菜樹(なつき)

日々のモヤモヤを綴っています。自分と同じ考え方をする人や共感できる人を見つけたとき、私…

菜樹(なつき)

日々のモヤモヤを綴っています。自分と同じ考え方をする人や共感できる人を見つけたとき、私は嬉しくなったりホッとしたりするのですが、逆に私が発信することで誰かが「自分だけじゃなかったんだ」「独りじゃないんだ」と安心してくれたらという願いを込めて、ちまちま書いていきます。

最近の記事

2021年を振り返って

今年は色々とあった一年でした。 もしかしたら、人生終わった一年かもしれないし、始まった一年かもしれない。 どんな一年になったのか、今の段階ではよくわからないというのが、実際のところ。 そんな年末、私の2021年の記録が届きました↓ 今年は秋から記事をちょこちょこ書き始めました。たった9本(現在は10本)でしたが、読んでくださった方、スキしてくださった方、そしてフォローしてくださった方がいたという事実に驚いたといいますか、感激したといいますか、とにかく有難かったですし、

    • 一生懸命な姿は美しい

      人が一生懸命努力する姿、必死になっている姿 格好悪いですか?無様ですか? 恥ずかしいと思いますか? もう1ヶ月ほど前になるかもしれないけど、以前『水曜日のダウンタウン』の企画の中で、ある芸人さんの行動に胸を打たれた。 「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」 偽番組に呼び出された芸人5人をそれぞれ別々に深さ3.3メートルの落とし穴に落とし、6時間にわたって放置。その反応を観察するという企画。 落とし穴に落ちたら、通常はすぐ

      • 感じたままに

        「ご自分の感情を否定しなくてもいいんじゃないでしょうか」 先日、少し年上の友人に私がお伝えしたこと。 1.友人の悩みLINEでお話していると、友人がふとモヤモヤを呟いた。 友人はその日、仕事で午前中に電話対応でイライラしてしまい、そのイライラを夕方まで引きずってしまったことを、良くないことだと思って落ち込んでいる様子。 「受け流すことができなくて、引きずってしまう自分に凹んでしまった」 お知り合いに癌で闘病中の方がいて、回復は望めないとのこと。その方の辛い様子を見て

        • 『ディア・エヴァン・ハンセン』に描かれた孤独と共感

          ミュージカル映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を観てきた。 本当は先週映画館へ行ったのだけれど、感じるものが多すぎて上手く文章にまとめられなくて、公開するまでこんなに時間がかかってしまった。 『ディア・エヴァン・ハンセン』という作品を観て私が感じ、考えたことを、ここに拙いながらも残しておこうと思う。 ※この記事には、映画の核心部分に触れる箇所があります。まだご覧になってない方、ネタバレ絶対ダメという方は、この先を読まないことをオススメします。 1.エヴァンの孤独の苦し

        2021年を振り返って

          何がしたいかわからないけど一つだけ言えること

          1.この人生で何がしたい?「私はこの人生で何がしたいんだろう」 一度しかない人生、仕事を退職して毎日考えます。 2.何がしたい?何ができる?何がしたい? 何ができる? 職業を選ぶ上での悩みでもあるし、ライフワークとしての悩みでもある。 働くことは食べていくために必要なこと。でも、それだけじゃないと思ってる。 働くからには誰かの役に立ちたいし、自分も成長していきたい。 でもどこでどうやって役立てばいいか。どこでどうやって成長していくか。なかなか自分で「ここだ!」を見

          何がしたいかわからないけど一つだけ言えること

          逃げてもいい

          1.なんで逃げちゃダメなの?「逃げていいよ」 逃げることは恥ずかしいことじゃない。動物だって自分の危機を感じたら一目散に逃げる。逃げていい。 そもそも、他人が逃げることを馬鹿にしようがどうしようが関係ない。その人は、あなたが逃げずに踏ん張って、頑張りすぎて壊れちゃっても責任は取ってくれない。 2.逃げたことない人もいるだろうけど「私(俺)は逃げたことない」 そう言う人もいる。確かにそうなんだろうね。すごくすごく頑張ってるんだろうね。 でもね、みんながみんな同じ条件で

          逃げてもいい

          自分にも優しく

          「もし同じ悩みをあなたの大切な人が抱えていたら、あなたは何と声をかけますか?」 1.良いことでもやり過ぎはダメ私は昔から、人の心配ばかりしてきた。人の気持ちを最優先して、できる限りの気遣いをしてきたつもり。辛そうな人を見ると、見て見ぬふりができなくて、つい自分にできるフォローを考えた。 そして、いつも自分には厳しくしてきた。人に心配かけないように、人に迷惑かけないように、人に気遣わせないように。 いつも自らを振り返り、内省を繰り返し、自分を磨いてきたつもりだった。それが

          自分にも優しく

          真面目の何が悪い!!

          1.真面目は長所じゃないの?「真面目?そんなの長所じゃないよ。当たり前」 昔、面接で言われた言葉。 え?なんで? 真面目って長所じゃないの? 2.真面目って笑われるようなこと?小学校や中学校で先生は言います。 「真面目に頑張りなさい」 言いますよね?その通りにしてきたんです。それをちゃーんと守ってきたんです。それなのに何故でしょう。社会に出ると真面目はバカにされます。 「あなた真面目ね(笑)」 「真面目な人って面白くないよね」 「真面目なんて長所じゃない」 え、なんで

          真面目の何が悪い!!

          己の欲せざる所 人に施すこと勿れ

          1.目指すべき理想の姿「己の欲せざる所 人に施すこと勿れ」 中国の有名な思想家であり哲学者、孔子の言葉。 私はこれを、小学校1年生のときに担任の先生に習った。 「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけません」 当時の朧気な記憶だけど、私はこれを生涯心がけたいと思った。幼いながらも、この言葉は偉大で、理想の人間の姿だと思った。 だからいつも相手の立場を想像して、この場面で私がこう言ったら相手が不快にならないかどうかをいつも考えて生きてきた。 2.目指したばかりにこれ

          己の欲せざる所 人に施すこと勿れ

          「わかるよ」って言ってほしかった

          1.言ってほしかった言葉「わかるよ」 「当然だよ」 言ってほしかったな。 休職期間を経て復職する社員のための復職プログラムの一つ。カウンセラーとの面談の率直な感想。 2.不条理です、世の中は復職したばかりで、出勤して、デスクについて、勤務時間に自分の業務担当範囲をこなすだけで正直精一杯の時期。上司に一時的に担当外の仕事を振られた。 いやいやいや。今ね、自分の担当範囲の業務こなすだけで精神的に精一杯なんですよ。毎朝鉛のように重たい身体を引きずるようになんとか出社して、

          「わかるよ」って言ってほしかった

          柳の木ってなんなん?

          1.柳の木って素敵 「柳の木になりなさい」 部署異動の歓送迎会で、ある上司に言われた言葉。 「そよいだ様に見えるだけ。根っこは動かない」 すごい言葉だと思った。理想的な生き方だと思った。 組織で生きていくには、自分が迎合したように見せないといけないこともある。というか、そういうことの繰り返しだ。納得いかないことでもやらないといけないし、同意したふりをしないといけない。それが組織で働くということ。社会に出ればすぐわかること。でもそれは、時に不条理を感じるし、時に憤りを感

          柳の木ってなんなん?