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【食レポ】恵比寿のお蕎麦屋さんに行ってみた

みなさんお疲れ様です。
初物好きの夏木です。

かつて「初物は女房を質に入れても食え」と言われたほど、江戸っ子は初物が大好きでした。
本当は「旬の物」のほうが美味しかったりするんですが、出回ったばかりの「はしり」と呼ばれる品が好きだった祖父の影響でしょうか。

春になれば初鰹、秋になれば必ず新そばを食べます。
そんなタイミングで知り合いと食事をすることになったので、恵比寿のお蕎麦屋さんに行ってまいりました。


恵比寿 箸庵

恵比寿駅西口から徒歩4分の場所にあるお蕎麦屋さんです。
食べログには「徒歩3分」と書かれてますが、駅からSHAKE SHACKの角を曲がってローソンがある道(私はラブホ準備道と呼んでいる)は結構キツい上り坂。
なので女子の足だと4分です。

福井県大野町の蕎麦の実を毎朝店で挽く十割蕎麦が売り。
テラス席はペット可で、近隣の恵比寿マダム達からも愛されているお店です。

店頭にはしっかりと「新そば」の文字が!(トップ画参照)
期待に胸を膨らませていざ入店です。


真鯛の昆布〆からすみまぶし

まずは生ビールで乾杯。

飲んでから撮る

スタートは真鯛から。

昆布にしっかり漬け込まれていて、鯛がねっとり甘い!
飲み込んだ後にフッとからすみの香りが抜けます。
間違いのない美味しさ。


秋野菜と海老の天麩羅盛り合わせ

海老・茄子・蓮根・きす・エリンギ・パプリカに加えて、謎の山菜が入ってました。
同行者に押し付けた食べてもらったところ「すっごく苦い」とのこと。
私は食べなくてホッとしましたが、店側から特に説明がなかったので謎のままの山菜です。


鴨せいろ

2杯目はスパークリングワイン。

ふえぇ…真っ直ぐに撮れないよぉ…


さぁ、初そばのお目見えです。

ランチセットなのでデザートも付いてます

通常、十割蕎麦はゴツゴツと粗挽き感があってブツ切れになりがちな物。
が、こちらのお蕎麦は荒々しさが一切感じられないスマートな麺です。
つゆにサッと浸して口中に迎え入れれば、つゆの旨味と同時に控えめな蕎麦の風味が立ち現れます。

ガッツリと「蕎麦感」が欲しい人には物足りないかもしれませんが、あらゆるアレンジ、たとえば「くるみつゆ」や「バジルつゆ」などにも対応できる柔軟性を持った蕎麦です。

同行者は、もりそばに「バジルつゆ」を頼んだのですが「美味しいけど蕎麦の良さを消してるからパスタのほうが絶対に合う」と言ってました。
個人的には普通のつゆをオススメします

なお、食後に蕎麦湯をもらえるちゃんとしたお店です。


抹茶と黒蜜ティラミス

抹茶の味が濃い!
と言ったところ、同行者から「抹茶の感想って濃いか薄いかしかないよね」と言われて我に返りました。

だって抹茶って濃さを楽しむものじゃん…

抹茶のインパクトが強すぎて黒蜜は控えめでしたが、大変美味しかったです。


総評

生ビール&スパークリングワインと料理3品+デザートでひとり4,000円。
今回はそんなに飲まなかったということもありますが、昼飲みとしてはコスパ高いです。

接客してくださったスタッフさんはみんな笑顔で好印象でした。
天麩羅盛合わせの説明があったらもっと良かったな~と思いますが、ランチなので簡略的なのかもしれませんね。

恵比寿で蕎麦飲みするならここ!と自信を持ってオススメします。
ご馳走様でした。


お土産

同行者から、まさかのDROSのフィナンシェを頂きました。

神様からの贈り物

上記の三毛田さんの記事を読んだ私が「食べてみたいな~」と言っていたところ、わざわざ東京駅まで買いに行ってくれたそうで。
有り難いね。

でも年下男子なんでランチは私が奢りましたから、神様の贈り物もらってもバチ当たらないよね?ってことで。
別ルートでキャンティ・クラシコも貰ったので、週末にデザート&ワインのアテとして頂きます。


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