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クリーニングに出した洋服が行方不明になって京都で見つかった話・前編

みなさんお疲れさまです。
帰省していた友達から送られてきた家族写真に写っていたお父様が、あまりにも渋くてカッコよかったので「お父さん紹介して」と言ったら本気で嫌がられた夏木です。

禿げててもカッコいい人ってたまにいますよね。
好みなんだけどなぁ。

さて今日は絶賛現在進行中の話を書きます。
実は生まれて始めて配送事故に遭いました。



リネット

私は数年前から宅配クリーニングのリネットを利用している。
対応もそんなに悪くないし、出来上がりも普通にキレイ。
軽いシミ取りや毛玉取りなら無料でやってくれる。

でも頑固なシミを取ってくれるオプションとかは無いので、とりあえず出してみてシミが取れてなかったら諦めるしかない。

で、このリネット、ちょっと値段が高いのが不満でして。
クーポンとか割引サービスはあるんですけど、それを持ってしても割高感が拭えない。

コロナの影響もあって店舗型よりも宅配クリーニングを選ぶ層が増え、かなり新規参入もあるので「そろそろ他に移籍しようかなぁ」と考えていた矢先のことだった。



クリーニングが届かない

去年の12月下旬、「これがもしかしたら最後のリネット利用になるかも」と思いながら専用アプリでクリーニングを申し込んだ。

指定日時にヤマト運輸が集荷に訪れるので洋服を渡し、2日後以降の指定した日時に仕上がり品がリネットから自宅に届く、というシステム。

あらかじめ住所が印字された伝票をヤマトの配達員さんが持ってくるので、荷物と交換で受取証をもらうだけ。楽ちん。

今回は年末年始のバタバタしている期間を避け、1/8に到着指定をした。
つまり2週間ほど先の日にしたわけなのだが、今思うとこの選択が事態をややこしくしたのかもしれない。

さて年が明け、お正月気分が抜けきらないままダラダラ仕事をしていた私は、ふと思い出した。

「そういやクリーニング頼んだ気がする…」

壁に掛けたカレンダーを見ると1/11だった。

おかしい。
今まで忘れていた私も相当おかしいが、指定日から3日経ってるのに届いてないし何の連絡もない。

不思議に思って専用アプリで「ご注文状況」を確認してみた。
そこで衝撃の事実を知る。

なんと、アプリ上ではまだ「お洋服をお預かりに伺います」という、集荷前の状態になっていたのだ。

しかし私は確かにヤマトのおっちゃんに荷物を渡した。
間違いない。
え、どういうこと?



リネットお客様相談室へ問い合わせ

朝9時頃、アプリから問い合わせフォームに事情を書き込んで送ってみた。
すると30分ほどで回答があり、要約すると「調べるからちょっと時間くれ」とのこと。

お昼前頃、私のスマホに電話が掛かってきたので、多分リネットだろうと思って出た。
すると。

「わたくし、ヤマト運輸お客様係の田端と申しますが、夏木様の携帯電話にお間違えありませんでしょうか…?」

なんとヤマトから電話がきたのだ。
どうもリネットの方から「おいどうなってんだゴルァ」みたいな問い合わせがあり、あわてて調べて私に掛けてきたようで。

ご説明によると、確かに私の荷物は集荷されて近隣の配送センターに行ったと。
しかしおそらく早い段階で伝票が剥がれてしまったらしく、そのまま野良荷物となって行方不明だと。

田端さんは借金取りに懇願するような声で言う。

「只今わたくし共、夏木様のお荷物を全力で探しておりますので、どうかもう少々お時間を頂きたく…!」

私はいわゆる配送事故というやつに遭ってしまったらしい。
しかも伝票が貼り付いていないので、荷物の特徴のみで判断し、それらしい物を片っ端から開けて回ると…。

布製のリネット専用バッグだということ、中に入っている洋服何点かの色や素材を伝え、私は電話を切った。
なんか大変なことになっちゃったなぁ。



ようやく見つかる

次に田端さんから連絡があったのは午後だった。

「夏木様、大変お待たせして申し訳ございません…!田端でございます。夏木様のお荷物がようやく見つかりました!」
「あ、良かったです」
「はい!京都にて発見いたしました!」

え?

「え、京都にあるんですか?」
「は、はい、京都に…」
「きょ、京都?www」
「は、はい……w」

本来神奈川に向かうはずだった私の荷物は、野良となって富士山を飛び越え琵琶湖を跨ぎ、なんと京都にたらい回しにされていたのだ。
この2週間の内に、何があったっていうんだ…。

しかしこの後、私はさらなる衝撃の事実を知ることになる。

ちょっと長くなってきちゃったんで、一旦やめさしてもらいます。

続きはこちら。


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