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アラ環女性の婚活~64歳で婚活を開始した女性の告白1

noteを再開します!
コロナの影響で仕事に大打撃を受けた私は回復しようとライター業に必死で、また生活を支える仕事に追われていましたが、
本日「個人の力を強くしなければならない」と痛感する出来事が生じました。
個人の力とは何かーーー
それを語ると長くなるので、一言でいえば自分の力を発揮できるジャンルに力を入れること。初心に戻ってさらにパワーアップすることを決めたのです。

恋愛コラム受難の時代

また恋愛コラムや記事は受難の時代に突入したということも感じることが多くなりました。
今やだれでも知っている大手配信会社の「ニュースサイト」では、web記事を各媒体とバーター契約を結んで転載していますが、ニュースサイトの意向が重視されるため、
恋愛のエピソード少なめで、データーや学びを多くという規制があります。
そのためとてもつまらない内容の記事が多く、恋愛というエモーショナルの世界はだんだんとweb配信から遠ざかっていっています。

恋愛の面白さの一つにワクワクドキドキがあります。喜怒哀楽に富み、時には人の心を揺さぶるような衝撃や感動、ほっこりとなる愛情の温かさなど、恋というハプニングと、愛という永遠不滅なテーマを合せた恋愛はまさに人の人生に影響力を与えてくれます。
それを様々な手法で表現することもまた書き手にとって楽しみに一つなのですが、恋愛を「ニュース」のような切り口で、データーや理屈をこねくるまわす読み物は、チャーミングさから遠ざかっていきます。つまりまったく面白くない読み物になってしまっていると感じています。

そこで私は自分のブログで、時にはワクワクドキドキしたり、時には一緒に悩んだり、解決の糸口を見つけたりと、書き手の私と読者、時には取材者やネタ提供者と一緒に恋愛を関挙げていけたらいいなと初心に戻ろうと思いました。婚活の記事ももちろん、書きたいですね。事例を盛り込みながら。

事例はその人の心情を行動によってリアルに伝えることができるという観点から必要だと私は思っています。
ネット記事ではもはや事例を挙げながら考察するという方法が難しくなっているからこそ、私は自分の手法に自信をもって皆さんに届け、一緒に考えて行けたらと思っています。
これまで通り、様々な女性たちの恋愛や婚活、結婚を書き続けたいです。

アラ還でも恋も婚活も。婚活が増える理由

ブログ再開、第一回は「アラ還女性の恋愛~64歳で婚活を開始した女性の告白」です。
ニッチな内容かと思われますが、恋愛という普遍的なテーマに、年齢は関係ありません。
コロナ禍で婚活を開始しようした女性は、著名な鑑定士のもとで婚活のゆくえを占ってもらったそうです。
鑑定士に観てもらうというのは、藁をもすがる思いの証。
というのは、20代や30代のようにアプリで婚活するのは怖いという理由があり、婚活の方法を思い悩んだ末の相談だったといいます。
アラ環で婚活?と不思議に思う人も少なくないかもしれません。でも思い立ったら吉日とはどんな場合にも当てはまります。年齢は関係ないということを、この女性から私は教えてもらいました。
ではアラ環女性の婚活とはどのようなものだったのでしょう。

それを語るうえであるデーターを挙げてみましょう。
2年前に私は小学館「8760」という女性サイトで「50代女性の恋愛症候群」というテーマで執筆しました。
https://8760.news-postseven.com/88373


令和2年の結婚に対する国勢調査

令和2年の結婚に対する国勢調査によると、女性は「30~34歳」までの間に結婚している「有配偶者」の割合が最初のピークを迎え、そのあとは40歳まで緩やかな上昇、40代以降はほぼ横ばいになり、その後上昇しながら「60~64歳」で再びピークとなるのです。

意外なデーターに、私も驚きました。
でもアラ還世代にとって、婚活は身近な問題だということを告白してくれた女性のリアルな婚活体験談から、見えてくるものはミドルエイジの生きざまに婚活が重なってくること。

告白の女性を、「華さん」と呼びますね。もちろん仮名です。
華さんとはコロナが収束していった頃、参加したある会の隣の席だったことがきっかけで、帰りの電車で「これから婚活をする」という打ち明け話をされたのです。

華さんはアラ環に見えないほど若々しいのは行動力があるからです。しかもとても前向き。クリエーターの仕事に生きがいを感じているものの、パートナーと一緒に生きていきたいというのが、華さんの婚活の動機です。
動機を深堀した方が良いのではないかと感じましたが、それよりも行動すると決めた華さん。
華さんの「これから婚活する」には、不安と期待が入り混じっていましたが、私が心配になったのは、結婚相談所を婚活の方法に選んだ理由です。

有名な鑑定士から「吉方向の結婚相談所を選びなさい」

実は華さんはアラフィフ時代にも結婚相談所で婚活を経験。「自分には結婚相談所は合わない」とわかったつもりでしたが、
「有名な鑑定士の方から、吉方向にある結婚相談所にしなさい」とアドバイスされたというのです。
吉方向にある結婚相談所―――私は思わず「大丈夫ですか?」と華さんを心配してしまいました。

