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フルヌード展を見て真面目に考えた@Oppai art gallery

去年「おっぱい展」を見に行って
おっぱいについて真面目に考えた。

今回は同じ写真家Rikiさんのフルヌード展

初霞「凛として香る、時」
    ~女郎蜘蛛と砂と海~

おっぱい展のときと同じように
どきどきしながらギャラリーに入ると

いろいろなシチュエーションで撮影した
何枚ものフルヌード写真がずらっと並ぶ。

ただただ

きれいだなぁと思った写真や
正直少しだけ目をそらしてしまった写真

いろいろなものがあって
それを見ながら最初は一生懸命
その写真の「意味」を探してたり
何か「感想」を持たなきゃみたいに思ってたけど

あ、特に何にも感じなくてもいっか。

ってふと思った瞬間がありました。

何でそんなこと思ったのか分からない。
でも写真を見終わったあと
写真家のRikiさんとお話してて私なりにハラオチ。

ただそこに“在る”だけでいい。

女の人の体は
胸の大きさとかスタイルの良さとか

そういうことではかられることが多くて
そんなことを感じながら育った私は

しっかりと自分の体にコンプレックスがある。

そして体のコンプレックスは
自己否定につながって自尊心を傷つける。
こともあった。

でも本来
女性であろうと男性であろうと

生まれ持った体は
形の美しさで優劣をつけるものじゃない。

私は私として
あなたはあなたとして
一緒に生きてきたこの体。

性格や精神的なものを“個性”と言うように
体にもその人にしかない
その人にしか出せない個性がある。

だからこそ

ただそこに“在る”だけで美しい。

これは私の仕事にもつながること。

障害があっても
人として生きていくことには何の優劣もない。

そして
どんな障害があったとしても
人として

ただそこに“在る”ことを脅かされてはいけない。

否定や制限や評価は
ぜんぶ“他人”のものさしなんだから
そこはぜんぶ主語を“自分”に置き換えて

ありのままの自分で生きること。

でもきっと
それは難しいこともたくさんあるから

私もあなたも
ありのままで生きていけるような
“強くて”優しい社会にしていきたいなぁと

Rikiさんとおしゃべりしながら思ったのでした。

RikIさんとのおしゃべりは
良い意味で頭の中をかきまぜてくれて
とっても楽しかった。

来月のフルヌード展も楽しみです。

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