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継続の鬼。と言ってもゆるい鬼。

継続は力なり。継続していくことで力がつくという意味かと思っていた小学生のころ、継続していくことそのものに力がいる。だから続けていくということに価値があるのだ、と担任の先生から教えてもらいました。

社会人になってやめることの勇気や決断の重要性も痛感する中で、続けてきたことで得たものは大いにあるなと思います。


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例えばハンカチのアイロンがけ。
扱いがラクなタオルハンカチではなく、アイロンをかける必要のある、“扱いにくい”ハンカチを好んで毎日使っています。もともと母が好きで、私も自然と使うようになりました。

洗濯してアイロンをかける日曜夜、翌日以降の精神統一のような時間。

ハンカチは部署異動や昇進時にプレゼントでいただいたり、自分へのご褒美で買ったりと節目節目で増えることが多く、入社してから思い出ハンカチと名付けたハンカチは50枚強。

アイロンをかけてピシッとした気持ちで収納ボックスの左端にしまい、一番右側から毎朝取ってバッグに入れます。
そのハンカチ1枚1枚にエピソードやその人との思い出があり、毎朝手に取ったハンカチでその時のことを思い出したりエモい気持ちになったりすることも。

世の中的にエアハンドタオルが使用中止になっている今、ペーパータオルも手軽ではありますが、資源を大切にしたいし改めてハンカチは自分のお気に入りのものを手元に置いておきたいですよね。

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例えばジェルネイル。
コロナで初めて緊急事態宣言になった時、ネイルサロンも休業となり行けなくなりました。

爪が柔らかいため保護のためにずっと続けているジェルネイルはプロにしか扱えないと思っていましたが、試しに買ってみたジェルネイルキットで実際に自分でやってみると1回ごとに上手になっていく感覚が楽しく、あっという間に1年経過。我ながらすっかり板についてきました。

そして自分で塗ったものを自分で剥がす作業もいいんです。1回あたり6~7,000円するネイルサロンだといちいちデザインも色の選択も慎重になってしまいますが、自分でやるとまた塗りなおせばいいという気持ちになれる。色の組み合わせやデザインにも気軽にチャレンジできるのがいいところだなと感じています。

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例えばオンライン英会話。
会社の福利厚生で一定の受講率をクリアすれば費用を会社が負担してくれるというもので毎日25分のレッスンを継続しています。(土日は休みがち。)

コロナでオンラインのコミュニケーションが主になる前からこのオンライン英会話をしていたので、英会話のスキル以上に、楽しい空気感の作り方や、ややオーバー気味に反応した方が相手と距離感を詰めやすいということを学ぶことができていました。英会話のスキルがまだまだなのが不思議。笑

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例えば運動。
ランニングやヨガやゴルフ、自宅での筋トレやストレッチは記録やスコアに派手さは全くないものの、のんびりと続けていることで結果的に心身ともに健康を保てているなと感じます。

無理なダイエットをして追い込んだりキツイ思いをしたりするのではなく、日常生活に少しずつ組み込むことが大事だなと。歯磨きをしながら、髪の毛を乾かしながら、Twitterをやりながら、お風呂が沸くのを待っているほんの少しの待ち時間など。

体重が大きく変わらずに、健康的な状態を維持できています。共通の趣味を夫や仕事仲間、Twitter仲間と楽しめていることもプライスレス。

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そして例えば食生活。
食べることもお酒も(特にビールが)大好きな私は、上記運動とともに、食生活も気を配ることでよい習慣を作れているなと思います。

その時のブームに乗り、今はオートミールやプロテインから、普段の食事でとり切れない栄養素なども効率的に取り入れています。料理そのものも好きなので、ステイホームが長くなった今、レシピサイトや動画を見て学んで試してみるのもまた楽しくて。

ちなみに、以前入院したときは病院食を味わいつつ味付けやレシピを想像して食べていました。変に意識が高い。笑 退院後に美味しかったものを自宅でも再現してみて、ちくわとはんぺんを使ったレパートリーを増やすことができました。


継続できていることをこうやって書き出してみると、どれも頑張ってやっているというより、楽しみを見いだせちゃったり生活に組み込めたりしていることで続けられているなと感じます。

Twitterもnoteもまさにそうで。三日坊主という言葉がありますが、物珍しさや緊張感がなくなって継続できなくなるなら、三日坊主を何セットも続けるつもりでやるといいというのもどなたかの教えで常に頭の中にあります。

継続ができないことにげんなりするのではなく、三
日坊主になってもいいからまた始める。そしていつしか生活の一部になったり当たり前の日常になったり。

そういう“ゆるい継続”の仕方もあるのではないかなと思います。このnoteもなんとか月に1回更新している継続の一つ。細々と、ただ楽しみながら、これからもゆるく継続の鬼をやっていこうと思います。

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