病気は医者次第、そして結婚相談所での婚活は仲人次第。
キャリアや実績から的確な判断をし、本人に寄り添いながら、時には厳しいことを言うけど、それは愛情の証
なのだということを、取材したカリスマ仲人や個人で活動している婚活コンシェルジェから学んだことでした。
キャリアや実績だけでなく、人間力も必要です。もちろん相性もありますが、プロの仲人を選ぶべきです。
ところが華さんは「吉方向」にこだわって、仲人を探していました。
著名な鑑定士の言葉を信じて。

いじらしくも吉方向にある仲人探しに奔走する華さん。
ところが残念なことに私の嫌な予感が的中。
華さんから届いたLINEには、とんでもない仲人の存在を知ったからです。

※華さんの告白を一部リライトしています。


アラ環女性の婚活~64歳で婚活を開始した女性の告白
1仲人探しの受難 華さんの告白1

知人女性の紹介で最初の仲人候補の方と3月にカフェで面談。
吉方向にある結婚相談所のアラフィフ女性はバツ2でシングルマザー。
IBJを使った結婚相談所を3年前からスタートした理由が、「婚活に疲れた女性達を癒したい」とフットマッサージルームのある結婚相談所を開設する予定だそうです。
その前に結婚相談所をスタートしたそうですが、会員の数を聞いてもはっきり答えませんでした。
また私がアラ環と伝えると「(結婚相手は)70代や80代だね」という発言にドン引き。
さらにプロフィール用の写真を見せたところ、「自然光で撮った方がいい」とさかんにその人の知り合いのカメラマンを押します。
撮影すると婚活のスタートが遅れるので、早く婚活したい私は「この写真でお願いします」というと「断られ続けたら、写真を変えましょう」と真顔で言ったのです。冗談かなと、その人との面談が終わってから、いつものコスメショップで買い物をした際に、「実はこんなことがあって」と打ち明けると、ショップの店員さんが「えええええ~ひどい!」と声を震わせたので、酷い出会いだった」とやっと気づきました。


結婚相談所にはプロの仲人と、ド素人の仲人の2種類しかいません。
ド素人の仲人の特徴は、華さんの事例からはっきりわかりますね。
キャリアが少ないことはもちろん、相手に寄り添う姿勢がないことや、「断られ続けたら」などネガティブな言葉を平気で言います。
良縁に恵まれるのは、言霊の力も大いに必要です。そのため敢えてその人を下げるような言葉を連発する仲人はやめるべきです。

また私がこの仲人をド素人だと感じる大きな理由は、自分の良さや強みを仲人としての個性に還元できていないこと。
2度も離婚したのだから、結婚の酸いも甘いも十分知っているはず。ネガティブな言葉は、その人を心配してからだという愛情が全く感じられないと華さんが言うように、何も考えていないのでしょう。
華さんは良縁をもたらす人ではないとわかると、すぐにそのシングルマザーの仲人を断ったそうです。


1仲人探しの受難 華さんの告白2

吉方向で探しても、結婚相談所はなかなか見つからなくて、、、
ある朝、シャワーを浴びていたら、「ブログで探してみる」と閃いたので、ネットで探すと、吉方向にある結婚相談所の仲人が「入会金無料」で、しかも元ウェディング関係者だったことから連絡して、オンライン面談をしました。
「結婚は良いもの」という考え方が気に入ったので、リアルで会うことにしたのですが、都内からその仲人が住んでいるところまで2時間ぐらいかかり、しかも電車が遅延したので、遅れて到着すると、「次の約束があるから」と30分ぐらいで終わりました。

入会するつもりでいたのですが、やがてもっとしっかりと話し合いをするべきだったと後悔しました。
まずこの個人仲人はキャリア2年だったこと。
さらにプロフィールの推薦文があまりにも短すぎて、料理が得意なことと、仕事を頑張るという2点のみ。
修正をお願いしても、訳の分からない理由で修正してくれないのです。
そのためいかにもマザコンという男性からの申し込みが一時殺到してしまいました。


吉方向にある個人仲人もIBJを使うという婚活。
入会金が無料だからという理由で、月会費を3か月まとめて払うことを要求したそうです。
月会費は1万5000円。高いですね。1万円が相場のはずなのに。
華さんは初回で45000円を振り込みました。

ちょっとこれ、得なんだか、損なんだか、わからない。でも明らかに「縛り」のある料金設定です。


1仲人探しの受難 華さんの告白3 
私が年下好きと打ち明けると、「IBJにはたくさんの会員がいるから、年下にも自由に申し込むといいですよ」
とリアル面談の時に口当たりの良いことを言っていたのですが
やがて婚活が進んでくると、70代を推すようになりました。
しかも婚活5か月目に「IBJは男性が4~5歳下の女性と成婚する確率がダントツ」と言って、じじい世代の初老男性を推してきたんです。
その後も次々と信じられないことの連続でした。


婚活するだけでもストレスが溜まるのに、華さんは仲人のことでもストレスフルになっていきました。
さらに結婚相談所で見合いした男性たちにも驚愕の連続だったと言います。

そのことは次回にでも、また。続きをお楽しみに!

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