見出し画像

桃太郎電鉄が上手くなる方法 その8

今回は『農林物件は売らなくていい』という話です。


桃鉄経験者の方には今さら言うまでもない話ですが、農林物件は自分が借金状態になったときにも手放さなくていいという特徴があります。


その2で解説しましたが、自分が借金になった時に物件を手放すと総資産がすごく減ります。

『借金で物件を売るとメッチャ損!』

というやつです。


農林物件は自分が借金1億だろうが1兆だろうが手放さなくていいため、1度大きい借金をくらっても復活しやすいというメリットがあります。


ちょっとイメージしにくいと思うので具体例を挙げます。


食品物件のみを10億円買ったももたろ社長と、農林物件のみを10億円買った馬鬼社長がいるとします。

どちらもキングボンビーに100億円捨てられるとします。


食品物件10億円のももたろ社長は、全部物件を手放すので、総資産は-95億円になります。

農林物件10億円の馬鬼社長は、物件は売らないでいいので、総資産は-90億円になります。


この時点でも馬鬼社長は有利です。さらに、この状態から徳政令カードを使うとします。

ももたろ社長は持ち金0円、物件0円で総資産も0円になります。

馬鬼社長は持ち金0円、物件10億円、さらに物件の収益が加わるので、総資産は10億円+物件の収益です。


このように、借金で物件を売らなくていいというのは、大借金をくらった時に強いです。途中で大崩れしても、もう一度立て直しやすくなります。


そのかわり、農林物件は全体的に収益率が低いです。(1億円で収益率10%の水田でもマシなほう)。

決算で派手な収益はありません。


しかし、例えば水田なら、豊作の年は臨時収入、凶作の年は出費と、少しギャンブル要素があります。また、熊本の畑は、低確率ですが金の小判が見つかるイベントが発生し、かなりの臨時収入になることがあります。


かつて、桃鉄HAPPYの時は、北海道の襟裳の牧場を持っていると、競走馬が育成されて臨時収入が入るイベントがありましたが、最近は見ないですね。


ちなみに、先ほどの例ででてきた馬鬼社長は桃太郎電鉄HAPPYにでてくるコンピューターです。

強さは下から2番目くらいのはずなんですが、農林物件しか買わないので、大崩れせず、意外と強い時があるコンピューターでした。


桃鉄HAPPYでは、農林物件を食べる『コマルン』という貧乏神がいましたが、こちらも最近の桃鉄では見なくなりました。


農林物件は基本的に手放さなくていいのですが、次回『農林物件を手放さないといけない時』について解説予定です。


ではまた。


この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?