5 下ネタDeejay

さて無事に初デビューを果たした自分(16歳)は スラスラと輝くスター街道をまっしぐら!

…ということもなく山あり谷ありの音楽人生を歩むことになるのです。_φ(・_・

それは何故かを話す前に 重要になるのが「スラックネス」といわれるダンスホールレゲエ独自の文化…。

これをわかりやすく言うと「下ネタ」なんですねぇ〜d( ̄  ̄)
※ジャマイカでは「俺のムスコは凄いぜ!」や「誰よりもスタミナがあって必ずイカせるぜ!」などの歌詞がめちゃくちゃウケる風潮があった。

そんなスタイルを日本語で歌う諸先輩方(ランキンタクシーさん、H MANさん、ナニワマンさんetc…)がいて 盛り上げる姿が格好いいのなんの!

それに憧れた自分は「隠語」を散りばめた歌詞を書いてショーケースしていた訳です。(°▽°)ヒャー

問題なのがステージングのやり方w

お得用の「ゴム」と「ティッシュ」を撒き散らしながら腰を振り18禁ワードを炸裂させるソノ姿…。

投げたゴムを避けるように逃げまどう人々…。


驚愕の表情で蔑んだ目で遠くから見つめるお客さん方。( ´Д`)y━・~~

あぁ…ドン引きされてるー!
快感…\( ˆoˆ )/


…となれば良いけど そうはならず そりゃまぁ凹むよねw

だって盛り上げようとおもって勇氣だして 限界突破してるんだもん!

冷めた空氣を感じながら逃げるようにステージを降りる自分…。

あぁ…今日も上手くいかなかった…。

クラブの入り口にある階段で意気消沈…。

ふと顔を上げると目の前には「ヒゲ面」「ロン毛」の何やら独特の雰囲気を感じさせるおじさんが立っていました…。

その方が一言…。

( ̄Д ̄)「俺は下ネタ好きやぞ」

そう…。

それが更に人生を変える「師匠」(ラスタマン)との出会いだったのです…。

続く。

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