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声で応えたいと思ってしまったんだから仕方ないでしょう?【ライブレポート YONFES4/8】


4月8日
待ちに待ったYONFES参戦日。
2日前に寝違えてまだ痛む首と一緒に、モリコロパークに到着。
最高の1日が始まりました。

記憶と熱が新しいうちに、記録です。

【My hair is bad】
登場と同時に
え、椎木さん今日かっこよくない?と話していたら
周りも同じこと言ってた。
18歳夏から6年ぶり、そんな再会。

昔の記憶では全然歌詞の通りに歌わないしリズムを崩して尖った言葉を語っていた印象だったけど、
今日のマイヘアは丁寧に丁寧に歌い上げていく。

一方私も、当時はもみくちゃで酸欠になりながら聴いていた気がするんだけど、ちゃんと自分のテリトリーでゆっくり聴いて、真っ直ぐ受け取る。

大人になったんでしょうかね、私たち。

生まれた日、野球に打ち込んでいた日々、バンドメンバーと出会ってバンドを組んだこと、今こうして皆勤賞でYONFESのステージに立っていること

「ドラマみたいだ」

その瞬間、ずっと曇りだった空が急に晴れてかんかん照りに。

ほんと、"ドラマみたいだ"

仕事おつかれさま!学校もおつかれさま!
"仕事が終わったら"

仕事頑張って来て良かったなー!と心から思った

ここで、丁寧が少し崩れる
"ディアウェンディ"

「YONFESの4
 4月の4
 幸せの4
 死ぬの4

 1番は、
 椎木知仁の4!!!」

「椎木主催のYONFESへようこそ〜!!」

盛り上がりは最高潮
でもそれは違うよ?笑


MCでの煽りも、シンガロングも
少しテンポが空いたり、ちょっと遠慮がちだったり
オーディエンスも私も最初はそんな感じだったけど

「歌える人は歌ってください」
"歓声をさがして"
しっかり大合唱になった。

笑顔になって帰ってって何回も言ってくれたけど、
笑顔になれましたありがとう。

My hair is badセトリ
リハ.アフターアワー
リハ.グッバイマイマリー
1.カモフラージュ
2.サマーインサマー
3.ドラマみたいだ
4.真赤
5.仕事が終わったら
6.ディアウェンディ
7.味方
8.歓声をさがして
9.告白

【クリープハイプ】
夏ぶり。
前回のライブレポートでくさいこと語ってしまいましたが、そんな風に消化していたので、

「思わず止めた最低の場面」

ほら、一曲目わかってたよ、とにやり。

「声出しも解禁になったし
 クリープらしい....曇りだし」

察し。

「雨が降ったり止んだりでまだみんな濡れてると思うので、セックスの曲やります」

前回はマスクの下で飲み込んだ言葉。

今度会ったら、
声出したいなって思ってました。


大健全ジブリパークの隣で1番響いた
「「セックスしよう!!!!」」

もう今日満足です。

「新しい街に行っても元気でね...
GEN、きてね、来ねーかなぁ。やるだけやってみます」

イントロで飛び出してきたGENくん。

フォーリミファンが後ろから押し寄せて圧死するかと思ったけど、フルコーラス大声で歌えた"栞"も格別でした。

リハで聴けた"身も蓋もない水槽"も、
やると思ってなかった"愛の標識"も

嬉しくて、ああまだ私の青春でいてくれるね

クリープハイプ セトリ
リハ.身も蓋もない水槽
1.ナイトオンザプラネット
2.キケンナアソビ
3.HE IS MINE
4.イト
5.愛の標識
6.栞 w/ GEN

【FOMARE】
はじめまして。

一曲目でモッシュがひどくてストップかけたり、途中で半歩下がれる?って言ったり

かっけー。

「俺らがYONFESってすごくない?」
「俺らがこのステージ立ってるよ!!!」

かわいー。

「こんな広い会場で、こんな青空の下で
でもライブハウスと同じ距離感で行きましょう」

2016年にお客としてきて、どうやったらこんなステージにできるだろうって刺激を受けて帰ったそのフェスに今立ってるんだと

誰よりも楽しそうに演奏する姿に心掴まれてファンになっちゃいました。

Lani一緒に歌えて嬉しかった。

FOMARE セトリ
リハ.夢から覚めても
リハ.新曲
1.Frozen
2.80%
3.優しさでありますように
4.Lani
5.愛する人
6.monolith
7.Continue

