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おしゃれと倹約の両立

服好き会社員による会社員的ファッション論。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。

「『浪費家』というキャリア」という回でお伝えした通り、私はかつて、あるお金はすべて使う。しかもほぼすべてファッションに使う。という体質でした。

ですがその後、お金との向き合い方を改め、自分のスタイルを作っていくうちに、徐々にその体質が改善され、お金に関して大きな不安はなくなりました(余裕です。お金持ちです。と、胸を張れるわけでは決してありません)。

そこで今回は、おしゃれと倹約を両立させる上で私が意識・実践していることをお伝えしたいと思います。

広辞苑によると、倹約とは「費用を切り詰めて無駄遣いしないこと」とあります。

つまりミッションは、「費用を切り詰める」と「無駄遣いをしない」に対して、「おしゃれでいる」の3つを掛け合わせることです。

おしゃれにおいて「費用を切り詰める」「無駄遣いをしない」ためにできることは何でしょうか。
私は結論として、この2つに至りました。

・長い目で考える
・買うものを厳選させる

費用を切り詰める手法には、「欲しいものの予算が合わない場合、似たような安いものを買う」ということもできると思います。

ですが、私はおすすめしません。それだと心が満たされず、「満たされない経験」にお金を出すという行為は、結果的に無駄遣いになってしまうと思うからです。

そのため、私は前述の2つをもとにおしゃれ計画を立てることをおすすめするのですが、その一歩として提案したいのは、金額別の欲しいものリストを作ることです。

金額別、しかも、ファッションに限らないアイテムリストにするのがポイントです。
手帳やスマホのメモなどに入れておきましょう。

これをするとなぜ倹約になるのか。

例えば、想像してみてください。

有名なショップの10,000円のカットソーが、60%オフの4,000円で売られているとします。すごく気に入った訳ではないけど、シンプルで使えそうです。

6,000円オフ・・半額以下・・お得ですね。
しかも、有名店だし、質も良くて使えそう。
うん、買っても損はなさそう。

よし!お買い上げ!

・・と、なる前に!!


欲しいものリストの4,000円以下のものをチェックするのです。

例えば、、

・マリメッコのマグカップ
・シャネルのネイル
・セルヴォークのリップ
・ラミーのボールペン
・フェイラーのハンカチ
・・・などなど

4,000円あれば、憧れていたり、気になっているおしゃれ小物やコスメが買えてしまうことが多々あります。

そしてそれらを天秤にかけましょう。

その時に長い目で見るのです。

どちらの方が、使用している自分に対して、ワクワクやときめきが多そうでしょうか。
そしてそれが長く続きそうでしょうか。

その心の答えを、買うか買わないかの判断材料にするのです。

あくまで「判断材料」とするのは、そうは言ってもそれだけでは判断できない必要なシーンがあるから(冠婚葬祭や仕事上で必要なアイテムなどですね)ですが、例えば友人の結婚式用のドレスを買う時、

・当日に着ている気分はどうかな?
・自分に自信が持てるかな?
・今後何回くらい着る機会があるかな?
・何歳くらいまで着られそうかな?

などを自分に投げかけてみてください。

そしてその価格帯の欲しいものリストにあるものと照らし合わせる。

例えば6万円のドレスだったら、日々の通勤用のバッグ、少し贅沢なホテルステイ、最新の調理家電などなど、比較できるかもしれません。

その上で、買う買わないを決めるのです。

「ドレスはレンタルにしよう」

「着こなし次第では仕事でも使えそうな、セットアップにしよう」

「デザインが大好きだから、大切に永く着よう」

などなどの答えが出るはずです。

結局どっちを選んだとしても、後悔しそう。。

と思われている方、いませんか?

大丈夫です!

ここまで考えて出た答えはベスト!

自分の選択に自信を持ってくださいね。

今回はセール品の洋服を例に挙げましたが、日々のランチ代や会社の飲み会などの食費、生活費などもこのように天秤にかける癖をつけると、まず衝動買いはなくなります。

そして、常に買い物は納得感が高い状態となり、日々ときめくものに囲まれて、あなたらしいスタイルのある生活になっていきます。

欲しいものリストを作るのはワクワクしますし、我慢するのではなく、「もっと欲しいものを買うのだ!」という考え方が元になっているので、お買い物好きな方も楽しめる倹約術(術、かな。。笑)ですよ。

今回も貴重なお時間に読んでいただき、ありがとうございました!

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