうれしい出来事も、誰かを失ったり、大変な思いをした悲しい出来事もエピソード記憶として保存されています。

「手続き記憶」は、私たちが体を動かす作業についての記憶です。
自転車に乗れることも、車の運転も、包丁を使った料理も、手続き記憶です。
もっと遡ると、私たちが歩けるのも、どのくらい足を持ち上げて重心を移動すれば前に進むか、という赤ちゃんのときにたくさん転ぶ中で学んだ動きに関する記憶が残っているからこそ、できる動作です。

みんなのミシマガジン 記憶の仕組みを理解する(2)https://www.mishimaga.com/books/amayadori/004510.html

なるほどね!人間の脳って不思議だね。
ちなみに認知症になった方でも昔よく聴いていた曲は歌えるらしい。
音楽と脳のつながりって面白いな。

さてここからは事変への想いと好きな歌詞の話をひたすら書き記すのだけど。

ここ最近は事変としての活動は無さそうだし追えていないけれど、それはそれは大いにハマって毎日聴いていた。
林檎さん個人としての活動ももちろん好きだけど、事変の格好よさにもう狂ったように聴いていた。

カラオケでも林檎好きの友達とネクラ曲縛りで歌いまくり。林檎ファンではない友達との2人カラオケでポルターガイストを歌うという空気の読めなさっぷり。(歌い終わったあと、「怖い」と一言だけ言われたのも良い思い出……)

東京事変の曲は全部好きだけれど、特に「現状をぶち壊してやんよーー!」という勢いを感じられる曲が大好き。

歌詞やMV、ライブのパフォーマンス含めて1番好きなのが「新しい文明開化」
英語の歌詞なので初めはそこまでハマらなかったけど(なぜなら英語がわからないTOEIC400の女だから)、歌詞を知り、MVを知り、あっという間にトリコになった。

1000万以上再生されてるMVのうち、300回くらいは私なんじゃなかろうか。

……いや、表現わかりづら!毎日のように聴いていたんだということが伝えたいのと、フと思い出してまたハマって毎日のように聴くということをループしてる。もう10年も前の曲なんだね。

この曲は現状にもがいている、足掻いている、打破したい、変えたいという叫びのような曲で、曲調は明るく早い。
聴くたびにやったるぞ!!!という気分にさせてくれるのです。

なんだったんだ
幾度なぞっても冴えない過去
発見の無い勝負にはコリゴリ

東京事変 新しい文明開化

YouTubeには新しい文明開化のライブ動画があがってて、このライブを観に行ったけれど、パフォーマンスかっこよすぎて鼻血ものだった。

2020年の閏年に再結成したときのライブは、チケット全く取れず、そもそもコロナで中止になってしまったし。今年の閏年ってなにか発表あったのかな?最近の事変事情がわからない。またライブ行きたいなぁ。

もう1曲、歌詞が大好きな「勝ち戦」
勝ち戦も英文の歌だけど和訳がたまらなく良い。

過去のわたしにおさらば
これが連勝の秘訣だよね
ようこそ、最新のわたし
明日にはもう居ないひと

ビリビリしたいんだってば
たったいまはシビレていたい
思い出迷子は負けのはじまり
いまを実感する者だけが勝つ

東京事変 勝ち戦

どうしてこんなに格好いい歌詞が生まれちゃうわけ……?
大好きな言葉すぎて、当時最盛期だったmixiプロフィールに抜粋して載せてた。若気の至り。

最近の曲だと「緑酒」もだいすきで、800万歳生のうちの150回くらいは私が聴いている(わかりづr)

好きな同姓アーティストってなりたい自分の投影でもあったりする。

私も格好いい大人になりたい。

私の言う格好よさというのは泥くさく新しいことに挑戦することだったり、歳を重ねることの良さを受け入れることだったり。

現状を変えたくて新しい挑戦をしている今、ひさしぶりに事変の曲を聴いたらアドレナリンが止まらなくなって思うままに書いてみたよ。


思い出迷子は負けのはじまり

ようこそ最新のわたし
明日にはもう居ないひと


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