【SUPER BEAVER】

「お世話になります」

ぶーやんのこの一言で始まった。

初めて会ったのは高3の時に行ったワンオクのツアーの対バンで。
本当に名前も知らなかったバンドだったけど、その真っ直ぐな音楽に当時も救われて、初めて聴いたその曲に一生懸命手を挙げていたのを覚えてる。

今こうやって改めて一緒に歌えた"青い春"

エモ〜。

前日Mステでみたけど
ライブ初披露はここだったみたい
やはり生は格段に違った
"グラデーション"

「俺らの基本姿勢」
"ひたむき"

「それが正解かわからないけど、自分のやり方で楽しめばいいけど、それでも声が聞きたくなっちゃったんだからしょうがないでしょう?」

きっと一緒に歌ったら楽しいよと始めた
"東京流星群"

ただ音源で聴いているだけでも真っ直ぐ届いてくる音楽たちを本当に目の前で受け取れるのは格別で

メジャー再契約するほどに大きくなったバンドだけど、

7年前から、あなたたちじゃなくて「あなた」に歌ってくれるのは変わらなくて

ずっと私に届けてくれていた

「あなたたちじゃなくてあなた1人でかかってこい」
そうやって煽られて1番大きな声を出した
"秘密"

たくさんの人の中に埋もれて、毎日をこなすだけで、自分の存在意義なんてわからなくなってたのに。
こんなん、嬉しいじゃん、と思ってしまった。

夏の野外参戦が決まっているので、より楽しみになった日でした。
1番もみくちゃになって顔が見えてた時間の方が少ないけど、ずっと焼き付けておきたい、そんなライブをする人たち。

SUPER BEAVER セトリ
1.証明
2.青い春
3.グラデーション
4.ひたむき
5.東京流星群
6.秘密

【04 Limited Sazabys】
1日の最後を飾るのは、
これらの最高なバンドたちを集めたこの人たち。

新しいアルバムからの曲も
昔からやっている定番も
お、それやるの?って曲も

とにかくずっとずっと楽しかった。

「最近悲しいお別れが多くて、でもやっぱり音楽に救われている」

「ウルフルズの"笑えれば"で悲しけりゃ泣けばいいって
ほんとにその通りだな」

「俺たち的、笑えればな曲です」
新アルバムで1番好きな"Honey"を直接聴くことができて、嬉しかったです。

フォーリミセトリ
1.Every
2.Keep going
3. My HERO
4.Chicken race
5.Jumper
6.monolith
7.Galapagos
8.Grasshopper
9.Honey
10.Terminal
encore
11.Harvest
12.Squall

見ていないバンドの時にも音楽の力って偉大だなと思うことがあって

ウルフルズの時ご飯タイムにしていたら、
"バンザイ"が始まった瞬間フードコートにいた人たちみんなが歌ってバンザイしていたし

KUZIRAの"swim"カバーの時
そこらへん一帯みんなで一緒に泳いじゃうし

ぶーやんがいっていた
「たまたま生まれちゃう一体感」

そんなシーンが何回もあって、
みんなが待ち侘びていたライブが、フェスが
ここにあるんだなぁと感じてた。

演者の問いかけに声で応えるのも
曲と曲の間にバンドメンバーの名前が叫ばれるのも
モッシュもダイブもサークルも
大声で一緒に歌えるのも

懐かしくて
コロナ以前のライブシーンに戻ったようだった。


だけどGENくんが言っていた

「戻ったのではなくここからまた新しく始めるんだ」

これが新しい始まりの瞬間ならば、
そこに立ち会えたことがなによりも嬉しい日だった。


こんな瞬間とこれからも出会えるように、
明日からもがんばって生きよう。

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