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粗削りで未熟な果実。

これはただの懐古です。

10代の頃に散々感じてた、
あの狂おしい程に歪んだ倒錯的な自己愛。

外に出すか出さないかの違いだけじゃなく、
圧倒的な熱量と愛情不足とが許した、
環境要因なんて概念に唾吐き捨てるよな陶酔感。

厨二病だとか黒歴史だとか誤魔化そうとも、
確かにあった愛しくて憎らしくて苦しい記憶。

揺れ惑いながら揺るぎなく信じてた個性。

アレは目的ではなく手段だったし、
きっと表現ではなく排泄のよなもので、
諦め切れない情熱なんかじゃなく、
逃れられない呪縛のようなもので、
決して代え難い快楽などでもなく、
避けようのない災厄のようなものであって、
言葉遊びではなく見惚れる程に醜悪で、
破滅的な程に美しく感じてた自己実現への欲求。
アレは目的ではなく手段だった。

過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。