2024年4月期TBS日曜劇場「アンチヒーロー」より、心に残った台詞をまとめました。
最終話まで、放送毎に当記事を更新していきます。
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●名台詞集
第1話
だって人殺してるんですから
明墨が殺人容疑をかけられた依頼人に対して言った言葉です。
第1話の冒頭シーンでの明墨の畳みかけるようなこの台詞は、明墨という人間のぞっとするような不穏さ、怖さ、冷酷さ、薄気味悪さを感じさせるものでした。
また、こうした内容の台詞を地上波ドラマで主人公に言わせるとはなかなか印象的で、この作品にかける熱量や覚悟のようなものを感じる台詞として、印象に残りました。
絶対に許してはいけませんよ
自身の病気が公になることを恐れて嘘の証言をした尾形に対して、明墨がかけた言葉です。
どこか薄気味悪くまるで人の心がないかのような明墨。
自分の依頼人の弁護をするためなら手段を厭わない明墨ですが、これまで戦う術すら知らずに不当な扱いを受けてきたであろう尾形に対して、手を差し伸べるような言葉を掛けたシーンでした。
安易に気持ちに寄り添ったり、同情をしたりはしないけれど、戦う気があるのであれば、法のもとできっちりと決着をつけるその術を与える。
まだまだ明墨という人物のキャラクターは謎が多いですが、気になる一面が垣間見えたシーンでした。
第2話
自分自身を捻じ曲げてしまった経験
緋山の裁判にて、なんとしても緋山を有罪にするために事実を捻じ曲げてまで勝利しようとした姫野検事を前に、明墨が法定にいる全員に向けて言った台詞です。
自分自身や誰かの姿が目に浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
明墨の人物像はまだこの時点では詳細までは描かれておらず、どこか薄気味悪くとんでもない姿が隠されていそうな気配はあるものの、法廷で叫ぶ言葉には信念が溢れているような、熱さを感じます。
以上、ドラマ「アンチヒーロー」の名台詞集でした。