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涙腺注意⚠️絶対に動かせないものを動かす挑戦【生きる力independence】


「あなたの中で絶対に動かせないものはなんですか?」


それは愛する上司かもしれない。


自分の憧れの存在かもしれない。


自分の旦那かもしれない。


それは法律かもしれない。



わたしはBeauty Japanを通して、

絶対に動かせないものを動かす挑戦をしています。



それは、「家族」です。



旦那は選ぶことが出来るかもしれない。

離婚したりもできる。



だけど、絶対に変えられないもの。


なにかわかりますか?


そう、

「親」です。


私たちはどんな毒親だろうが、


どんな普通の親じゃなかろうが、


親だけは選ぶことができません。

なによりも絶対に変えられないもの。


うちの父は昔から酒乱で、


お酒を飲むと決まって記憶をなくし、


母や私に暴力をふるっていました。

わたしの手首の大きな傷は、

親の前で死のうと切った傷です。


逃げるように東京へ上京すると、

置いてきた妹が、「統合失調症」という、

精神疾患の中で1番重い病気にかかりました。


久しぶりに会う高校生の妹は、1人でブツブツ話し、発狂し、支離滅裂で会話も成立しない。

「あの時こうだったよね」と言っても記憶がありませんでした。

家に帰ったら毎日強盗が入ったかと思う程に部屋は荒れ果て片付けの繰り返しで家族の方が持たない。

今年、エリア大会期間中もそうでした。


冷たい精神病棟を高校生という若さで入退院を繰り返し、

ありもしない声が聞こえ、

薬漬けにされ、

普通になりたくてもなれなくて、

どれだけ怖くて辛かったか計り知れません。


そんな妹を必死に守ろうとする母の姿を見て、

いたたまれない気持ちになりました。


一生治るかもわからない、
症状を緩和させることしか出来ない医療、
現代医療も薬剤師もいちばん苦手とする精神疾患。

多くの患者さんを見て、勉強して、実践して見つけ出した答えがあります。



それは、自分が変われば、家族が変わる、患者は変わる

ということ。


ここに1枚のハンカチがあります。

その真ん中があなたです。

真ん中をつまんであなたが上へ上がると、

その周りも遅れて上へ引っ張られていきます。


「私も人生かけて頑張って家族を引き上げるから、一緒に頑張ろう」


と何回も何回も夜中まで父に語りかけました。


これは、


「1人の病じゃなくて、家族の病だから」





家族の歪みが、1人の子として症状が現れた。


西洋医学は、絶対に教えてくれない!

これに気づいて行動できた家族だけが、

不治の病を治すことができる。


家族のために、社会のために

自分が変わること

より、

「人に迷惑をかけちゃいけない」

「怒られたくない」

を選んだら、

大切な子は守れない。


親を日本大会に呼んで、

みんなの、私の、
スピーチを聞くという治療をしたい。


自分の産んだ娘=自分(母)は日本一だと。


だから、私は絶対に負けられない。



しかし、エリア大会のとき家族に用意した

1席3万円の席には1人も来ませんでした。


日本大会2ndインスペ(講義と事前審査)を終え、

早速妹に報告、

スピーチに向けて妹の前で練習したんです。

妹も私も涙ウルウル。

かつて母に泣きながら妹を、

「殺した方がいい」「殺そうよ」

と言った加害者の私に、


「そんなこと言ってくれるの、なっちゃんしかいないよ。


なっちゃんの妹で良かった」


と言う妹。


涙しました。


未完成な家族だからこそ味わえた感動


がありました。



社会は理不尽なことで溢れていて、

こんなに人がいるのに孤独は止まない。

病気で死ぬ人も、


戦争で死ぬ人も、


理不尽な事件で死ぬ人も、

無くならない。

神なんかいないかもしれない。

それでもわたしはそんなセカイを悔いなく生きる。

自分が成長することで、見返してやる。


私の勝利はみんなの勝利だから。


つづく!



\井瀬夏実のプロフィール/
性暴力サバイバー、セックスカウンセラー、自殺サバイバー、薬剤師、着物ダンサー、元風俗嬢、インフルエンサー、多種多様な顔を使い、
人生作品を通し「魂の救済」を行う。
人には見えないものが見える目を持つ。


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