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初めてカウンセリング講座を受けて感じたこと

「カウンセリングを学んでみたい」

ずーっと心の中にあったけれど、踏み出せずにいた一歩。
先週、オンラインのカウンセリング基礎講座に参加し、ようやく一歩踏み出すことができました。

講座は全部で5回。
講座のレポート、というより、感じたことを感じたままにつらつらと書いてみようと思います。発信の練習!

自分が正しいと思うことを信じて一歩を踏み出す

講座は、講師の先生(カウンセラー、公認心理士)がカウンセラーにとって大切だと思っていること、のお話から始まりました。

先生は、「カウンセリングの神様」ことカール・ロジャース氏にとっても憧れているそう。
カール・ロジャース氏は、カウンセリング界を改革した人。
(私も大好き!カウンセリングを学びたいと真剣に思うようになったのは、図書館で読んだ心理学図鑑でカール・ロジャース氏を知ったことがきっかけ。)

そのカール・ロジャース氏のように、カウンセラーにも「世の中を変えていこう」という気持ちが必要なのではないか、と。
それは何も、ロジャース氏のように革命家になれ!を言っているわけではありません。

クライアントさんの悩みを解決するというのは、勇気を出して一歩踏み出すことを応援するということ。
休職する、転職する、結婚する、離婚する・・・
一歩踏み出すのはめちゃめちゃ怖い。エネルギーのいるすごいこと。

カウンセラー自身が、その怖さを知っているのが大切なのではないか。

自分が本当に正しいと思うことをするために一歩を踏み出すこと。
一歩を踏み出していなくてもいい。
それでも、怖いと感じて一歩を踏み出せない私を受け止めていること。

カウンセラーにとって、それが大切なのではないかと。

私はこの話を聞いて、「キャリアチェンジしたい」と言いながら、ずっと一歩を踏み出せていないわたし自身のことを考えました。

一歩を踏み出すのって怖い。本当に怖い。
得るものはまだ何も見えないのに、失うものはありありと想像できてしまう。

今はまだ一歩を踏み出せていないけれど、この怖いと思っている自分をまずはちゃんと受け止めよう、と思いました。

「自己一致」って素敵!

今回の講座のメインは、カウンセリングのデモンストレーション。
1時間のカウンセリングを見て、その後先生に質問する時間がありました。

初めて見たカウンセリング。
これってどういうこと?なんでこうしてるのかな?ここはどういう意図が?
質問がどんどんどんどん湧いてきて、「やっぱりわたしカウンセリングに興味があるんだなあ」としみじみ。
また、1時間話を集中して聞くことの大変さ、難しさをひしひしと感じました。途中で意識がとんじゃう!違うことをふっと考えてしまう。むずかしい!

その後先生への質問タイムを経て思ったことは、「自己一致ってやっぱり素敵!」ということ。

「自己一致」とは、カール・ロジャース氏が提言したカウンセリングの3原則の1つ。

「(自己)一致とは、話を聴いている人自身が、自分の内臓感覚にダイレクトにアクセスし、そこでものを考え、生きていることである。そうした在り方を自ら体現していることである。相手の話を聴く時にも、自分の内臓感覚知に立ち戻り、それを通して相手の話を聴き理解することである。

諸富祥彦著「カール・ロジャース カウンセリングの原典」より

講師の先生は、「鎧を脱ぐこと」とも表現されていました。

終始講師の先生のことばはあったかくて、講座の中に、なんでしょう、肩ひじはらないリラックスした空気が流れていました。
それって、講座の中でも先生が「自己一致」されていたからなのかなあ、とぼんやり思いました。
肩ひじはらず等身大で、思っていることを素直にことばにされていると感じられるから、講座を受ける側もいつのまにか心の鎧を脱いでいる。
そんな気がしました。

「自己一致」素敵だなあ。
なんだか無性に惹かれるんです。
「自分の心に素直に生きたい」という私の価値観とあっているからかなあ。
少しずつ深めていきたいな。

次回も楽しもう

と、本当にとりとめもなく書いてしまいました。
えいや!と公開してみることにします。

今は純粋に「学ぶの楽しいなあ」の気持ちが溢れていてなんだかうれしい。
ついつい「カウンセラー目指すの?資格はどうするの?」とか現実的なことを考えてしまいそうになるけれど、今はこの「楽しい」気持ちを大切にしたいな。

次の講座も楽しみ!

おわり。



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